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眠れなくなる本の話。





オカルト好きのビビり上手とは、わたくしのこと。


ここ数年、夏になると、本屋で『新耳袋』を立ち読みして、心胆寒からしめて涼を得るというマインドクーラーを絶賛採用中です。


この『新耳袋 殴り込み』は、本家『新耳袋』にて語られる、オカルトの現場の突撃取材レポート。
わたしが世の中で一番怖い怪談だとバビッている、『山の牧場にまつわる10の話』の牧場にもたどり着いている。


でも、この本の中で、一番不可解だったのは、電車でちんこを揉み合う、中学生男子2人の話でした。


めんどくさい話。


友達の好きな男子の顔を見たので、軽い気持ちで友達に


『彼、可愛い子じゃん』

と言ってみただけなのに、

『喰うな!』『手を出すな!』


と、やたらに威嚇されております。



ただの社交辞令かつ、自分の恋心に素直じゃない友達へのからかいのつもりだったのに、

『喰うな!!』

て、なんだよおおおー。


あたしって、そんなに男にだらしなさげ?



( ̄_ ̄;)



つか、自分が煮え切らないくせに、所有権を主張するとは、カタハラ痛いざます。


『男の子って、気分の切り替えは早いよ』


と、意地悪なメールを送っておく。


ふん。

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