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入院榛名 (ハルアベ未来パロ)

未来パロ

******

元希さんが入院した。


健康管理はしっかりしていた。

と、いってもあの馬鹿はくだらない飲み会だの合コンだの人の恋愛相談だの人生相談だのに首をすぐに突っ込むから、俺が首ねっこつかまえてなきゃ、生活はもっと悲惨なことになっていたろう。

自己中で妙にクールなくせに、変なところは世話焼きで心配性。とくに気に入ったやつにはやたら世話を焼く。しかもほだされやすい。

あげくに寂しがり。

だから、すぐ人に呼ばれるし、自分からもいってしまう。

ファンサービスも旺盛で、老若男女、女子高生、ちびっこ、サラリーマン、長距離トラックのドライバー、日本各地から送られる声援にこたえる。

だから、ちょっと無理をしていた。そう思う。


榛名元希が病院に運ばれたと聞いたときは、目の前が暗くなった。



「盲腸」
「おー」
「シーズンオフでよかったですね」
「おー」

立派な個室に寝転がる元希さんを見おろす。


怪我をしたのかと思って、ここにつくあいだ電車のなかで涙がこぼれたなんていえない。

「痛かった。死ぬかと思ったわ」

俺はため息をついてベットのそばに椅子をおく。

「…なんかひと山越えた感じでさあ。そしたらここ静かじゃん。落ち着かなくて」
「メチャクチャ落ち着くじゃないですか」
「それは隆也だからだろ!お前は自分の興味のあることにひたすら没頭できたら幸せなんだから。俺は大部屋がよかった。じーちゃんとか、ほかにいろいろな人がいて見舞い客もくるやつ」
「もうすぐアンタの知り合いがきますよ」
「ちげーよ、俺はまだ知らない人達がいるところがいい」
「国民的アイドル級の野球選手、大部屋に突っ込めるもんじゃないでしょう」
「隆也のケチー」
「これはケチとかそういう部類の問題じゃねえ!」


元希さんの性格上、わからなくもないが、混乱は避けたい。


アンタ、怪我じゃなくても立派に病人だぞ?


俺はぶーたれている元希さんをみながら、ふと思いついたことを、耳元に口寄せていった。


「そしたら、俺とこっそりイチャつけるでしょう?」

ゾワリと全身に鳥肌が走ったが、俺をみつめる元希さんの目が熱を込めて輝きだす。

「そっか」

グッと肩を引き寄せられたので、ハッとして唇がふれあう一センチ手前で引き止めた。

「…んだよ」
「キ、キスだけですよ?」
「…隆也の色気なし」
「はあ?意味わかっ…」


あとの言葉は続かない。

******

こんなこと書いてますが管理人、入院しました(汗)
10月上旬まで入ってきます。(ペースメーカー電池交換)
また帰ってきたらなにか更新いたしますー。

皇子様と僕 10(ハルアベ)

前回から10日も経っているんですね(汗)
続きです。

といっても、どこで区切りにしたらいいのかよくわからないのですが。
本格的に書くとなると、根性いれないとできないし…。
とりあえずタカヤがデレたら一区切りにしたい。
(デレてくれ…!)

▼追記

朝食 同棲パロ (ミハベ)

chocolat rose☆に戻る

ふたりとも大学生で同棲中。


▼追記

魔法使いと僕 (ミハベ)

魔法少年パロ。
魔法魔法というけれど、どうみても美少/女戦/士パロだよね。
プリ/キュ/アだよね…。

今回のピンポイント目標。
ミハベで甘甘を頑張ろう。 
三橋君が優位にたつように頑張ろう。
阿部なんて、阿部なんて、三橋に迫られてどうにかなっちゃえばいいんだぁぁ。

逝ってみます。

*********

世界を救ってくれ。そういって突然現れた妖精 阿部君はいじめられっこで卑屈なオレに魔法の力を与えた。 
少しずついろんな人の悩みを解決して、笑顔のキラメキを手に入れるなかでオレはちょっと自分に自信がついたし、自分が好きになってきた。

