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タイトルなし


少年は足を止めて
思い出したように訊いた
「僕を埋める場所を
誰か知ってやないだろか」

タイトルなし


泣かないでオルゴール
螺子を巻く人はいなくても
夕闇に暮れる街から
今日も烏が飛んでいく
泣かないでオルゴール
擦りきれた音を響かせて
閉じていく夜の隙間で
最後まで奏でていて

タイトルなし


僕は君の目のなかでだけ、優しくあれればそれでいい。

タイトルなし


睫毛と睫毛を触れ合わせたこともないくせに、すべてを分かっているような気になって
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