2016-3-7 23:09
キンプリ
『KING OF PRISM』
人様の感想をお借りすると
訳が分からないのに謎の爽快感
清々しい疲労感
考えるな感じろ
考えることを放棄できる
なんだそれは?とふんわりした認識で観たキンプリ。ストーリー重視の人が見たら思考回路ショートするのでは?と思えるほどの謎のスケールわけ分からなさ。
以下雑感。
初っ端からなんで自転車なん?お前は何を見たの何を感じたの?なんで全裸なの?今の流れでなんで二人乗りダメなんてまともなこと注意して…ん……
で、色々放棄します。見終わった後に押し寄せてくるからそれに委ねるだけ。観てる間は謎の高揚感でした。
ヒロコウジの友情そしてもつれ、そして和解を3分クッキングのように物凄くテンポ良くわかりやすくまとめる謎の技術。
そんな中、エーデルローズに敵対してそうな勢力シュワルツローズで間者やってそうな十王院カケルさんと心が射止めた。
シュワルツにいるのにあきらかに総意に染まって無いじゃんこの子、自分が楽しければいいパターンか、裏切りかやりそうだよねイイじゃんイイじゃん、どうせ人を観察対象とか本能から一歩引いたところで深く干渉しなようなポジションはるつもりでしょ!カケル<「やっほー、あっちの機械ウチの財閥が資金援助してるから様子観てきたー」はっっっええよ!!そこはもうエデロには戻れないとかお前の居場所は俺達の処だとかそういう胸熱な展開で攻略されて戻ってくるポジションでしょ!このライトな行き来!凄い、斜め上すぎる。でも確かに上映時間1時間でやるにはそんな尺ないわな。
ギリシャで電車でエデロ、大きく世界に輝けスタァ。別れありつつ、新しい星が生まれつつ皆笑顔にED!あ、あれ?何この次回予告?次回作、あ、無い?…あ、続かないんですか…?蒼井くん、歌って、たけどな…予告風までが今回作品ですか。
どうしてだか続きを求めたくなる、そう脳内に呼びかけられている、そんな作品でしたキンプリ。