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ecoh




「朝目が覚めたら
まずアナタの声を思い出して
ホッするのが
日課になった

アナタがいない世界で
笑うのが怖かった
だから私は心を殺した

だけど声が聞こえた
アナタの声だった
「さぁもう扉を開いても良いんだよ」

アナタがいない部屋
アナタがいない街
これからも私のこの物語は
続いてく

アナタに会えたとき
ちゃんと胸を張れるように
生きてく
だからどこかで私をみていてね」

音のない部屋


LUNKHEADの
ミニアルバム「VOX」は
「痛み」について
描かれた五つの曲が
収録されている、と思う

例えば
この「音のない部屋」の
歌詞から
推測するに
主人公は女性で
恋人をなんらかの形で
失っている

心の支えだった恋人を
なくして
女性は塞ぎ込む
自分の世界の扉に
鍵をかけてしまう


何年か経ち
彼女は彼の声を聞く

毎朝思い出してホッとするのが
日課になってた
彼の声は
彼女の背中を後押ししていた

彼の声であり
鍵をかけて封じ込めていた
自分自身の声

痛みを越えたとき
またちょっとだけ
強くなれる


もう一曲




「冷たい雨に濡れながら
ボクら震えたまま
笑い合った
それとも
ボクにわからないように
あの時ホントは泣いていた??
瑠璃色の通り雨の中で

そっと抱き寄せた
君の柔らかな
小さな肩震えてた
雨に隠して
わからないように
あの時ホントは
泣いていた??

瑠璃色の通り雨の中で」

空知ラヌ雨




雨繋がりで
LUNKHEADの
過去の曲
「ガラス玉」の
続編にあたる曲



ただ、歌詞の内容だけ
読み込むと
初期の「白い声」と
リンクしていると思う



そういう意味でも
LUNKHEADは
原点回帰しているといえる




痛みを一番わかりあいたい
恋人同士っていう
関係でありながらも
相手のすべてを
知れるわけではない

















こういう記事を書くと
オチをつけなくては
ならなくなるから
嫌だ


本当は歌詞だけ
載せて
送信するべきだった

失敗した



だけど伝えたいことは
地下鉄に揺られながら
LUNKHEADを
聞いていると
感傷的になるな
ってこと

かかとの物語






2月22日
22:10

To まゆみ
From ゆうじ

「バイト落ちたー(゜∀゜)
だけんもっと本格的なBARで求人あったから応募してみた











2月22日
23:05

To ゆうじ
From まゆみ

「ありゃー
仕方ないね!!
ご縁がなかっただけだ…あっ、だけだけん!!(゜д゜)笑
次だ次だ











2月23日
0:20

To まゆみ
From ゆうじ

「「だけん」の使い方がおかしいぞ(゜∀゜)笑」










2月23日
8:35

To ゆうじ
From まゆみ


「おはー´・ω・
今日、明日が
選考の山場なわたしです

追試ふぁいおーヽ(゜д゜)ノ」








2月23日
9:10

To まゆみ
From ゆうじクン


「おはー´・ω・
昨日、今日が追試の
山場なわたしです


選考ふぁいおーヽ(゜д゜)ノ



















ほんとに、いつでも
応援してるから(`・ω・´)」













ブワッ(´;ω;)



in the 有楽町線

溜池山王

当たり前だと
思ったことは
なかったはずだ






昔の日記を読み返した



ゆうじクンと
会ったばっかりのころ

スグルさんと離れたころ

スグルさんに声をかけられたころ
S藤さんに片想いしてたころ





遡れば
遡るほど
自分が書いたんぢゃないような
日記が残ってる


なんか
一ヶ月前のことでさえ
何年も前のことみたい
懐かしいというよりは
そんなことあったっけ??
って感じ


どんなテンションで
書いたんだろ、これ
って記事もあって
相変わらず自分が
よくわからない



でも
そのときあったこととか
かけてもらった言葉とか
それは確実に
存在したんだなぁって



どうして忘れちゃうんだろね


どうして覚えてらんないんだろ



今が終わって
またいつか恋愛したら
忘れちゃうのかな


ぢゃぁ今は
なんのためあるのかな


ユウトと別れたから
S藤さんに挑戦できた


S藤さんを諦めなければ
スグルさんに会えなかった


スグルさんから
離れなければ
ゆうじクンには
会えなかった


そういうこと??


ぢゃぁ
ひとつでも
狂ってたら
別の今があったってこと??


ユウトと別れてなければ
S藤さんと上手くいってたら
スグルさんと同棲してたら
ゆうじクンが入学してなければ


アタシは地図の上の
どこに立ってたんだろう





アタシは
今を後悔してんのかな



後悔しないで


今を大切にしよ


みんなに
そう言われてきた
はずなのにな


過去を振り返らないで


過去がどうであれ
今のまゆみが
すべてでしょ??


って
言ってもらったのにな


どこいっちゃったんだろ













なんだか
悲しくなってきた








別れたけど
自分の台本の中には
もう存在しないけど
今も生きてる
アタシとは
別の時間が
流れてる
わかっちゃいるのに
それを知って
よくわからないくらい
変な感覚がする
どうして失くしたんだろ
どうして失くさないように
できなかったんだろ
やっぱり越えてないや
越えられてない
ずっと繋がれたままだ
癒えた気でいた
強がってるだけだ
目の前のものを
好きにならなきゃって
いつでも必死になってたのかも
自分のために
それさえも
嘘かもしれない
言い訳かもしれない






ぢゃぁこの気持ちはなに??
この気まずい感情はなに??
割り切れない気持ちはなに??



