飛行船 眠る宇宙
覗き込む コップの闇
日が落ちて また昇って
星屑の居場所はない

このまま時間が途切れずに進んだら
千年なんてさ あっと云う間だと囁く魔

限りない夜を降らせてほしくて
「さあ、物語を」と口にしたら
箱庭に螺子巻いて 彼方だって
迎えにきてよ いくよ 約束だ