世界の半分はいらないから
も一度 名前を呼んでほしい
破壊の音だけ聞いてきた耳
貴方に 膜を揺らしてほしい

多分はじめから決まってたんだ
運命 何より嫌いだった
今なら少しは愛せるだろか
奇跡を 連れてきてくれたとか

貴方の生きる世界のために
さよならが言えるなら
寂しくはない 寂しくはないよ
ただ少し涙がやまないだけだ
遠く 遠くこの空の彼方まで
翼を広げて それだけ
暗闇だって怖くない
この胸が明るいから


【冥王】