気に入らないと、すぐに卓袱台をひっくり返すようなチンピラくずれと、
『あの人は、卓袱台をあたしに当てないように投げてくれるやさしい人です』
とか言うような元アバズレの夫婦(ただし内縁関係)の4コママンガ。
おもしろくて、ヒサンで、しょーもねーなーと思いながら、最後は号泣しているという、4コママンガのくせにすごい寝技を仕掛けてくる作品ざんす。
加藤浩次が、前に『スッキリ!』で、めちゃめちゃおもしろいと言っていたのを思い出して買ってしまった。
元アバズレの奥さんの幸江さんは、けっこうわたしに似ている。
後半は、幸江さんの、長い長い、ブレイクスルーの物語になってゆくのだけど(4コマなのに)、
もしもこの本を一年前に読んだなら、わたしは幸江さんを憎んだと思う。
なにが幸せなのかは、外側からは、誰にもわからない。
幸せを、単色の塗り絵のように話す人とは、わたしは口もききたくない。
昨日読んだ、歌舞伎町だかのスカウト?の人のブログがおもしろかったのに、さっき見たらブログの登録を抹消してしまった模様。残念無念。
どんな現実も、考え方も、その人が選び取った結果であることよなあ、
と、そのブログを読んで、深く噛みしめたりりこです。
その人のブログに、女子のランクづけの説明がしてあり、へえーと思いながら読んだのですが、彼がCランク(クズ)と捨てる女達は、マニアックな趣味を持つ人達によって、別のヒエラルキーに構成され直される訳で。
だから女子は、自分をきっちり見つめてみれば、必ずどこかのヒエラルキーの頂点に立てるはずだっ!
て、夢があるのかないのか、よくわかんない話ですが。
いろんな趣味嗜好によるヒエラルキーは、無数に存在するわけで、すげーな、なんか銀河系みたいな話じゃん。
と、軽く感動すらしてしまいます。
わたくしの一週間のご褒美ドラマ『絶対彼氏』を見終わりました。
ふう、また来週まで、頑張って生きよう。
不毛な買い物かもしらんが、理想の彼氏ロボットが本当にいたら、世間の女子のブス率は下がるかもしれんね。
『好きだよ』『きれいだよ』
って、理想の男に毎日言われてたら、まずは心が潤うじゃん。
勘違いからでも、自信あってこそのモテ、即ち吸引力だと思うので。
‥‥‥いや、もしかしたら、逆にものすごく弛緩しきって、だらしなくなっちゃう可能性も捨てきれんな。
毎日同じ服着てても、脂肪ぶよぶよ体型になっても、誉めてくれるんだろーしさ。
ううう、わたしには、危険なアイテムだわ。