輝きは飾りじゃない、ガラスの十代。
本当か。輝きは飾りならまだしも、偽物かもしれない。十代はきっと頑丈なガラスだ、びくともしない。
二十代中盤に差し掛かり、日々ガラスにヒビが入る。響く悲しみが底を抜いていく。
可もなく不可もなく。朝起きて、夜寝る。
松阪でみた満天の夜空も、リバプールの忘れられない夕方も知っているのに。
26歳で死ぬと思って頑張っている、頑張っているなどと言うのは失礼なくらい頑張っている友人がいる。彼女の全力は溢れでていて、常に僕を動かす。願わくは、26より生きていてほしいし、なにより僕は君に添削してくれるのを楽しみに、今物語を書いている。
ロボットインザガーデンのような話に一日浸りたい。なんかもう頭から潜り込みたい。
圧倒的な非現実に対峙して、何とか呼吸ができる。
そんなとき、やっぱりこの世界の重量はとてつもなく重いのだと実感して、やるせなくなる。
しあわせは、歩いてこない、だーから歩いてゆくんだね
歩を止めたら、それは尽きるとき。
燃やし続けろ太古の灯りを。