夜中に目が覚めて、つけっ放しのラジオから流れていたのは、童話の朗読でした。
それも、『幸福の王子』。
ツバメが死んでしまうくだりが、絶望的に悲しいので、わたしは底抜けに大嫌いです。
この話には、続きがあって、
ツバメが死んで、王子が溶接炉に入れられた後、天使は彼らの魂を天国に運び、ツバメは極楽鳥のように天上を舞い、王子は黄金の国で、神を讃え続けることを許された。
だ、そうです。
ツバメはともかく、王子はそれで幸せなんでしょうか。
神様って、ミケランジェロの『天地創造』を見る限り、メタボなおじいなワケで。
ソイツに、
『よっ、神様!』
『いやんステキ〜』
などと、
『言わせてやるよ』
と、押し付けられるのは、わたしなら屈辱です。
せめて観音菩薩にくらい化けて出直して来いよ!!
話しはそれからだ。
と、童話のラストにケチをつけているうちに、寝てました。
よそさまの、恋愛ブログを読んでいたら、自分の頑張りが足りなくて、だめになったんだと悲しくなってきた。
わたしさえ、頑張っていたら、今もキヨーサタと繋がっていたかもしれない。
頑張らなかったから、
自分も成長できてないし、キヨーサタを支えてもあげられなかった。
と、書くと、馬鹿みたいだ。
しがみついたら、しがみついただけ、ブスになるだけじゃん。
しっかりしろ、りりこ!!!
ネットホストというものがありますが、
ネットM女というものは、いかがでしょうか。
て、言い出しておきながら、いったい何をするのか、サッパリわかりませんが。
チャットで
『鞭か!鞭がほしいのか!この淫乱雌豚め!ビシッ!バシッ!』
『あ、あ、ご主人さま、もっとおおーー』
とかやるんですかね。
アホやん。
つか、ネットホストがなにをするのかも、実はよく知らないわたしです。
ネット禅寺なんて、どうでしょう。
無言状態のチャットで、時折、キョウサク(肩を叩く棒っつーか板っつーか)の音だけが、響くという。
寝落ちしちゃいそうですが。
わたくし、好きな言葉は
女 の 敵 は 女 。
でございます。
てなワケで、今日やってた『花いくさ』とかゆう、祇園伝説の芸伎、岩崎峰子さんの半生を描いたドラマを、つい、見てしまったざます。
ドラマの下敷きは、
『岩崎峰子』という本で、著者が岩崎究香であると、ドラマのオープニングに流れたざんす。
きっと、娘さんかお孫さんかなにかが、幸田文が幸田露伴をエッセイに書いたように、偉大な母だか祖母だかの人生を、本にまとめたのね。
と、納得しながら見てたら、ラストに岩崎峰子本人が、おハイソぽいお紅茶を飲んでる映像がちらり。生きてたのかよっ!
29才で、祇園を引退、それ以来、岩崎究香と改めたんだそーです。
あのなああー!!!
大した女の話が、
究香という、ナルシズム満載な名前で、一気につまらなくなってしまった。
ナルシズムは誰にでもあるけど、川島なお美方面にだけは、迸らせてはいけないだろう。
ましてや、女のプロが。
そう思うと、
がっかりだー
と、ブログに書くつもりだったのですが、
書いてる内に、ナルシズムの補完というものが、おもしろいなあと思えてきた。
かなりソツのない、キムタクや福山雅治ですら、歌を歌い出すと、自制がゆるむのか、ナルシズムがムンムンしてくるもんなー。
それにしても、ご本人の、芸伎時代の写真は、すさまじくきれいでした。
目がパッチリしすぎてる人って、 和装がチャチに見えるから損ですね。