蟹に解禁日があるって知っていましたか? 蟹というのは年中いつでも獲っていいものではなく、省令によって解禁日が決められています。


無秩序な乱獲を防ぐためにも、越前ガニは毎年11月6日、紅ズワイガニは毎年9月1日など、解禁日が定められ、それから翌年春頃までの期間しか蟹漁はできないという取り決めになっているのです。


毎年の蟹シーズンに一番乗りするためには、解禁日がいつ頃になるのか、ちゃんと調べておくことを意識してください。


メスのズワイガニは別名セコガニです。


ある場所では、セイコガニまたは香箱ガニと呼ばれることもあります。


雄を美味しく食べる方法は、カニ味噌もいいのですが、普通よく行われる調理方法は、脚の身をゆでガニ、焼きガニ、鍋などにする方法です。


逆に、雄より小さいセコガニは脚の身も当然少ないのですが、内子や味噌、そして外子がうまく配合されており、多くは、これらの部位を茹でた珍味としての食べ方がポピュラーです。


蟹の魅力を最も味わい尽くせる食べ方は、蟹の旨みを閉じ込めた茹で蟹、そして蟹鍋です。


他の調理法も捨てがたいですが、やはりこの二つが群を抜いています。


その利点はどんな蟹でも美味しく食べられることです。


蟹しゃぶや刺身は漁獲地のお店で出される場合など、きわめて新鮮でないと美味しくありません。


そこで蟹鍋や塩茹でがオススメになるわけです。


これらの食べ方なら、新鮮さが落ちた蟹でも、味の劣化は最小限に抑えられます。


塩ゆではシンプルな調理なので、そのままでは口に合わないかもしれませんが、土佐酢などのタレを少し工夫するだけで、ご自宅でも蟹専門のお店のような味わいが堪能できます。


通販の生鮮食品はどれもそうですが、この種類、この産地のかにと決めてから、ボイル?活かに?で途方に暮れることも多いのは仕方ないことです。


複数の意見ですが、通販でかにの購入について選ぶ余地があるならまずは活かにを探してください。


ほとんどの通販では、活かになら新鮮でおいしい、と考えるのが妥当です。


味の良い蟹を堪能したい、そんな時の手段として店や通販で売っているものを買う以外にも、温泉へ行ってしまうというやり方です。


蟹を美味しく食べられる、そんな温泉地に行けばいいのです。


近辺に蟹の産地がある温泉地の場合、蟹と温泉両方が楽しめるシーズンもあるでしょう。


とはいえ、温泉だけであれば通年利用できますが、蟹の場合はオフシーズンもあるので旬の時期を狙って行ってください。