画像を二枚使用したので、うまく表示されてるといいです…容量でかい…^-^;
800年後のゲレゲレと暗黒モンスター、グランバニアにて。
ゲレゲレ『オ前ハ魔界ノ祭リデモアゲル気カ?ン?』
ハオチュン「暗黒モンスターよ!ドラゴンクエストモンスターズ23DSリメイク版ではだな、ブラウニーがベギラマを使えるのだ!!」
アッシュ『はあ。』
ハオチュン「そなたはブラウニー♂だろう?」
アッシュ『安っぽい言い方するな。ラインハッタン♂が。
…んで?だからなんだ。
ベギラマを使えと?』
ハオチュン「そんなめんどくさい言い方せぬとも。
俺はさ俺はさー、お前にも可能性を見出だしたわけ。
なっ!なっ!使えるのか?使えるのか?(目キラキラ)」
アッシュ『…がんばれば使えるかもしれないが。MPはあることだし。』
ハオチュン「アイヤーッすげーや!!どうして旅してた間覚えようとしなかったんだよ?!
ハンマーでひたすらだったんだろう?!
それにブラウニーは、雷神の槍も装備できるのだぞ!雷ビシャーッてできるのだぞ?!
なぜそれをせぬのか!?かっこいいのに!!(・ε・` )」
アッシュ『鈍器(魔神の金槌)で直接脳天潰す勢いでボコるほうが爽快でスッキリするからに決まっているだろう?』
ハオチュン「」
アッシュ『全く。そんなこともわからないとは、やはりバカの子孫はバカだな…。ハァ…( -。-) =3』
ハオチュン「おい。こいつ、宰相にしといてよいのか?」
ゲレゲレ『根ハ、イイヤツ。サドナダケ。』
ハオチュン「そのサドに我が国ラインハットは…。救われたのか……。」
アッシュ『崇めろ。鈍器で潰されたくなければな。子分は親分の言うことを聞くものだぞ。(* ̄ー ̄)』
ハオチュン「もうこいつやだ」
ベルベル「そういえばさー。」
アニー「あら?何?」
ベルベル「あたい達さ、転生してから司るモノが前世と変わったわけだよね?」
アニー「そうねー。私が色欲から美で、」
フェル「おいらが怠惰から知識。」
ファル「私が傲慢から正義で、ベルゼバブ嬢が暴食から強さといったところか。」
ベルベル「みんなあんま前世と変わらないなーって。
アニーお姉様は変わらず美しいし、ファルは自信家ナルシーだし、フェルはめんどくさがり秀才のまんまだし」
アニー「オホホ♪まーねー♪」
ファル「イヤだなあ?美しいものが嫌いな人はいないだろう?
私はこの美しい世界を愛している。よって、その世界を司る一部である私自身、ミカエルも同様に愛するだけさ!はっはっは」
フェル「めんどい長話終わったっすか?傲慢。」
ファル「そんな冷たい事言わないでくれたまえ。
まあ確かにさ、皆あまり変わらないよね。今面倒臭そうにツッコミを入れてくれたベルフェーゴル君の頭脳、ベルゼバブ嬢の強さ、アスデモス嬢の美しさ、前世に勝るとも劣らない。
性格はともかくね(笑)」
ベルベル「あたい今でも食べるの好きだよ!ファルが今でも自分大好きなとこみたいに!」
ファル「さっきから私ばかりやけにいじられてないかい?(苦笑)」
フェル「きっと、あれっすよ。転生したマナ一族が中身だいたい変わらないのといっしょっすよ。
もしくは、前世の記憶を引き継いだまま転生したからとか。
同じく前世の記憶があるエイレンテューナやメタラオン様やエステレラや竜太郎だって、おいら別人と思ったことないっすもん。」
アニー「うーん、私的には後者がそれっぽい意見と思えるかしらね。」
ファル「マナ一族かぁ。言葉遣いや生活環境が変わっても、根は変わってなくてほほえましい限りだよね。
やはりさ、変わらない何かがあるって素敵だと思うな。」
ベルベル「ねー♪
変わらないみんなと過ごせて、あたい幸せ!!」
フェル「理屈抜きに、んだの。」
アニー「これからも、みんなで協力して一致団結生きていきましょう!」
ベルベル「おーっ!!」
ファル「かつて大人になれなかった子供たちが、安心して成長し暮らせる世界を創る為にもね。」
フェル「レオとチョルもの。」
武神「あんた、普段魔神の金槌ぶんぶん振り回して戦ってたりそれを装備して移動してたりするけど、重くないアルか?」
アッシュ『べつに。』
武神「ふーん。怪力アルなwww俺には無理アルよwww」
アッシュ『……。この、魔神の金槌。8世紀前のグランバニア女王、デボラ女史も装備できたわけで。』
武神「」
アッシュ『8世紀前の僕も(ブラウニーだから)装備しようと思えば装備できたわけで。』
武神「」
アッシュ『つまり君は、女子供以下ということになる。』
武神「」
アッシュ『貧弱ラインハッタン(結論)』
あれから、ハオラは、1日中難しい顔をしてなにかを考えていました。byクリア・ライフ
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本当に、びっくりですよね。デボラ女史の装備のたくましさ(笑)
ヘルデウスは、目の前の人間の子どもを静かに見つめた。
酷く警戒している。
そして、強がってはいるものの初見の"悪魔王"に怯えきっている。
四天王が連れてきたにっくき人間は、憎しみをそのままぶつけるにはあまりにも小さな存在で、ヘルデウスは内心困惑した。
「お目覚めだな、人間の子どもよ。」
目もとと声音を穏やかにし、なるべくおどかさないようにと話しかける。
憎らしい人間相手なのに、自分は何をしているのだろう?
「私は悪魔王ヘルデウス。
ここがどこか、把握できておるか?」
自分は………。
「ここは、地獄の城。私や四天王の居城だ。
君には、ある事に協力してもらう為にここに来てもらった。」
"ある事に協力"?"来てもらった"?
人質にすると、それだけ告げれば良い話なのに、自分は何をこんなにも…
だが、人間の子どもは、幾分か悪魔王が恐ろしく話のわからない者ではないことを感じ取ってはくれているようだ。
それに安堵している自分がもどかしく、胸がざわつく。
ざわつく胸に背を向け、ヘルデウスは人間の子どもの返答を待った。
(…お優しいよねえ、ヘルデウス様も。視てるこちらが居たたまれないよ。)
(人間相手に、なに気ぃ使ってんだか。
まあ児童誘拐に胸が痛まないってのは、もっとどうかと思うけど……。)
(うわー。ヘルデウス様、めちゃくちゃ子どもの扱いに困ってる……。お人よし……お悪魔よし?)
(…おいらにゃ理解できねえマダオっす。あーいうめんどいようなこと考えるから、くたびれるんすよ。)
3000年以上たっても徹底して悪になりきれない主人を見ながら、バレぬよう溜め息を吐く四天王であった。
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人間は憎いし滅ぼしたいけど、どうしても徹底的な悪には染まれないお人好し悪魔王
部下たちは見ていてモヤモヤです(´∇`;)