暴力はいけません。フハハハハハハハハッ!
ですが笑えますねぇ。
あの一件で貴方はデュエルの表舞台から追放、一方私は今では極東エリアのデュエルチャンピオン。
随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ。

対戦者探しには苦労するんだ。何しろファンが多いもんでね。
どいつもこいつもヘボデュエリスト……全く疲れるぜ。

お待たせしました。等々力君、武田君。では早速始めましょうか。
喜んで。ファンサービスは僕のモットーですから。
僕は君達に知って欲しいんです。デュエルの無限の可能性を。
君達にだって、僕を倒せるかもしれない。それがデュエルなんだって。

へぇーえ、2人共ユニークなモンスターを出しますねぇ。
そうこなくっちゃ、僕も戦い甲斐が無いですからねぇ。
凄いよ!モンスターエクシーズをもう召喚するなんて!!
まさか!こうもあっさり僕の裏守備モンスターが……!君はなんてデュエリストなんだ!!
エクセレント。ブリキの大公は1ターンに何度も効果を使えるのですか。というか、これはマズい…。
おぉーう、レベル3のモンスターが3体!!
わぁーお、このままじゃ……!うわぁああああああ!!

いやぁ、見事ですねぇ。素晴らしい攻撃だぁ…。でも僕はダメージを受けていません。
分かっている……そろそろ受けてもらおうか、俺の本当のファンサービスを…。
希望を与えられ、それを奪われる。その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする。
それを与えてやるのが、俺のファンサービスさ……。
お前達のデュエルは素晴らしかった!コンビネーションも!戦略も!
だが!しかし!まるで全然、この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!!
とくと味わってくれよ…?俺のファンサービスをっ!!!
俺のファンサービスだ。受け取れぇえええ!!
素晴らしい…美しいよ……その苦しみに歪んだ顔!
それでこそ、俺もサービスのし甲斐があるってもんだぜぇ…!!
お前らは破滅の糸に操られた木偶人形。
俺の支配からは逃れることは出来ん!フハハハハハハハハ!!!

フハハハハハハ!
スターはファンに全てを捧げるもの。その全てをなぁ。
君も俺のファンになったのかな?

凌牙……フッ、そうだな。お前が俺の一番のファンだった。忘れていたよ。
フッフフフフフ!良いねぇ…好きだよ、俺はそういうのが。

フッハハハハ!さぁ!俺のファンサービスの始まりだ!!
強気だねぇ……フハハハハ!そっちのオマケも友達と同じようにしてやるぜ。
さぁーあ!そっちのターンだ!グズグズしてるとハルトがどうなっても知らないぞぉ……。
仲間もお構いなしか…。ヘッ、俺好みだぜ。
そぉーうさ!そいつは弟の為に死に物狂いでナンバーズを集めてる!他人の魂なんてお構いなしでなぁ!
涙ぐましい話だ。泣けてくるぜぇ。フハハハハハハ!!!
良いね良いねぇ。追い詰められてるねぇ、カイトっ!!
ムカつくぜてめーら!俺のサービスを悉く拒否りやがって!!
何で俺に気持ち良くデュエルさせねぇんだ!俺はお前達が苦しむ姿を見ていたいんだよっ!!!
お前の愛しい弟の生中継だ。フハハハハハッ!
さぁ、何かねぇ。兄貴のすることは俺よりえげつねぇからなぁ。
良ーい顔だぜカイト。やればできんじゃねぇかよ。
お前のスカした顔が歪んでいくのを見るのはたまらねぇ快感だよ。クククククッ…アハハハハハハ!!
さぁ呼べ!呼んでみろ、お前の切り札を!そのときがお前の最期だカイトッッッ!!!

チッ…!オマケの分際で余計なことを…!
フッ、そう急かすなよ。フッ、全く良い眺めだぜぇ。
やりすぎだと!?お前は俺達が味わった苦しみを忘れたのか!!!
この俺を倒せると本気で思ったのか!見せてやる、本当の絶望ってやつを!!
ファンサービスもそろそろ終わりだ。カイト、お前は一足先に地獄に行ってろ!!!
くっ!ま、たっっっ!!ふざけるなてめーら!いい加減沈めよっ!!!沈めぇえええっ!!!!!
くっ、許さんぞ…俺のファンサービスを無駄にしやがって…!!貴様ら許さんぞぉ!!
見ろ!これが神のみぞ操れる運命の糸だ!
ギャラクシーアイズの攻撃力は0!貴様のライフはわずか100!
くたばり損ないにっ!何ができるっていうんだぁあああ!!!
Vぃいいいいいいいいいいい!!!!!

シャーク「てめぇえええええええ!!」
小鳥「な、何なの…あの人……」
カイト「W!懺悔の用意は出来ているか!!」
V「兄様……」
X「トロンに対する非礼は私が許さない」
トロン「W、君は少し口が過ぎるようだね。2人のように高貴な心を忘れてはいけないよ」