今晩和、木更津です。
ようやくハリポタ感想擬きを書けます(´∀`)-♪
所々木更津的妄想も含まれたりしますが、お気になさらず。←
この先は
ネタバレ注意です。
無知で無防備な状態で最終巻(未読)に体当たりしたいっていうハリポタファンは回れ右ッ!!
はい!それでは木更津が思ったことをダラダラと綴ります!
かなりの散文です!!←
まず、第一の萌え処!
さぁさ、『死の秘宝』をお持ちの方は55nを開いて10行目を見ましょう。
ダドリー
「あいつはどうして一緒に来ないの?」
一緒に行きたいって言えば良いのに!←
ハリーに対するダドリーの態度が初期に比べると大分柔らかくなってることが伺い知れますね。
まぁ、ハリーと一緒にいたら家を出る意味がないから叶わない主張ですが。
次、57n8行目から58nの最後にかけて。
一部抜粋。
ハリー
「僕なんか、粗大ゴミだと思われているんだ。でも僕、慣れてるし──」
ダドリー
「おまえ、粗大ゴミじゃないと思う。」
ハリー
「えーと……あの……ありがとう、ダドリー」
(略)
ヘスチア
「ただ、『ハリーは粗大ゴミじゃないと思う』って言っただけでしょう!」
ハリー
「うん、そうなんだけど、ダドリーがそう言うと、『君が大好きだ』って言ったようなものなんだ」
『君が大好きだ』って言ったようなものなんだ!!
ハリー自身にはそう伝わった。
つまり、今生の別れを前にして
ダドリーがハリーに告白した!!←
しかも、両親の目の前で(笑)
ハリーがダドリーの発言意図を正確に読み取ってるところが熟年夫婦みたいで良し★←←
では、第二の萌え!
ポリジュース薬で本人を含む七人のポッターが出現する場面。
74n2行目。
全員が公衆の面前で臆面もなく裸になりはじめたのを見て、ハリーは、もう少し自分のプライバシーを尊重してくれと言いたくなった。
集団セクハラ!!(´艸`*)←
ロン(体はハリー)なんか裸の胸を凝視だからね(笑)
刺青の確認のためだけどさ。
あと、フラー(体はハリー)とビルのカップル。
フラーはビルのところに歩いていき、メロメロに甘えた顔をした。ハリーは、自分の顔に二度とあんな表情が浮かびませんように、と心から願った。
ってところから
木更津脳内イメージ(駄絵)。
遊んでみた(笑)
ちょっと真面目な感想。
ジョージの片耳がセブルスの呪文(事故)で削げ落ちたときは結構衝撃でした。
でも、フレッドが死んだときはもっと悲しかったです。
もう双子を間違えることはあり得ない…。
でも、ジョージは自分が鏡を覗く度にそこに片割れの姿を見い出すんだろうな。
きっと少し寂しくなって、でも最後にフレッドが笑って冗談を言いながら逝ったことを思い出して、同じ顔を持つ自分もこれから先笑っていようとか思ったりするんだよ。
切ない…(;_;)
双子の悪戯専門店はジョージが一人で経営するんだろな。フレッドの遺志を継いで。
レギュラス・アークタルス・ブラック、シリウスの弟、クリーチャーの主、そしてハリー達が探していたR.A.Bその人。
この人の最期(ずっとずっと前のことではあるけど)も勇敢で、かつ悲しい。
他の魔法使いと違って屋敷しもべ妖精を遣うのではなく、自らを犠牲にして分霊箱を偽物とすり替えた彼のやり方を見ると、クリーチャーの信頼と忠誠を勝ち得た理由がよく分かります。
シリウスのやり方が全く駄目だった訳ではないけど、まさに「情けは人の為ならず」って言葉がピッタリな兄弟だと思います。
兄も弟も勇敢にヴォルデモート卿に立ち向かったことだけは変わりませんが。
家族への心配と分霊箱捜索の行き詰まりに耐え兼ねたロンがハリーとハーマイオニーを残してどっか行っちゃったときはどうしようってかなり焦りました。
まるで『炎のゴブレット』でハリーとロンがケンカしたときみたいだったから。
でも戻って来れて本当に良かった。
ダンブルドアはどこまで先見の明があるんだって驚いたけど。
死してなおハリー達に進むべき道を示してくれるなんて。
それから、ハリーの生まれた地であり、ジェームズとリリーが命を落とした地であるゴドリックの谷。
最後の敵なる死もまた亡ぼされん
墓石にあったこの言葉は、まさにハリーに相応しいと思います。
何故ならば彼は「生き残った男の子」だから。
そして、「死」に勝ったイグノタスの子孫であるポッター家の墓に相応しい。
その後立ち寄ったグロスター州のディーンの森でハリーをゴドリック・グリフィンドールの剣の元へ導いてくれた銀色の牝鹿。
母リリーと同じ守護霊。
私はここを読んだとき、それが誰の守護霊かなんて見当もつかなくて……まさか、セブルスがハリーを助けてくれるだなんて思ってもみなかったから。
下巻の第33章を読んで全てを理解したとき、泣きそうになりました。
「閉心術」に長けていたからこそ生じた誤解とそのおかげで救われた命、それから彼の一途な想いに胸打たれました。
あと553n9行目、ハリーがハーマイオニーに言ったセリフ。
ハリー
「僕、最高だ。誰かさんがいるよ」
この言い回しが結構好きです。何か可愛かったから(笑)
もちろん誰かさんっていうのは、ダンブルドアの火消しライターで二人の元に舞い戻ったロンだけれど。
ここで下巻に移ります。
『三人兄弟の物語』で、私なら『ニワトコの杖』と『蘇りの石』と『透明マント』の3つの死の秘宝からどれを選ぶだろうと考えてみた。
そしたら、イグノタスと同じ『透明マント』に辿り着いた。
もちろん選出理由は異なります。
木更津は消去法でいきました(笑)←適当
まず、『ニワトコの杖』を使って戦わないといけないような相手が私にはいません。
次に、『蘇りの石』を使ってこの世に一時的に呼び戻したい人が私にはいません。
だから、『透明マント』なんです。
これがあれば木更津の行動範囲は(色んな意味で)広がります!!Σd( ̄ー+ ̄)
マルフォイの館にドビーが助けに来てくれたときは感激しました。
『秘密の部屋』で「ドビーは悪い子!ドビーは悪い子!」って頭打ち付けてたのが嘘みたいなヒーローっぷりでした。
シリウスの両面鏡のことがあったから、最初は本当に死んだダンブルドアが助けを呼んでくれたんだと思いましたよ。
でも、そんなドビーが死んだときはやっぱりかなり悲しかったです。
最期の力を振り絞ってハリーを連れて「姿くらまし」してくれた。胸に銀の小刀を突き刺された状態にも関わらず…。
でも、ドビーはハリーの役に立てて、ハリーに看取ってもらって、ハリーの腕の中で逝くことができて幸せだったと思う。
しかも、墓までハリーが掘ってくれた。魔法でなく、手作業で。
仲間が次々と倒れ行く中、ルーピンが持って来た情報はとても喜ばしいものでした。
新しい命、ルーピンJr.の誕生!!
