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恐怖の巻き道

前回より続く

涸れ沢を2つ通り過ぎたあたりからいよいよ高度を上げはじめました。

と言っても山にありがちな九十九折れではなく巻きながらもって感じです

岩を乗り越えた道あたりから階段も登場。
ふと前を見るとお父さんが小さい子供二人連れて休んでいました。

きっとお母さんは山嫌いだからお留守番しているんでしょうか

眺望のないコースですが、木々の間から見るとまわりの山と同じくらいの高さまでなりつつあります
そして大ダワ分岐に到着

ネットで調べると出てくる恐怖の巻き道があるところです

もちろん俺はそんな道に行けるはずもありません

それにしてもこの大ダワ分岐点なんですが、涸れ沢になっており、登山ルート自体が踏み後不明瞭です
いろんな方々がいろんな踏み後を残しており

また石コロだらけなのでよぉく登山道の先まで見渡して行く方向を見つけないといけないと思います。
遭難をするとまで オーバーに言うつもりもありませんが

このコースの中での懸念箇所であると思います。

大ダワ分岐を過ぎて更に高度を上げていきます

前半ユルユルだったのでここに来ての高度上げに少し戸惑います

それにしてもこのコース途中途中でのポイントが少ないため、今自分がだいたいどのあたりまで来ているのかまったく検討がつきませんね

続く

孤独との戦い

前回より続く

いよいよここからは初めて歩く道になります。

とは言っても延々と植林帯を歩くので大した変化はありませんけどね

人気の川乗山のコースの中でも一番歩かれない道なんですかね

前後にまったく人の気配がありません

人がうじゃうじゃいるのはかなりうざいですが

まったく人がいないのもさみしいものです

人間って勝手ですよね

それになんと言っても川乗山は奥多摩でも奥地にある山なんで

いつ熊さんに出会っても不思議ではありません
まだ晴れているからいいようなものの

曇っている時にこんな場所通るとかなり不気味に感じるかもしれませんね

いつもより必要以上に熊鈴を鳴らしながら歩きます
やはり単独ですから
必要以上に自分の存在を動物たちに知らせる必要あります

そういえば歩いていて自分の影を見てビビりました

山に慣れて静かな山歩きも好きなんですが

歩きをとめると熊鈴も鳴らないので物音一つしません

本当に山ん中で孤独を感じてしまいます。
多分山慣れしてない人とかを一人こんな場所に置き去りにしたら気が狂うか泣き出すかもしれませんよね

それにしてもこの道まったく標高を上げようとしてません

もちろん微妙には標高を上げているとは思いますが

ひたすら平行な道を歩いている気がします。

登山道で石垣で作ってある道に到着。

こんな山奥でこれ作るの大変だったろうに

この鳩ノ巣ルートはひたすら植林帯の狭い道なんでここまで来るのに休めそうな場所さえありません
一カ所だけ展望が開けてる場所がありましたが
それ以外はひたすら植林帯です

おしっこがしたくなり誰もいないので登山道脇で済ませているとかすかに人間の子供の声が聞こえる気がしますが

気配はまったくありませんこういう時って空耳なのかと自分を疑ってしまいます

本当に誰もいない登山道
聞こえるのは必要以上に鳴らしてる熊鈴の音だけです

続く
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