とっても有名で,それ相応に凄まじい感性の光る小説だったので,私みたいな素人が偉そうなレビューは書けそうにありません。なので一部分を読んで思った感想だけ書いておこうと思いました。
私自身,『死』について大きなトラウマがあることは否めません。きっと,私のこの『死』に対する尋常ではない恐怖感は,年相応のものではないと思ってます。
それは小さい頃に世界で一番好きだった人を失ったからなのだけれど。
雄一のビジュアルがなぜか野分さんに脳内変換される不思議にはびっくりしたし(←関係ない。),この小説は私が過去に置いて来た悲しみを,また自発的によみがえらせようとする,ものすごい力と魅力があると思いました。ものすごく忘れていたかった事を,いとも簡単に思い出させてしまう。
なんてすごい本。
吉本ばななさんには一生付いて行きたいです。
2008-5-31 14:03
ベットの中でKOKIAの『so sad so bad』を聴きながら,吉本ばななの『キッチン』を読んでます。
気持ちいいです。快感です。体がふわふわ。
so sad,so sensitive,so innocent,so bad,so shy,so breakable
不思議な文体と不思議なメロディーがすごくいい感じに溶け込んでます。
こういう自己満足が大好き。
2008-5-31 00:52
うわあああ
堂上教官かっかかかかっこよすぎる!!!
郁と教官のラブラブ度がなんか高い回で,ニヤニヤでした
ステキー
『泣いてもいいぞ。』
って!!!(´∀`)
小牧教官ぢゃないけど,まぢでベタ甘会話だね 笑
2008-5-30 21:43
今日はkanaと本屋巡りでした
新しい小説を買いましたよ!!
あとは小玉ユキさんの漫画とエゴイストの小説を買わないかん!!!デス 笑
なかったんです
写真はとある雑貨屋で発見したウマウマ靴下
きゃあああああ
素敵すぎる(・∀・)★
ウッウッーウマウマ
2008-5-30 21:40
完璧な恋人もいて,大切な親友もいる。仕事もあるし,生活は満ち足りている。
――でも,未だに忘れられない大好きだった以前の恋人。――
舞台はミラノ。一見,主人公アオイの幸せな生活が淡々と描かれているように見えますが,どこか物悲しい雰囲気と,ミラノに広がる灰色の空とが見事にマッチしていて,どうにも『安心して心地よく』読める風ではないです。それがまさにこの本の魅力でもあると思います。
読み進むにつれて,主人公の本当の『想い』に切なくなりました。冷静の少し後ろには隠し切れない情熱が。情熱の少し手前には感情を抑えようとする冷静があります。
自分の回りにどうな事が起こっても,日常はきっと付いてくるのです。
切なさいっぱいの江國さんの恋愛小説です。
2008-5-30 21:34