話題:ドラゴンクエストシリーズ

第三十二話

どうやら疲労のピークに達したらしく、目覚めたらドゥルタ郷のベッドで朝を迎えていた。

外に出ると、以前のふっくらしたじーさんの姿が。

おかゆを食べて元に戻ったらしいが、おかゆがスゴいのかじーさんがスゴいのか。

じーさんを再び仲間にしドゥルタ郷に別れを告げ、さあ今度はどこに向かおうかと思ったが、大樹崩落の影響でメダチャット地方の崖が崩れて通れるようになったので、メダル女学院も気になるし行ってみよう。

メダ女は大きな被害を免れたらしく、建物や生徒たちに被害がなかったのはよかったねぇ。

うーん、じゃあ今度はプチャラオ村方面の様子を見に行くかと橋を渡ったら、モンスターに襲われてるオッサン発見!

オッサンかよ、でも助けるかと踏み出したその時、何やら明るいリズムと共に羽根を付けた集団が現れた!

あれ!?中心にいるあの人、シルビアのアネキじゃん!?

鮮やかな剣技でモンスターを倒しオッサンを助けたら、ワイに気付いて抱き付いてスリスリしてくるアネキ相変わらずだな。

今は暗い世の中に笑顔を届けるために世助けパレードを開き、志を同じくする者(オネェ)たちと各地を回っているらしい。

シルネキはワイに世助けパレードのボスになって欲しいと言うので快諾すると、羽根衣装を渡してくれたので早速着替える。

着替えたけど、ワイは別にソッチ側じゃないわよ!

助けたオッサンはプチャラオ村から来たと言うので送ってあげることにし、村に到着すると、以前の活気がまるでない。

世助け隊と手分けして話を聞くと、魔王のしもべがいちばん大切な人や物を差し出せば、その者たちの命は保証しようと言ったのだが、結局裏切って奪い去ってしまい、意気消沈していた。

よーし、そうとなればアタシたちの出番よ!って事でアジトにしている南の洞穴に向かい、世助けパレードれっつ、ごー!

アジトに着くと魔王のしもべがいて、アナタの一番大事ものを差し出しなさい、って言うのでじーさんのピチピチ☆バニーちゃんを差し出そうとしたが、シルネキがうまのふんを渡してザマァみなさいっ!
アンタにお似合いよっ!

しもべは不意打ちをしたが新たな力とシルネキを得たアタシたちの敵ではなく、見事に成敗。

捕まってた村の人たちも解放された。

村に戻るとみんなが感謝と笑顔が広がっていて、ああ、シルネキがやりたかったのはこういう事なのね…と思っていたら、アナタが魔王を倒しに行くなら、アタシも付いて行きたい!って言うのでコッチからもお願いしたいわっ!

ただその前に、世助けパレードのメンバーたちには過酷な旅をさせられないので、ソルティコの信頼を置ける人に預けたいって事になったので、わかったわ、ソルティコに行きましょ♪