スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

タイトルなし


きっとね、本当に朧気なのは思い出なんて遠いものじゃなく、今ここから見える君の横顔、そこまでの距離なんです。

タイトルなし


くだらない話なら任せてよ、何百だって話してあげる。
何百、何千話してみれば、ひとつくらいは君が笑えるものもあると思わない?

タイトルなし


薄く膜を張った夜空の向こうにはたぶん、目を閉じた魚が息をしている。地平線を溶かした海の底ではきっと、昨日の星が砂に手を広げている。

タイトルなし


触らないでよ、今ちょっと感傷的な気分なの

タイトルなし


そう、僕はただ君に慰めのつもりで花を贈ったのだ。もう泣かないでと言いたい、けれどそれを言っても良いのか、僕には分からなかったから。だからせめて笑ってくれたらいいと思ったのだ。けれど悲しいかな、あの花は幾日経っても枯れない。

(君のかなしみを吸い上げた花の手折り方など、僕には分からず)
prev next