画像差し替えました

フィル、こうなりました。

サイトのキャラ紹介画像ですが、フィル20歳の画像とユミナの画像を差し替えました。
今後しばらくはフルスロットルのキャラクターの紹介画像差し替えがメインとなる予定です。まだ線画すら完成していませんが!

フルスロットルのキャラクターは普段と絵柄や塗りやらを変えようとしてみましたがあまりそうなりませんでした。

一次創作小説「決戦」B

一体何を言っているのだろう。男の紡ぐ言葉はケトルの感覚の埒外にあった。

「そこかしこで倒れている、護衛の役目を果たせなかった役立たず共もそうだ。その人生を、私が有意義に使ってやったのだ」

ケトルは彼等に思い入れがあったわけではない。だが、あまりに高圧的な物言いに込み上げる感情があった。
思わず叫ぶ。

「そこまで沢山の人達を利用して、お前は一体何がしたいんだ!?」

男は事も無げに返す。

「魔術の深淵も知らない小僧に私の願望は理解出来まい」

「何言ってんだ! 同じ魔術師同士でも理解されなくて破門されたクセに!!」

男の表情にはっきりと苛立ちの色が見えた。

「……ああ、そうだとも。彼奴らは私の研究を人の道に背くとした。だが大いなる力の探求に犠牲は付き物だと、何故解らない? 人の世の法則を超えた領域に至るにあって人道は不要! 魔術は『超常を操るすべ』だが、私の目指すのは『超常を統べる法則』すなわち『魔法』である!!」

一次創作小説「決戦」A

ケトルは祭壇に目を戻した。松明を受けて少女の裸身が朧気に浮かび上がっている。死んでいるのかもしれない――ケトルの背を悪寒が走る。思わず叫んでいた。

「ミーナは? ミーナはどうなったの!?」

「心配せずとも――」

男の仕草はどうにも芝居がかっていてケトルを苛立たせる。

「プリンセスは生きている。妖精界の扉を開いて疲れているのだろう。……元々意識は失っていたのだがね」

「どうせおまえが意識を奪ったんだろうがっ!!」

当推量だったが、どうやら当たっていたらしい。男が髪を掻き上げた。

「……だったらどうだというのだ? 彼女が自らの意思であそこにいることの方が重要だろうに」

「それはっ……!」

ケトルは歯噛みする。自分が強ければ、あの時ミーナに命乞いなどさせなかった。
無理して微笑もうとした彼女の表情を思い出す。
剣の柄を握り締めた。強く、強く。

「それに、只生きて死ぬだけの生を、私の目的の為に使わせてやったのだ。感謝して貰いたいくらいだが?」

「なんだと……」

一次創作小説「決戦」@

ケトルは何が起きたのかわからなかった。
まず、床の窪みに流れ込んだ水が不思議な模様を描き、ドームの天井が開き、月光と共にピリピリと冷えた空気が辺りを満たした。そしてテロルがあのローブの男に雷を落とし――炸裂する光と音の奔流にケトルは思わず目を瞑り――再び開けた時には、テロルが吹っ飛ばされていた。

「はは……」

ローブの男は笑っていた。

「ははは……」

笑い声は徐々に大きくなり、哄笑へと変わる。

「はははは! 素晴らしいな、力というものは! 元々私が有する魔力は雷火の魔女よりも劣っていただろうが……それが、どうだ! 異界の魔力を得て、その差は大きく逆転したのだ!!」

「テロル! さっきまで余裕ぶってたのにどうしたんだよ!?」

「……うっさいわねー」

テロルが土埃を払いながら立ち上がった。

「間に合なかったのよ。あたしの術が直撃するより先に、儀式の準備が整った。エラムは異界の門を開き、異界の魔力を己のものとした。で、あたしの術をその膨れ上がった魔力で弾いた……ってところかしら?」

「良い読みだ」

男のローブが風にはためいている。風は男の体から生じていた。溢れる力が風の様に渦を巻いているのだ。

サイトを更新しました

昨日ですが、このブログに載せた落書きをまとめました。

最近絵を描いていないような気がしましたが、去年よりはまだマシでした。というよりも去年が描かなすぎました。

毎日暑いからか、可愛い女の子を描きたい気持ちと水棲クリーチャーを描きたい気持ちが交互に来て困ります。
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