それもこれも、全部、阿部君のおかげ。

そして、愛してる。君のこと。

だから…。
オレは今日もやっかいで愛しい阿部君と、数限りない戦いを繰り返している。 


「なあ、今日のこれ、どおう? ミニスカピンクナースコスに白ストッキング、ガーターベルトつき! これでお前の頑固なハートも一撃粉砕だぜ!」

背後から明るい声が聞こえてくる。

無視だ。

とりあえず、無視だ。

無視というより無心だ。
無心になれ、オレ。

パラパラパラ…とオレは教科書をめくる。
さあて、今日の宿題をかたしちゃおう。

肩肘をついて、いかにも集中してますって顔でオレはやみくもにページをめくる。

背後に温かい熱が近づいてきた。

「はーい、お熱、計りましょうね」

くんっと両目が後ろからふさがれる。

「あのっ…」
「検温は、口でな」

抵抗する間もなく、舌にヌルリと温かいものがふれてくる。

「むうっ…!!!」

ぐぎぎぎ…とオレは阿部君の肩を押し返した。
すると向こうもムキなってオレを抱きしめようとする。

(だーーーーーーめーーーーーーーー!!)

オレは理性を失う前にと必死に阿部君を押す。
あまりにしつこい抵抗に、とうとう阿部君がオレを放した。

「おい、テメ、いい加減に…!!」
「遊びでは 付き合わないって いった!!!」
「だから、なにが本気でなにが遊びなんだよっ!??」

お互い、肩で息をしながら相手をみつめる。
ふたりとも顔は真っ赤だし、唇はぬぐわなくちゃいけないくらい濡れているし、オレのシャツは軽く乱れているし、阿部君なんかビンクナースのガーターつきだ。


「本気 まで ふれない」
「オレは本気でサービスしてやるっつてんだろ。こんなに尽くそうとしてるのに」
「もっと自分、大切に…」
「してるよ。オレは有能な妖精だから、スカウトした戦士にはいつでも気持ちよく…」

ハア…と、オレはため息をつく。

「オレは、さ。阿部君が きた世界を救ってから …付き合いたい」
「そしたらお別れじゃん」

ほら、またそんなことをいう。
オレがそういわれるたびに泣きたくなるのが、本当にわからないの?

「こっちの世界に残るってこと…」
「無理、じゃね? 前例がないもん…」
「だったら…」

そこまでいってオレは口を閉ざす。

(だったら、オレが、それ、作る…)

今度また、阿部君たちの妖精の国、ドリームエンジェリックワールド2012にいったら、そこで王宮の奥にいる女王様に聞いてみよう。

それとも、最近知り合いになった阿部君のお兄さんの榛名さんに聞いてみようかな。
オレと阿部君がいつものように暴れだした人々の負の感情から生まれた化け物、カナシンミーと戦って、かなり危なくなったときに、助けにきてくれたもうひとりの妖精、榛名さん。

阿部君の実のお兄さんらしくて、言動が阿部君並みにいろいろおかしかったけど。
しかも阿部君のことからかって、半泣きにさせては楽しそうに笑っていたけど。
でも、まあ、相談事には熱心にのってくれそうな人だった。

「おい、三橋」

そんなこと考えていたら、急に強い口調で名前を呼ばれた。

「なに?」
「舐めろ」

振り返ると、いつのまにかSM女王様風の姿になって、金の椅子に腰掛けて足を組んでいる阿部君。
真っ黒なブーツがピカピカと光っている。

「だから、なんでいつもそうなの!!?」
「…お前、アレだろ。本当はこういうほうがいいんだろ?」

ああ、頭が痛い。
それから、いま、思い直したんだけど、阿部君をこんな価値観にしたのは、あのお兄さんかもしれない。
そういうところ、いろいろユルそうな人だったから。
…相談するのも、よくよく考えてからにしよう。

