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ろまんちっく 続き

すみません、ここのところ仕事でゴタゴタしてました(汗)

********
「それにしても、すみません、うちの子が」
「いえ。偶然、居合わせてよかったです」

二人の会話の間、隆也は気まずそうに視線を泳がせていたが、母が自分の方を見たので、それに目を合わせた。

「タクシーで送ってもらったから、代金返したいんだ」
「ええ? そこまでお世話になっちゃったの?」
「だってオレ、金持ってかなかったんだもん」
「もう、すみません、元希くん。なにからなにまで」
「い、いえ。ただ一緒に帰ってきただけですって!」

恐縮した隆也母に頭をさげられると、居心地悪そうに元希はあわてる。
母は顔をあげた。

「せっかくここまで来てもらったんだし、お時間大丈夫なら、中にはいらない?」
「あ、じゃあ、ちょっとだけお邪魔します。あの、隆也、今、こんな感じですけどホント、具合悪そうだったんですよ。だから、早く横にさせてやりたいんです」
「えっ? オレ、もう大丈夫だって!」

声を出す隆也を気にせず、元希は母親の顔を見つめる。

「わかったわ」

母はそれに応じて、玄関に二人を入れると、隆也、元希の順に家の中へ入っていった。
▼追記

ろまんちっく 続き

「隆也、お前さあ、おばさんとああいう話方してんだ」
「なんですか?」
「いや、なんか、将来おばさんがオレオレ詐欺にひっかかりそうだなって…」
「はい?」
「そんな会話だったじゃん」
「…ねーですよ、声でわかるもんでしょ」
「そうか?」

そんなことを言っていたら、ドアがガチャリと開いた。

「あらまあ、こんばんは!」

隆也の母を見て、元希はフワリと懐かしい匂いをかいだような気がする。
黒くて綺麗なストレート髪。サッパリとしたしゃべり口調。結構、美人だ。
そして隆也と違ってよく笑う。

今も、彼女は驚きと笑顔を交えて元希を見てきた。

「元希君!? まあ! すごい。大きくなったわねえ!!」
「え? あ、はい」

隆也母のテンションに、元希の顔にも赤みが差す。

「すごいわー。なんか貫禄まででちゃって!」
「いや、そんなこと…ないですよ…」

照れつつ謙遜した受け答えをしている元希を、新種の生物を見るような目で隆也は眺めた。
▼追記

ろまんちっく 続き

ピンポンというチャイム音がインターフォンから響く。

ちょっとの間があって、少しくぐもった女性の声が聞こえた。

『はい、どちら様ですか?』

「母さん、オレ」

『隆也?』

「うん」

『どうしたの? 遅かったから心配したじゃない』

「ごめん。ちょっといろいろあって、いま、シニアん時の先輩に送ってもらった」

『え?』

「元希先輩。オレ、ジョギングの途中で気分悪くなって、元希さんにタクシーで送ってもらった」

『ちょ、ちょっと待って。行くから…!』

やや困惑した声でインターフォンは切れた。

きっと母親は首をかしげながら、急いで玄関に向かっているだろう。
▼追記

よぎる思い

皇子パロで、タカヤがムサシノ軍の副司令官になって、大使も兼任して、大臣達にあれこれ頼まれたり、自分から指示だして、そんな役目に追われて、不意になんだかとっても疲れて、ハルナの寝所に飛び込んでハルナ待って、帰ってきたらやたらめったら甘えて、ハルナは喜んで、翌朝はまた元気になったタカヤが張り切って仕事に行っちゃって、残されたハルナが、「お前の一番の務めは、オレの側室で、オレを喜ばすことなんだよっ」、とワアワア言ってアキマルにテキトーに慰められる。

という話が頭の中ぐるぐるする。

とりあえず、会社に行ってきます。

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今日から更新頑張ります

一昨日、岩手県から帰ってきました。会社の研修旅行。
三陸鉄道乗れました(*^^*)


でも、仕事だけじゃなくて、ブログ書く余裕を作りたい。

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