生まれてすぐ、それこそハリーより早くに両親を失うことになるテディ・ルーピン(テッド)。
でも、ハリーの場合と同じく名付け親はちゃんと生き残る。
何故ならば彼は「生き残った男の子」だから!
最後の分霊箱、レイブンクローの髪飾りを探すため、三人が(成り行きで)向かった「ホッグズ・ヘッド」のバー。
そこでシリウスの両面鏡の片割れを持つダンブルドアの弟、アバーフォースに会ってダンブルドアの過去を知る。
ダンブルドアは秘密と嘘を巧みに操る人だった。
自分の遺言においても。
私はマルフォイの館でドビーを呼んでくれたのはダンブルドアだと思ってた。
でも、ダンブルドア違いだった。
鏡から覗いていた目はアルバスではなく弟のものだった。
第29章を読んで、ううん、本当はもっと前からだけど、ネビルはすごく成長したって思った。
1・2巻の頃ネビルはドラコ達にからかわれて、授業でも失敗して、ペットのヒキガエルにいつも逃げられてどんくさいイメージがあったくらいなのに。
いつだったか(『賢者の石』のラストかな)、ダンブルドアが「友を止めるのは同じだけ勇気が要る」としてネビル・ロングボトムが属すグリフィンドールに加点したことがあった。
その勇気はダンブルドア軍団として闇の帝王に立ち向かう今のネビルの芽生えだったのかも知れない。
19年後にはホグワーツに戻って立派な魔法薬学の教授になるネビルの芽生え。
333nで未成年者は戦いに加わってはいけないと、17歳未満の生徒達に決戦の場と化したホグワーツの退去が命じられ、ハリーの1コ下のコリン・クリービーが残ろうとしてマクゴナガル教授に怒られる場面がある。
このとき渋々動いたクリービーはその後再びホグワーツに戻って加勢しようとする。
彼がマクゴナガル教授の言うことを素直に聞いていれば、ハリーが自分の戦いのせいで失われた命に心を痛めるのが一人分少なくて済んだのに。
ドラコ
「何をしてる!何をしてるんだ!扉はあっちだ!」
↑これ助けてもらっといて態度デカイと思いません?←
まぁ、これがあったおかげでハリーは『ニワトコの杖』の所有権をドラコから奪い、さらにレイブンクローの髪飾り(分霊箱)を破壊することができたから良いけど。
それでもクラッブはムカつきます`´
それにしても、触れてもいないのに杖に選ばれるなんてドラコって意外に凄い奴なのかも?
何せ持つ者には勝利をもたらす無敗の杖『ニワトコの杖』が前所有者を負かされることなく忠誠心を捧げた訳だから、大したもんだよね。
それじゃぁ、394nを開いてください。
来ました!ロンとハーマイオニーの夫婦漫才ッ!!
5年前暴れ柳と対峙したときも確か同じやりとりがあったような(笑)
懐かしいし、変わってない二人にちょっと安心するところ。
ハーマイオニー
「あなたはそれでも魔法使いなの!」
マグルでもスクイブでもないなら、猫に頼らずに魔法を使えってね(笑)
402n、私はヴォルデモート卿の考えが正解だと思った。成る程って。
でも、違った。
『ニワトコの杖』の正式な所有者はダンブルドアでもセブルスでもなかった。
ヴォルデモート卿が捨て駒以下の扱いをしたドラコ・マルフォイだった!
ハリーだけがそれを知り得た。
第33章はハンカチかタオルを片手に読んだ方が良いかも知れない。
孤独で勇敢で最期まで信念を貫いたプリンスの物語─…。
ここでハリーは全ての真実を知る。
ダンブルドアが先のことを考え抜いた上で計画を実行したこと、自分がセブルスにずっと護られていたこと、セブルスが裏切っていなかったこと、ダンブルドアがセブルスに殺されたのではなかったこと…。
それから。
セブルスが生涯をかけて自分の母リリーを一途に愛し続けたこと。
ハリーはセブルスの記憶を覗いてどう思っただろう?
まぁ、ジェームズとセブルスの不仲の一番の理由は理解できたと思うよ。
…つまり二人は恋敵だった訳だから。
リリーは幸せ者だなぁ(´∀`)
誰もが羨む夫と誰よりも誠実な友に愛されて。