勘違いの休日

今日は公休日だった。


Nさんとは休みが1日ズレてしまってるし、
お天気もいいので
お布団干しや掃除に没頭していた。


母は病気をしてから体力が落ちてるので、
掃除機をかけるのは私の仕事だ。



寝室をキレイにしてあげると、
母はご機嫌になって少しお喋りになる。





お昼頃、
Nさんからラインが入った。



『いい天気!
洗車日よりだよ(^-^)』



『そうね、
さっき掃除機かけてたところ。』




『あれ?
今日休みだっけ?』



『うん、そうよ♪』



『オレも休みだよ( ̄∇ ̄)』




『…えっっ?(;・д・)』




二人ともとんだ勘違いで、
会い損ねてしまった。



でも今日は、
両親へのサービスデーってことで。

たいしたサービスもできませんが…





今夜、
Nさんと電話で話した時間は1時間半。



なかなか会えなくなって、

たまに電話するようになって、

そのうち毎日の電話が日課になり、



数十分だった電話は1時間を超えるようになった。




まぁまぁ、
ラブラブじゃない?




催眠運転

Nさんは、
毎月お母さまを病院に連れて行ってる。

その時だけは、
私の指定席? である助手席に
お母さまが座るわけだけれども、


先日も帰り道は、
お母さまはずっと爆睡だったとか…




『オレの運転て眠くなるのかなぁ?
ぷくぷくさんもいつも寝てるよね( ̄∇ ̄)』



『そうね。
眠くなるのは私が悪いんじゃなくて、
Nさんの運転のせいだと思うわ。』


一般道は絶対飛ばさないし、
テクニックもお墨付きだ。




Nさんの会社は事故や違反にとても厳しくて、
ちょっとこすっただけでも営業車から降ろされる。

しばらくは内勤のお手伝いをする雑用係だ。
反省文や顛末書などたくさん書かされて、
見てるとかわいそうになってくる。

場合によっては
営業車とサヨナラするハメになる。



そんな会社で表彰されてるNさんだから、
安心して体を預けられる。

アクセルやブレーキもスムーズだし、
ハンドルさばきも滑らか。


フニャ〜…ってなっちゃって眠くなる。




(寝ちゃダメだ…)

と、ガマンして目を見開いてるつもりでも、
頭がコックリコックリ揺れ始めるらしい。




『シート倒して寝てていいよ。』


Nさんの優しい囁きが、
私の睡魔をより一層強くする。



眠いのは、
安心と信頼の証です。


何かのCMみたいだけど。笑


惨敗

ハンドルを持つNさんが、
意味深な含み笑い。



『何か、気付かない?笑』



Nさんは車をイジった時に、
必ずこの質問をする。



ボーッとしていた私が、

『え? どこどこ?
何を変えたの?』

と、あたふたしてるのを見るのが楽しいらしい。




『待って。
当てるから言わないでね。』



『わかった( ̄∇ ̄)』



そういえば、
乗った時から音が違うのは分かってた。


きっと何たらモードに変えたんだ…


『スポーツとかインテリジェンスだとかいうアレ、切り替えたの?』




『おっ!
走りが違うのは分かったんだね。』




急に加速した。




『ん? なんでこんなにボーボー言うの?』




『やっとわかった?( ̄∇ ̄)

マフラーを変えたんだ。』




いつ車屋さんにいったんだろ?
と思い出してたら、

自分で車の下に潜り込んで交換したというNさん。




マフラーやタイヤ、バッテリーやライトの球。


ある程度のものは自分で交換するNさん。



『Nさん、
いっそのことガレージとか作っちゃったら?

雨の日でも車、磨けるわよ。』




本当にこの人は車が好きなんだわ。

私の最大のライバルはきっと…

車ね(^^;)




勝てる気がしない。

そしてすれ違い。

これからの1ヶ月、

Nさんは有給を数日入れてるので、
14日間も休みがあります。


『なあに?
半分しか仕事しないのね。』



『いやいや、
有給を完全消化してるぷくぷくさんに言われたくないなぁ( ̄∇ ̄)』



私も公休が 月に9日〜10日あるから、
こんなに休みだったら
けっこう会えそうだね♪



と、楽しみにしていたんです。



フタを開けたら、



無理矢理合わせた休みが1日と、
偶然合った休みが1日。


2日しかありません。




『よくもまぁ、
こんなウマい具合にすれ違ったわねぇ。』




狙ったとしか思えないシフト。




やっぱり、

月に2〜3回しか会えないのかなぁ…






今日は、
珍しく私が早番なので、


Nさんがわざわざ来てくれます。


一緒に夕飯を食べる約束。



お嬢さんを僕に…!

Nさんが、
不意にこんなことを言った。


『オレ、
彼女がいる! って オカンに言ってあるから。』



最近外泊したり、 休みの日にいそいそ出掛けて行くから、

『特定の人がいるの?』と、
お母さまに聞かれたらしい。




離婚してから十数年独り身のNさんを見かねたのか、
先日 ご親戚の方にもツッコまれたので、


『オレだって彼女くらいいるよ。』
と答えたとか…






うちの両親も、
口に出さないだけで 何となく気付いていると思う。



『オレ、その時がきたらちゃんとご挨拶に行くからね。』



『えっ?…』



『あんまり出歩いてると、
ぷくぷくさんのご両親も心配するだろ?』






私の父はかなり面倒くさい人だ。

とにかく筋の通っていないことは大嫌いで、
そうなると相手が誰だろうと黙っていない。

神経質とまでいかないけれど、
キチンとしてないと嫌な人だ。


いわゆる、『頑固オヤジ』。




普段の会話の中で、
父がどんな人間なのか Nさんも知ってるはず。



『うちのお父さん、本当に面倒くさいわよ。
それでも…?』




『うん、
そんないい加減な気持ちで付き合ってないから。 ちゃんとお伺いするよ。』





まぁ50も過ぎて、
娘はやれない! なんてことにはならないでしょうけど。笑





何だか最近
Nさんがグイグイきてて

ちょっと押され気味な感じだけど、



それはもっともっと先の話。












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