2013-11-27 23:16
前回に続き、こりずに黒バスKパロの設定を投下してみる。今回はキセキ組。
思いっきり自分の捏造設定てんこ盛りだよ!←
【キセキ組】
○赤司征十郎
第一王権者・赤の王。配下は赤のクラン。固有の属性は「万能」。
王を選出する「石盤」の所有者でもある。自ら「石盤」にアクセスを試み、長らく空位となっていた第一王権者の座に就く。以降、数代にわたって赤の王として君臨中。後続となる四人+黒子を含めた五人の王を選出し、各地区をまとめるクランを立ち上げさせたのもこの人。正確な年齢は非公開で、ヘタすると数百年以上生きてるらしいとかなんとか。同じ王であるキセキたちさえ詳しい情報は知らない。
キセキの世代=五王権を確立させた後は帝光市・洛山地区を拠点とし、能力者たちの動向を観察している。
噛み砕いていうと一異能者を超えて「神=世界の管理者」に近い存在にして抑止力となっており、基本は各々の自由に任せているがほどほどに世界の均衡を維持するのも第一王権者としての役目のひとつで、王やクラン絡みで騒ぎが起こると即行手綱を締めにかかる。魔王。とはいえ周囲への影響力が大きすぎることから制限も多く、自身が表立って行動することは滅多にない。
人前で力を使う場面が皆無にひとしく、能力は不明。能力者たちの間では「運命」に干渉する力なのではないかと言われる。また、「支配」を得意とし、対象者の異能を自身のものとして「所有」、操れる。この能力は回避不可な上、一度得れば永続的に能力を「所有」できる。チート。
街で偶然行き逢ったコテコテの一般人(降旗)になぜか関心が惹かれて、自分でも「?」となっている今日この頃。自らのクランズマンとして勧誘したいけど誠凛地区で楽しそうにやってるのを見るのもそれなりに面白いので悩めるところ。
○緑間真太郎
第二王権者・緑の王。配下は緑のクラン。固有の属性は「水」。
能力は未来予知。視えた映像を水面・鏡などに投射して第三者に内容を伝えることも可能。なお自分自身と、自分よりも格上の異能者に関する未来は予知できない。
もう一つは因果律の限定操作。「対象とするモノに“必ず”こちらの攻撃を命中させる」力を持つ。複数の対象を同時にロックオンすることもできる。高尾とリンクし、さらに緑間自身が集中力を高めることで、対象との間に遮蔽物があろうと物理的な距離がどれだけ離れていようと、それらの障害を度外視して攻撃を当てられる。ただし、自身が「認識できない」モノに対しては効果を発揮しない。
能力としては非常に有用だが、それを抜きにした緑間本人の戦闘力のみに限ってはさほど高くなく、キセキの五王権の中では青、紫の王に次いでちょうど中間に位置する(赤の王は別次元)。戦闘時において前線で立ち回るタイプの能力者ではないため、百発百中の飛び道具を用いての後方支援が主な役割となる。
数多くの王を輩出してきた由緒ある能力者の家系の出で、先代の緑の王とは遠縁にあたる。自身も生まれついての予知能力を持つストレインで、「選ばれたからには王として人事を尽くすのみ」とその立場を受け入れた。五王権の中ではもっとも真っ当な王といえるだろう人。ただしおは朝信者&ツンデレは標準装備。なのだよ。
異能持ち、かつ王権者ということで周囲からやや距離を置かれていたが、そんな空気をものともせずアタックしてきたHSS(ハイスペックストレイン)高尾のおかげで若干丸くなった(かもしれない)。無自覚バカップル。
○青峰大輝
第三王権者・青の王。配下は青のクラン。固有の属性は「雷」。
能力は念動力。本人の気性が大きく影響を及ぼしているためか、「対象と定めたあらゆるモノを打ち砕き、焦土と化す」非常に攻撃性の高い力として発現している。物質だけでなく空間、あるいは異能力や概念そのものすら、拳の一撃のみで「壊す」殲滅に特化した能力。肉体の周囲に力の波動をまとわせ、電撃能力と組み合わせることで、常人をはるかに超える攻撃力を発揮する。王個人の単純な戦闘力に限れば間違いなく五王権中トップ。ちなみに作用が及ぶ範囲は自身のみで、他者にこの能力を付加することはできない。
パワーバランスを無視した超攻撃偏重の能力ゆえに、自在に操るのはかなり困難。青峰自身はほぼ無意識のうちに制御をやってのけているが、それでも完全には使いこなせていない。その火力の代償として、相手に与えたダメージの一部が自分に跳ね返ってくる副作用がある。
もとはこれといって異能を持たない一般人だったが、自ら喧嘩を売って挑んだ一騎討ちの結果、先代の青の王を下したことで赤の王の目に留まり、当代の王権者に選ばれた。しかし当然ながら王である自覚はないに等しく、配下兼お目付け役として与えられたクランズマンたちや幼馴染の桃井にたびたび素行の悪さを嘆かれている。
基本的に他人を省みない筋金入りの俺様気質ではあるが、桃井と、王に就任して間もない時分、能力のコントロールの訓練に付き合ってくれた黒子にはそれなりに軟化した態度を見せる。
