今回の、皇子様パロ〜裁判編〜(おい)の中でちょっとでてきた第10側室ミヤシタ=スズネさんについて。
モデルは武蔵野野球部マネジ、宮下涼音さん。(いわんでもわかるわ)
わかりずらい説明をしたのですが、一応、ハルナが彼女を側室に迎えて、そして彼女に触れることをやめた経緯をば。
将軍ミヤシタが王宮に連れてきたスズネをみて、心惹かれたハルナ様14歳。自分より少し年上で、意見ズバズバ、不思議天然系なのにしっかり者のスズネにすっかり恋した少年ハルナ。
でも、肝心なところで奥手なハルナ皇子は、なんとなく彼女を眺めるだけ時が過ぎる。
が、いつも側にいるアキマルには気持ちバレバレ。そんなに好きなら側室になってくれないかミヤシタ将軍に相談すればいいじゃないかと話したり。
そのうち大きな戦が起こって、ハルナ大活躍。ミヤシタ将軍も皇子に賞賛を送って、どうぞ私の娘をあなた様の元へ、とトントン拍子に話しは進み、あっという間にスズネは王宮入り。とりあえず、ハルナ16〜18歳くらいのときのこと。
念願のお姫様に有頂天のハルナ様。ドキドキしながらもすでに何人か側室がいて女性に慣れてる若き皇子様はスズネも手に入れることができた。
だが、徐々に元気がなくなっていくスズネ。どうしてだろうとオロオロするハルナ様。
そしてあるとき、彼女が闇夜にまぎれて別の男に会っているのを知ってしまう。
スズネはすでに親には秘密で、兵士オオカワと愛を誓っていたのだ!(お約束)
側室の姦通は死罪にあたる。
が、ハルナはスズネを斬れない。
お互い、気がつかないふりをしているが、とうとうある夜、スズネが泣きながらハルナに短剣を差しだし、いった。
「私を、殺して」
このままではハルナ皇子にも、オオカワにも申し訳が立たない。
どちらも裏切り続けて生きているのが辛い。
それでも、ハルナはスズネに生きていてほしかった。
スズネが側室なったことで、王宮はすでに将軍ミヤシタの軍勢を味方につけている。
その関係をいまさら切ることは政治の上で、厳しかった。
側室ということは解消できないが、オオカワと会うことをハルナは黙認する、ということにした。
その代わり、スズネが子どもを宿しても、その子に王位継承権はない。
そうしてハルナはスズネの住む宮から離れ、長い間、足を向けることをやめた。
時折の、手紙のやりとりで彼女が無事に、幸せに暮らしているかを確かめた。
スズネの前では、持てる限りの誠意と愛情と理性を使ったハルナは、しかしそれなりに荒れた。
ただ気楽に自分と過ごしてくれる女性ならと目に留まった貴族の娘をぽこぽこと6人ほど側室にする。
そうこうして月日は二年ほど流れ、ハルナは17番目の側室を手に入れる。
理由はやはり、ただ気に入ったから。
まあ、男でもいっか、目新しいし。
が、この17番目にエラいてこずる、苦労する。そんでもって本格的に溺れる(笑)
そしてこの17番目がようやく自分になついた頃、自分の馬に乗せてスズネの宮に訪れる。
タカヤはなにがなんだかわからないが、スズネに歓迎される。
ハルナとスズネがしゃべっているときは、そのへんをブラブラするタカヤ。
別れ際、スズネにハグまでされるタカヤ。
「これからも王宮で会った時はよろしくね!」と笑顔のスズネさん。
スズネは側室の中でも数少ない、そして心強いタカヤの味方になっていく。
という設定。
……。
側室の恋人容認ってできるんだっけ…。
まあ、そのあたりはご都合主義で!!!