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戦う女について。


京劇のポスターを見て、ふと思う。



中国の京劇には、女英雄なんてのが、わりとよく出てくるのに、日本の歌舞伎などに、そういう『戦う女』ってのは出てこない。


静御前みたいに、敵陣に捕らえられて、尚『義経が恋しい』と歌ってみせる気概はあっても、
剣を取ったりはしないんだよなあ。

それに、静御前と同時代に、巴御前という人もいて、この人は木曽義仲に従って、一緒に戦ったらしいのに、あんまりこの人を扱った演目というのも聞かない。


日本人は、戦う女に、あんまり興味がないんだなあ。


儒教っつう、男尊女卑的な文化を共有する国同士なのに、なんだか不思議。
韓国はどうなんだろう。

そういや、日本人が大好きな『三国志』にも、戦う女は出てこないな。
『水滸伝』には、女傑が登場するようですが。
こっちは読んだことがないから、全然わかんない。


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