自称・冷え症

女性は
だいたい冷え症だと思うけど、

私もそれにモレず末端が冷たい。



冬場は、
足先が冷えて眠れないから電気毛布のお世話になる。


仕事中も、
室内にいても手先が冷たいので、
ラッピングなどの作業スピードがダウンする。

手をこすり合わせたり、
ニギニギしたり…
いっこうに温かくならないこともある。





Nさんと付き合い始めた頃に言った。




『私、冷え症なの。』






彼と迎える2度目の冬。




私の手が冷たかったのは、

ほんの2〜3回だ。




デートしてる時、
運転中もいつも手を繋いでるけど、



私の手は肉まんのようにホカホカらしい。





『で?

いつ冷え症になるの?( ̄∇ ̄)』




と、茶化される。




『仕事中は、すっっっごく冷たいの!
ホントなんだから(;・д・)』





『はいはい( ̄∇ ̄)』





だんだん、
嘘つきみたくなってきた。





Nさんと一緒にいる時は、
手が温かい。




そーとーリラックスできてるんだと思う。


全身の血管が開ききってるというか…




冷たかった2〜3回というのは、



極寒の中イルミネーションを見た時や、

化粧室に行って水で手を洗った直後に繋いだとか、
それくらいだ(´-ω-`)




だいたいいつもNさんを上回る温かさ。




彼の手を、
私の両手で挟むと

ホットサンドになると笑う。






先日ホテルで泊まった時も、

すごくポカポカするから布団から足を出してたら、
Nさんは笑ってた。




『冷え症の人がすることじゃないな( ̄∇ ̄)』







ひとりでいる今、

足先キンキンに冷えてるんだけど…







冷え症を証明する方法、
ありますか?

一線

今日は、密室デートだった。


いつものように、
一緒にお風呂に入り
お互いの身体を洗う。


でも、
私の要望で
相変わらず照明を薄暗くして入る。



大抵Nさんが先に上がり、
身体を拭いて部屋に戻る。


その時に必ず、


『いいよ〜!』
と、声をかけてくれる。



オレは脱衣所からいなくなるから
上がってきていいよ〜って意味だ。





一戦交える時も、照明を落とす。


別に
Nさんになら全部さらけ出してもいいんだけれど、
何となく恥ずかしくてそうしてもらってる。



コトが終わった後、

急いでローブを羽織るとか、
布団でスッポリ隠したり…



どうせその前に裸で暴れてるんだから、

今さら…とも思うんだけど。



Nさんには、

着替えるところも見せない。




変なの…


けんちゃんとは、
明るい所でシテたのにね。







Nさんとは、

十数年『友人』の関係だったから、



急に
男と女の関係になっても、


親しき仲にも礼儀あり…というのかな。




あまり
開けっぴろげだといけないんじゃないかと思うんだよね。




それをNさんは、
ちゃんと汲んでくれてる。




越えちゃいけない一線ていうのが、
きっとあるのよね。 





いや、


一線は とっくに越えてるか( ̄∇ ̄)




こんぴら詣り

Nさんの誕生日の翌朝、

ホテルのブッフェでお腹いっぱい食べて
身支度を整えようとしたら、


Nさんにベッドに誘われた。



チェックアウトまで1時間半。


生理中だし何をするでもないけれど、
ただ抱き締められていた。



『ちょっとこのままでいて。』



『Nさん
私、顔を塗るのに2時間くらいかかるのよ。笑』



『頑張って1時間で済ませて( ̄∇ ̄)』





チェックアウトをして、
そのまま こんぴらさんに出掛けた。


二人で初詣。




言い出しっぺは私なんだけれど、
ちょっと後悔(´-ω-`)




こんぴらさんは階段が 785段。


普段2階までしか上がらないのに、
いえ、2階ですらヒーヒー言ってるのに
785段て…




『やっぱり、他の所にする?』


Nさんは私に気を遣ってる。



『ううん、頑張る!』


Nさんと一緒に行きたいんだもん。




参道の下の方はお土産物屋さんが軒を連ね、
見るだけでも楽しい。


ソフトクリームやお煎餅の看板に誘われてフラフラしてると、


『はいはい、
お詣りしてからね!』


Nさんの指導が入る。




だんだん上に行くにしたがって、
ヘロヘロになってきた。



『ちょっ、 ちょっと休憩…(´д`)』



ヘタレの私にNさんは付き合ってくれる。

バッグまで持ってくれて、
座る所を探してくれたり…



Nさんは、
全然息があがっていない。



『Nさん、しんどくないの?(;・д・)』



『別に駆け上がってるわけじゃないからね。
これくらいイケるよ。』



Nさんに手を引いてもらって、

やっと785段。



自分でも、こんなヘタレだと思わなかった。
恥ずかしい(´-ω-`)






