目を覚ますと、悲しくなる。と思っていたら1日が終わる。


他者に突き動かされたい。たとえその先が地獄であっても。鎖もない、鎧もない時間のなかで、自由自在な能動的人生括弧笑いのような生活の繰り返し。

モラルや倫理が薄れていき、幻想のなかでぽつんと取り残される。

だから、せめて。ベランダに出たら背中を押されて空を飛びたい。


そう思うと瓶が空になり、意識は彼方へ。

吹けない口笛は夢のなかでは吹けるんだ。