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ジョージ・ジョースターその2


話題:ジョジョの奇妙な冒険


ジョジョ展の前に読み終わろうとしたが、内容がチープすぎて苦痛で読む気すら失せていた舞城王太郎著の「ジョージ・ジョースター」。

vsJOJOの名に偽りなく、JOJOに真っ向からぶつかって行く気合いが違う方向へ進んでおかしな具合になっている。

チープ、正にチープ。

異世界ジョージの推理やトリックが脳みそだけで考えた感が丸出しで、「オレってこんなに複雑で入り組んだトリックを考えてるんだぜ!」的文章が説明くさくて話の流れをいちいちせき止める。

露伴が白クマの剥製に気が付かなかったのは百歩譲って良しとしよう。

それを証明する為に染められたら白クマの毛をカミソリで剃る…ってどんだけキレイに染められたら部分の毛だけ剃ったんだ?

そもそも毛を剃ったら毛による光の反射の説明も矛盾するじゃん。

チープ、あまりにチープ。

本筋である方のジョージ編も今の所読み応えのある部分が無いどころか、棺でのエリナとDIOの部分もこの作家の見解では、って事で読んでも違和感がもの凄い。

この作家独特のクセのある語り口も読み辛く、コレがまだ半分以上も残っているのかと思うと辟易する。

チープ、何はともあれチープ。

一応、最後までは読んでみようと思うが、これほど楽しみの無い作品も珍しいな。
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