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マーガレットの機微


話題:ONE PIECE


女ヶ島篇でルフィに関わったもう1人の女性と言えば、マーガレットですね。

ハンコックは恋と言う名のウイルスに見事にハマってしまいましたが、マーガレットもけっこうイイ線まで行ってたような気がします。

ビブルカードの在処を知る為にさらわれた時、初めは警戒していたものの、ルフィのペースに巻き込まれ「情が移るといけない」と言っていましたし、石にされて戻った時にはルフィが命懸けで戻してくれた事に感謝してました。

更に宴会でルフィが女たちから逃げる時、ルフィをいざなってニョン婆様の所に2人っきりで案内しています。

此処まで来たらフツー惚れるだろ!?ってぐらいな勢いですが、マーガレットの描写はそこまでで終わっています。

また2年後にルスカイナ島に迎えに行ってルフィに話し掛けた際も、普通にルフィに話し掛けているように思えます。

これは、圧倒的に男性との接触不足が原因と思われます。

ハンコックは良くも悪くも「男」の存在を知っていたため、野蛮な一面も、頼りになる面も経験として知っていました。

そして自分の美しさに見惚れる愚かな男が大多数を占めていた中、自分の美しさ(外見)では心を動かせない、しかも恩人と同じく天竜人を殴ったルフィに自分の全てを晒した事で、一気に恋に落ちてしまったものと思われます。

マーガレットはと言うと、初めて見た男がルフィで比較対象が他に無く、男としてより人間として見てしまっているのでしょう。

恋愛感情より、友人として捉えてしまったのですね。

2年後のマーガレットは九蛇海賊団の船に乗り、外海に出てこれからいろんな男を見て行くでしょう。

そして経験を積んで行く事で、もしかしたらルフィに抱いていた感情が友情とはちょっと違う気持ちだった事に気づくかもしれません。

その気持ちに気付いた時、マーガレットはもっといい女になり、いい恋をしてくれる事を願っています。
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