エディ「突然ですが、方角師の役割について考えたいと思います」

チェン「どしたの急に?本当に突然だよ?」

シアン「あはは(笑)超らしくない言葉遣いしちゃってー(笑)」

エディ「その“かっこわらい”の多さが反逆心を誘うわ……
あのな、ご先祖さんの二人に聞きたいコトがあるんよ。」

ご先祖組「「なーに??」」

エディ「わいな、あんさんらに会うまで、何かと3代目の皆に道案内係にされてきたんや。旅路で。
もち、説明するまでもなく“方角師”やからやねん。
自分らも同じ“方角師”やし、そんなカンジの事しとったんかなーなんて…」

チェン「えー?してへんかったで?」

シアン「チェンー、超口調移ってるよー。
うーん、ボクもないかなー。そんな地図代わりみたいな経験はあんまり。」

エディ「そうハッキリ地図代わり言わんといてーな。
…ははは。そっかー、わいだけかー(泣)」

シアン「泣かない泣かない。そのうち真の“方角師”の能力や存在の意味もわかるからさ、そんなのいつか超笑い話になるよ!ネッ?」

エディ「おー、それは楽しみやなぁ」

チェン「そうそう!今までは頼られてたって思っときゃいいんだよ♪」

エディ「せやな、もっとポジティブに生きよ!!ありがとなぁ」

シアン「あっ!そう言えばエディくん、ボクみほちゃんから伝言預かってたの」

エディ「みほから?」

シアン「うん。えーとね…(伝言メモをポケットから取り出す)
“今度、天上界のマップ作ってくんない?あそこ広すぎて迷うけど、いちいちあんた連れるのもめんどいし…よろしくー☆お手数かけるわ!!
P.S.あたしも方角師に生まれたかった。切実に。
by世渡”」

チェン「byよわたり(笑)」

エディ「‥しゃーないっ。マドモアゼル・方向オンチの為にもひと肌ぬいだるか!(苦笑)」

シアン「今、3代目の子達の超ほとんどがマドモアゼル・方向オンチとムッシュー・方向オンチみたいなもんだけどね」

チェン「こないだね、タオが天上界の神殿で迷子になって泣いて困ってたミンウを保護してたんだよ。
タオってばお兄さんかおまわりさんみたいで微笑ましかった!」

エディ(アカン、もーしばらくは道案内係覚悟しとこ。)



‡‡‡‡‡‡‡‡


エディは天上界マップを作るまで、もうしばらく3代目の仲間の道案内係をこなします(笑)