加工していない冷凍かにだとかなり大きいので、手間をかけずに解凍したいと考えるでしょうが、せっかくのおいしいかにがもったいないので解凍は十分時間をかけましょう。
かにを上手に解凍するコツとして第一にやるべきことは冷凍庫からすぐに室内に出さずに冷蔵庫に入れて解凍することです。
冷蔵庫の温度が魚介類の解凍には最適なので、しっかり覚えておいてください。
活かにをさばいてみましょう。
洗って汚れを落とし、30分水に浸します。
軍手を両手にはめたら、最初に腹の三角形部分を外し、要所の関節に切れ目をつけます。
次に甲羅と半身を離します。
両手で持って、一息に半身を外します。
胴に残った黒い部分を取り除いて、やっと現れたかに味噌を取りのけます。
脚を外していき、長さも食べやすくします。
食べるときのために、切れ目も入れましょう。
殻を薄くそぎ取っておくと、食べるときに楽です。
一度やってみれば、きっとコツがわかってくるでしょう。
おいしいタラバガニを選んでいますか?まずは、雄を選んでください。
雌は産卵に備え、栄養分を卵に送っています。
タラバガニを食べる目的とも言える脚の身に栄養が回っている雄の方が圧倒的においしいのです。
これも通販では難しいですが、甲羅の中央部にある突起の数に注意してください。
6個並んでいれば、タラバガニに間違いなく、もし4つしかなければ、それはアブラガニで、タラバガニと信じて買わないでください。
ガザミもイシガニも、実はワタリガニです。
一般に出回っているかにの中ではどうしても脚の細さが痛いところですが、味噌はどのかににも勝るとも劣らず好きな方には堪えられません。
あちこちでとれるかにで、お値段も手頃なのでかに味噌好きが十分満足するには一押しと言えるでしょう。
一人で何匹も食べられる大きさで和洋中、様々な料理に使われているのです。
ご家庭で活蟹を捌く場合、いくつか注意すべき点があります。
蟹は腹の側からさばくので、まずは腹が上になるようにまな板に置きます。
「ふんどし」と呼ばれる、お腹の三角形の部分を引き剥がします。
割と簡単に剥がれます。
お腹を割るのには包丁の手元の部分を使います。
腹の切れ目を支点に、手で折り曲げるように足を胴体から外します。
ここで忘れず、エラや薄皮を指で外しておいてください。
これらは食べられません。
蟹の醍醐味である蟹みそは、甲羅の内側に入れておくといいです。
最後は、食べるときのことを考え、包丁やハサミを使って脚を関節部分で切り離しておき、包丁で表面に切れ目を入れて、身を取り出しやすくしておくのが上手な調理の仕方です。
ズワイガニがあれば紅ズワイガニはいらないともっぱらの評判ですが果たしてどうでしょうか。
これまで食べた紅ズワイガニはどれも味がよかったとは言えなければ今までおいしい紅ズワイガニにあたったことがないためでしょう。
本当のところ、新鮮な紅ズワイガニならおいしいということを知っておいてください。
新鮮な紅ズワイガニは手に入りにくいので素直においしいと言われにくいのでしょう。
通信販売で蟹を購入した経験をお持ちであるとか、知人が買っていたとかいう方もいるでしょう。
しかし、生鮮食品を通販で取り寄せるというスタイルに関しては、なんだか半信半疑な人もいるかもしれません。
少し前であれば、本当に質のいい蟹を通販で買えたという話はほとんど聞かれませんでした。
ですが、ネットが広まった今では、ピチピチした産地直送の蟹を色々なお店から通販で買えるようになりました。
蟹にも、獲れる地域や品種によって、様々なブランドがあります。
それぞれに味が違い、個人によって好みも色々ありますから、蟹通販を利用して蟹を購入するときには、蟹の種類や呼び名、その特性を知っておくことが必要だといえます。
色々な蟹がある中で、よく人気の品種と言われるものとしては、まずタラバガニやズワイガニが挙げられるでしょう。
蟹を選ぶ際には、大きさや新鮮さに注目する人が多いようです。
蟹通販にもデメリットがあります。
それは何かというと、蟹をじかに見て選ぶことができないということがまずあるでしょう。
実際のお店であれば、蟹の新鮮さや身の詰まり具合も確認できますし、買いたい蟹の身を味見させてくれる場合もあります。
蟹の茹で方、塩加減などでも味が変わってくるため、色々なお店の中から、特に好みの味付けのところを探す人もいます。
ですが、蟹通販でそれは難しいですよね。
蟹通販は確かに手軽で安価ですが、一方ではそうしたデメリットもあり、一長一短といえます。
一般的に、かにの身といえば脚肉でしょうが、奥の深い味と言えば、かに味噌でしょう。
味噌がおいしいかにとして知られているのは、毛蟹を推す方が多いです。
味噌は独特の香ばしさで、たまらないおいしさですよね。
もう少し手頃なお値段でかに味噌を味わいたいなら、ワタリガニを勧める方もいます。
一回り小さくはなりますが、しっかりした味の味噌ですよ。