オレは阿部君とのやりとりのせいで、なんとなくもやもやした気持ちになってきて、立ち上がる。

「どこいくの?」
「別に…」
「逃げんのかよ?」
「ちがっ…」
「じゃあ、ためずに…」
「トイレ!!」

スッと阿部君を押しのけて部屋のドアノブに手をかける。
ちょっとその、まずいことになってきたから。

「待て! そんなところでひとりでするんなら…」
「なにがっ?」

オレはバッ、と阿部君をみかえす。

「どうしてオレでしないんだよ?」
「だから…」
「ホントは知ってんだ。お前、ホントはオレのこと嫌いなんだろ?」
「ふえ?」
「興味なんかねーんだろ。ハンッ、気がつかないとでも思ってんのかよ。あーあ、オレもこんなに一生懸命になってパートナーに尽くそうなんてするんじゃなかった。叶とか織田とかに相手にしてもらおっかな〜。織田なんてオトすのカンタンそう…」

頭にきた。
なんだそれ。
オレたち中学2年生なんだぞ。
オレがこんなに君のことを大切に思って、将来のことまで考えて、君がオレと変な契約関係じゃなくなってから晴れてプロポーズしようなんて毎日、毎晩、自分の欲望と戦って、清く正しく愛そうと頑張ってるのに…。

ドサリ。

鈍い音をさせてオレは阿部君を床に押し倒す。
真剣な目で彼の瞳をみつめた。

ビクリ、と阿部君が息をのむ。

ほら、急に君は驚いてこんなに胸を速く打たせだすじゃないか。

ゆっくりと、ゆっくりと女王様の首もとから頬にかけて、手のひらでなであげる。

阿部君の頬が一気に朱に染まった。
オレに絡みつく視線が、一時休止を訴えている。
それに構わず、首筋に口づけた。

「うっ…あ…」

いっそう君の胸が速く打つ。

こういうことでしょ?
君がしようしようといってたのは。

「みはっしっ…」

ビクンと彼の身体が反った。
嫌がってるのか、喜んでるのかわからないけど、おそろしく可愛いと思った。

でも、オレの気持ちも限界だ。
これ以上のことをするのは怖い。

君の声が、聞いたことのないような、高くてせつない声でオレの名前を呼んだ瞬間、心臓は空気銃で撃たれたようになってしまった。

「…はっ…」

オレは甘さと痛さに貫かれたような感覚を全身に感じる。
グッと腕に力をいれて阿部君のうえから起き上がった。

「おしまい です」

惚けたようにオレをみつめる阿部君に、ベッドの上からつかみとった薄がけをパサリとかけて、自分は枕を顔にかぶせてうつぶせになった。

恥ずかしくて恥ずかしくて恥ずかしくて。

どうしようもなく跳ね回る鼓動を抱えながら。

******
ピュアベが書けない。



ハルナ皇子様パロ 設定

思いついたものを、思いついただけ叩き込んでるブログ。きっと妄想のサンドバッグ。

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皇子ハルナにとって従者アキマルは

無類の友。どんなことがあっても見捨てることはできない、兄弟のような存在。
(本当の兄弟たちは逆に信頼出来ない。王室モノのお約束、兄弟=権力闘争の相手。)でも、アキマルはハルナの本当の不安や寂しさまでは気がついてくれない。アキマルは変なところ楽観的で、変なところ心配性。ムサシノ国の掟通りに生きようとして、物事を改革する意識はなかった。そんなところにハルナは不満を抱いているがあまりはっきりいったことはない。

従者アキマルにとってハルナは

生まれたときから命をかけて守れといわれてきた皇子様。ハルナの気さくなところ、ため口で意見をいわせてくれるところが好き。結構、寂しがりで不安定なハルナのおもりをしてきた(と、自分では思ってる)最近、立派になってきてくれたと思ったのに、また予想外なことを始めるハルナに頭を抱えている。皇子という特権階級のなかで、それなりに恩恵を受け、威厳を持って生きていけばいいじゃないか、とのんきに思っている。でも、ハルナが革命を起こすといえば、それに従って力をつくす。つまるところ、祖国よりも特権よりも、ハルナを尊いものだと思っている。

