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『鳩の栖』



長野まゆみさんの短編集です。
全部で5作品入ってました。

なんと言っても、文章が独特。サラサラ流れるように瑞々しく、非常に淡白。
故に、慣れるまでかなりかかりました。


とにかく、素敵な短編集でした。やっぱり一番好きなのは表題作「鳩の栖」。孤独な転校生の少年と、みんなのムードメーカーで死を背負った少年の話です。
とにかく綺麗で、やっぱりちょっと耽美風味(笑)

長野まゆみさんはもう、アレです。文学的な耽美小説、BL小説しか書かないんですね!
とっても美味しいです。

最後の紺シリーズも良かった。主人公はいったいどっちの人とくっつくのかなぁ?
ちなみに私は若干真木派ですが。

とにかく人物関係が複雑だったりして、それでも文章はあくまでもサラリと流れるわけで、なかなか気をはってないといけなかったですが、
友達以上恋人未満な少年達をたくさん見れて大満足です。
そして一々設定が美しい。始め終わりの文章がやたら胸に残ります。文学ってやっぱりどうしてこんなに……と、まぁ言葉にはできませんが、破壊力が凄まじいです。
ちょっと三浦しをんさんに通じるご趣味のある方だと思います。
でも、長野のさんの方がもっともっと非現実的BLですし、「幻想的」な物語なんですが。

次は「白昼堂々」を読破したいです
文学的耽美BL万歳。








昨日、ことちんblogに記事してあったミク歌。文学少年の〜って歌のPV見てたら、文学作品の名前がコメントとしてどんどん流れてくるんですよ。
その中に「月魚」ってあってびっくりしました。

あの作品こそ、三浦しをん様の最高傑作耽美文学でありますよ。
同士はいるもんだと思いました(笑)

月魚はまぢで傑作↓


みっちゃんが居ました。

夢やぶれて

紅白で見てずっと気になっていたのですが、
やっぱり凄い。

<iframe width="312" height="176" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9333678" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9333678">【ニコニコ動画】【日本語字幕】スーザン・ボイル 〜夢をつかんだ奇跡の歌声【高画質】</a></iframe>


イギリスのオーディション番組のたった7分間。
でももう映画並だ。

彼女のこれまでの人生は「夢やぶれて」からどうなったのか。


歌声も、その歌詞も、彼女の人生のように見えて
号泣してしまいました。
歌で泣いたの久しぶりです。

レミゼの『夢やぶれて』の歌詞が本当にヤバい。
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