○黄瀬涼太
第四王権者・黄の王。配下は黄のクラン。固有属性は「風」。
能力は模倣、コピー。「対象とする相手の情報を一時的に肉体に記憶させ、自分のものとして再現する」力である。これによって限定的ながら他者の持つあらゆる能力を操ることができる。発動の条件は相手が能力を使うところを一度でも目撃していること。また、この力を応用して他者そっくりに外見を擬態させる(一種の肉体改造に近い)変身能力も持つ。
非常に便利だが、赤司の「支配」と違って無制限に利用できるわけではなく、記憶した力は一定時間が経過すると自らの能力の効果が消えて使えなくなる。訓練と実戦経験を積めば一回の発動で二つ以上の能力をコピーして操ることも可能になるようだが、現段階の黄瀬の力量では同時の重複コピーはまだ荷が重いらしい。
五王権の中では単発の火力こそ他の王たちに一歩譲るものの、風を操る力と生来の身軽さからくる機動力にかけては随一。攻撃よりも敏捷性と模倣を活かして相手を攪乱する役に向いているといえる。
王権者として選出される以前からの異能持ちだが、その頃の模倣能力は現在に比べてあまり精度が高くなかった。王に選ばれたことも強い能力を得たことも、なんかすごいっスねラッキー!程度の受け止め方でさらっと順応した。安定のシャララ具合。
当初は自分の能力を過信してちょっとばかり浮わついていたが、高校で出会ったクランズマン候補の笠松先輩に調子に乗んな!と喝を叩き込まれ、目が覚めると同時にフォーリンラブ。別の意味で舞い上がっては跳び蹴りを食らう残念系イケメン。
○紫原敦
第五王権者・紫の王。配下は紫のクラン。固有の属性は「土」。
能力は重力制御。「自身を中心とする一定範囲内の物体、及び空間に対してかかる重力を操作する」力。対象の質量に関わらず重いものを軽く、軽いものを重くなるよう制御をかけることで、さまざまな面で応用が利く。うまく使いこなせば小石一粒で銃弾並みの威力を弾き出したり、自動車を片手で持ち上げるといった芸当も可能。相手にかかる重力を増加させ、逆に自分側の重力を軽減させて、実質的に通常よりも数倍速いスピードで俊敏に行動できるなどの使い方もある。
また、「土」の属性から派生して物体・空間の硬度を操作する能力も持つ。これにより空間を部分的に凝縮・固定し、見た目以上の強度を誇る防御壁を張ることができる。いずれもかなり高度な技術が必要になるが、本人はほぼ感覚のみで制御している。
前述の能力から、他の王たちよりも防御に長じたスタイルを採る。本人の性格上積極的に前線に出ることは少ないが、一度攻勢に転じれば青の王に次ぐ大火力を発揮する。
王権者として選出される以前から赤の王と知己で、彼の言葉に従うまま王の座を受け入れた。自身としてはえーなにそれめんどそうー、でも赤ちんが言うんだしまぁやってもいっかー、程度の認識。面倒くさいの一言に尽きるものの、そこそこ適当に異能持ちの日々を満喫している。陽泉地区で駆り出されたとあるいざこざの最中に氷室と出会い、気がついたら成り行きで同居していた。とりあえずまだ自覚してない。
○黒子テツヤ
第六王権者・無色の王。配下は無色のクラン。固有の属性は「虚」と「影」。正式には公表されず存在しないと思われていた「幻の六人目」。
能力は精神干渉。「一定範囲内に存在する人間の認識を操作する」力。通常は幻覚を見せたり催眠をかけたりといった形で使われることが多いが、黒子の場合は「自分に対する他者の意識を逸らし、存在そのものを薄めて何者からも認識されなくなる」能力として発現している。本人だけでなく、直接触れることで他の人間や物体も「認識を無くす」ことができる。
いわゆるステルスに近く、姿を消さなくとも気付かれないですむため、諜報や隠密行動など裏方に徹する際には非常に役立つ。能力の発動している間はあらゆる異能による攻撃の対象からも除外されるため、この状態の黒子を無策で見つけ出すのは不可能に近い。その反面、攻撃性は一切持たない。
もとは一般人でありストレイン。自分の生来の能力には気付かず、ただ極端に影が薄いだけだと考えていた。キセキの五王権と呼ばれる五人の王が立った直後、赤の王によって長い間適任者のいなかった無色の王として選出される。しかし、強大な力を有する他の王たちと比べて自分は王と称されるような人間ではないと思い、王権こそ継いだものの公の場には出ない存在でありつづけた。
五王権がそれぞれの統括地区へ向かったときには赤の王に「しばらく考えさせてほしい」と告げ、王であることを伏せて一般人として誠凛地区で過ごしていた。その際に火神と遭遇し、能力が発動しているにも関わらず「自分を見つけてくれた」彼に惹かれていく。
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