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タイトルなし


金切り声さえ美しかったんだ。大層な嘘吐きだったのだけれど。

 


大切な話があるんだよ。それとくだらない話があるんだよ。
綺麗な写真があるんだよ。乱雑な絵があるんだよ。
思い出の本があるんだよ。古い詩があるんだよ。
忘れない約束があるんだよ。過ぎてしまった出来事があるんだよ。

君の好きな僕がいるんだよ。君の嫌いな僕がいるんだよ。

タイトルなし


痛みを遥かに凌駕する安らぎなんてものはなくて、それとこれとはどこまでいっても別物でしかあれないのだ。そうでなくてはまるでそこにあった砂で穴を埋めるように、君のくれたものを消費してしまう。
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