御守りを買いっこして、おみくじを引いた。




帰り道、

行きとは別人のように足取り軽く階段を下りる私を見て、
またNさんは笑ってる。



『下に行ったら
ソフトクリーム食べたい♪(∩´∀`∩)』




『はいはい、
何でも食べていいよ( ̄∇ ̄)』




ぬれおかきや、
ソフトクリームを食べながら参道を散策した。




『よし、
来年の初詣もこんぴらさんね。』



『えーーーっ!

おんぶしてくれるなら来る〜(≧∇≦)』





今年も、

ステキな1年になりそうだ。





童心に戻った熟年

Nさんのお誕生日を
どこでお祝いしようか?


と、
選んだ場所が遊園地。



そんな凄い絶叫マシーンがあるわけじゃないけれど、
ビビりの私は目を開けていられなくて。



『目を開けなきゃ面白くないじゃん(^0^;)』



『開けたら怖いじゃないの〜(´д`)』



ジェットコースターも
ギャーギャー叫んで、
口の中カラカラだし(´-ω-`)





Nさんと、初めての遊園地デート。


二人とも、
自分の年齢を忘れてはしゃいだ。



園内では、
ずっと手をつないで
冷たくなった手を温めてもらった。



二人でボケたり
ツッコんだりして、
ずっと笑い転げてた。



きっと、
一番楽しそうにしてた自信がある。




『楽しんでるで賞』

って賞があったら、
絶対私たちが受賞してるはず。笑







日が暮れると、

イルミネーションを楽しんだ。




『前の冬も
Nさんとイルミネーションを見に行ったから、
これで2回目だね。』



『うん。

今度は、ちょっと頑張って
なばなの里に行ってみようか(*^^*)』



『えっ?
遠いよ〜(;・д・)』



『そして遊園地はUSJに行こう♪』





Nさんは、

次から次へと
楽しいことを提案してくれる。





本当に、

やんちゃなオジさんだ。






2度目のHappy Birthday

温泉あがって、
なかなか髪が乾かなくて、

Nさんは部屋で待ちくたびれてるだろうなぁ…


と、慌ててお風呂から飛び出した。



Nさんは外のソファーで待ってくれてた。



『やだっ! 待っててくれたの? 
湯冷めしなかった?(;・д・)』



『大丈夫。
部屋に戻ったら、確実に寝ちゃうと思ってね
( ̄∇ ̄)
スマホでゲームしてた。』



手をつないで部屋に戻ると、
Nさんが化粧室に入ったので、

そのスキに
照明を落として支度をした。



今日はケーキがないから、
昼間洋菓子店でこっそり買っておいたマドレーヌに、

『5』と『0』のキャンドルを立てて、
歌を歌いながらNさんをお迎えした。



『なっ…  なに?(^0^;)』



『……Happy Birthday to you♪

早く! こっち来て!』




ただただビックリしてたけれど、
やっと状況を飲み込んだNさんは、

キャンドルの火を消して、
優しくkissをくれた。




『すごい! ビックリした(^^;)

このために昼間お菓子屋さんに駆け込んでたの?

オレはてっきり、よっぽど食べたいモノがあったのかと…笑』





『そしてね、
ふたつプレゼントがあります。

ひとつはコレで〜』



照明をつけたNさんは、
頭にリボンをつけて座ってる私を見て爆笑した。




『嬉しいけど…

よく言うよ。
生理中の人が( ̄∇ ̄)』




『コレは今日食べなくてもいいの。
もう新鮮さはなくなってるから。笑

もうひとつはコレ!』




革のキーホルダー。



やんちゃな大人のNさんに似合うと思って選んだ。



『ぅわ〜! カッコいい♪
ありがとう(*^^*) さっそく使うよ。』



すぐに愛車のキーにつけてくれた。





間の悪い私は、
こんな日に限って生理中だったので、


パジャマを脱ぐことなく
Nさんと抱き合ったまま眠った。





前の記事へ 次の記事へ