タカヤにとって祖国の皇子ミハシは

政治を変えてゆくうえでベストパートナー。信頼関係で結ばれたふたり。そうはいっても気弱な皇子ミハシにやや強引で独断的なところがあるタカヤは無茶をさせ、まわりの人間にストップをかけられたり、ぎくしゃくもしたけど、それなりに仲良し。まわりの人達からも、なんだかんだいって温かい目でみられていた二人だった。タカヤはニシウラ国の神官の息子。学問と剣術に意欲的で、将来は政治に関わることを希望していた。現在の政治に満足しておらず、いくつも斬新なアイディアを思いついて、既存の体制を改革してゆくことに熱意を持っていた。皇子ミハシの学友に選ばれ、将来の国のありかたについて語りあっていた。タカヤにとってミハシは夢と希望を分かち合える存在。ミハシに忠誠を誓っていた。

側室タカヤにとって皇子ハルナは

あまりに突然に、自分の運命を握った悪魔的な存在。自分の未来と希望と生活のすべてを破壊して自分の生命さえも手中におさめた人。 ハルナは剣の腕はおそろしく立つが、大国の皇子として傲慢に育ち、虚栄のなかで堕落している人物だろうと思って憎んでいる。ただ、祖国ニシウラとムサシノ国の関係を守るために、というかニシウラを守るために大人しく決められた通りハルナの側室として彼の側にいる。なぜ、自分がハルナに抱かれなければいけないのかいまだ納得はしていない。だが、それなりにムサシノがニシウラにも配慮してくれているせいか、祖国を滅ぼした敵などと思って復讐する気はない。ともに過ごす中でみせるハルナの素顔に、繊細で真面目な面や、自分の地位の危うさに気づいていて苦悩を抱えている姿を知るようになって、徐々に一目置き始める。人間的にはハルナはよい人だと思うようになる。(権力者のなかには彼などくらべものにならない、汚れた心を持つ者が多い。)身体の相性はよく、自分の気持ちと裏腹に、ハルナの思い通りによがっている自分に絶望することしばしば。ハルナはタカヤにご執心だし、タカヤを心身ともに自分の虜にしようと必死だから、王家に代々伝わる秘技(ただの調教)をしかけてくる。残念ながらタカヤはその手のことに弱いので、ハルナ様はご満悦。ただしハルナ様は、タカヤが本気で不機嫌になるとオロオロする。ハルナ様はつまるところタカヤバカ。

だが、タカヤは、もともと政治をしたい者だったため、現在の愛妾という性生活が中心の暮らしに憤りを感じている。が、内部からちらちらとムサシノ国の内政や法律について知ることができるのはちょっと楽しい。戦地に赴くハルナとアキマルに自分なりの策戦を話して聞かせ、ムサシノ軍を勝利に導いたあたりからムサシノ国内でも大切にされ始める。ハルナの正室、側室が一同に集まる時は唯一の男子として居心地が悪い。ハルナに慣れてくると、かなり抱いてもらうのが好きだったりする。ほかの側室たち、そして正室にそれなりに嫉妬もしているがハルナには秘密。もとから妖艶なところがあるから、その気になればいろいろな手でハルナの心を蕩かして思うままにできる。そんなときのハルナは、アキマルいわく「みるに耐えられないほど、アホな顔をしている」らしい。が、とにもかくにもタカヤは一途な性格なので、ハルナに惚れれば、気のないふりをしながら心の底でいじらしく愛し続けるツンデレラ。

のちには、ハルナのはからいで、ミハシやニシウラ国のみんなとも交流を持てるようになる。

が、そんなふうにハッピーな生活になるまでにはさまざまな苦難が降りかかる…的な話し。

ふう、いうだけ、いった。

なんか、もんすごくベタな展開。
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