どうして忘れないの??
どうして覚えているの??


どうして遠くに
いけないんだろ




もう笑ってんの疲れたな


ホントの自分は
どこに隠れちゃったのかな

泳ぐ鳥

やっぱりバンドがすきだ




バンドすき


声が
低くなってるのは
ちょっと気になるけど
社会人になっても
趣味で続けてたい



帰り道

田無に向かって
歩く長い道のり



ACIDMANのFREAK OUTが
イヤホンから
流れる


この曲

良くできてる


メロが

歌詞の繋ぎが


音楽がすき

ホントに





音楽が好きだょ
ホントに


帰り道


歩くのは好きだ


電車代も
気になるけど
それが主ぢゃない



あー…
何が書きたいんだろ

自分




ふと
スグルさんに会いたくなった



なんでか
わからない



ただ
戻りたいんぢゃない







いつだってそう

今も
懐かしく思う日が
来ても
絶対戻りたいとは
思わないんだと思う





いまは
セックスしたくないな








なんでだろう




みんなと
別れてから
追試の勉強をしてる
ゆうじクンに
差し入れを
持って行った



これ渡したら
帰ろうと思って


って言ってる口を
塞がれた




キスしながら
いまセックスは
したくないな
と思った





それは
両足の脛の
毛を剃ってないからでもなくて
下着が可愛くないからでもなくて



アタシには
珍しい感情で




出来るシチュエーションなら
まずはやってみよう
って普段なら
思うわけで












帰り道

歩きながら



よくわかんなくて




視界がウルウルして
ボヤけた




アタシが
アタシぢゃないみたいだ





なんだろう
アタシどうしたんだろ



スグルさんに会いたい



嘘だ



会いたくない






会っても話すことなんか
何もない


だけどスグルさんは
アタシが知ってる中で
一番体を求めてこない人だったから


心配だった



アタシ
本当に
好かれてるのかな??
って



それくらい


変わった人だった




そんなときもあった



だけど
やっぱり
戻りたくない







だけど
人恋しくて
恋しくて恋しくて
仕方ない



誰でもいいから
側にいてほしい


大丈夫だょ
って
頭を撫でてもらいたい
抱きしめてもらいたい







本当に
誰でもいいから

でも誰でもいいって
いうのは
誰も信じてないからなんだって
自覚してる


心のどこかで
冷めてる


一歩遠巻きで
自分をみてる









殺してくれたら
楽なのに

ダイヤルロック

グループディスカッションで
一緒だった男の子
三人とお茶を飲んだ


一人は笑った顔が
渡部篤郎に似てる
バンドマンの男の子

一人は人の話に
なんでも同調する
男の子

最後の一人は
外見はまともなのに
考え方が
スゴく個性的な男の子



コーヒーを飲みながら
個性的な男の子の
話を聞いた

大学を一年休学して
企業に誘われたこと

その企業が
老人相手に
高額な費用を騙し取ろうと
していたこと

その現場をみたとき
その企業に
見切りをつけたこと


嘘をつくのは
簡単なことだけど
相手を思いやる
誠実な嘘をつくべきである
ということ



「学生時代何もしなかったっていうことは、何でもしてたってことに出来るわけぢゃん。つまり白紙ならそこにいくらでも書き足せるんだょ。だけどその嘘は御社に入ったとき、必ず戦力になれるって意思の現れだから悪い嘘ぢゃないんだ」


その言葉が
印象的だった


帰り道
電車が一緒だったから
話した


気付けばこの人の話に
アタシは吸い込まれていた


魅力があると思った



「オレはダメなんだ。すぐ作るから。自分ほど汚れたやつはいないと思ってる」


そんなことを
言っていた


そういえば
ゆうじクンも
似たようなことを
言ってた


誠実でありたいと
思うから
そういう風に
思っちゃうんぢゃない??

本当に汚れてたら
自分が汚れてることにすら
気付かないょ

アタシは
そんなことを言った


言いながら
付き合い始め
ゆうじクンにも
そういうことを
伝えたかった自分を
思い出した




恋愛の話になって
彼が遠距離恋愛を
してることを
知った


「オレは別に結婚したくないんだ。だけどいま付き合ってる彼女とならしてもいいって思ってる」


アタシはその言葉に
感動した


それが本当なんだな
って思う


結婚がしたいんぢゃない

この人とならいいかな
って相手を探してるんだ


たぶん就活も
社会に出て
働きたいというよりは
この会社で働いてみたいんだ
って意識が
必要なんだと思う


そんなことを
考えてると
ますます
この人は魅力的だな
って思った






それがいけなかったのかもしれない



「その目辞めてくれない??」



えっ



と思った


「目力あるって言われるでしょ」



うん
よく言われる


そう答えると
彼は片手で目を覆った



「吸い込まれそう。オレ、その目嫌いなんだ。ソワソワする」



無意識のうちに
無数のアンテナを
彼一点に向けていた


あー…



確かに
アタシの悪い癖だ


と思った




興味があるものに
対して
一直線になる



彼とは
池袋で別れた


「選考進んでも二度と会うことはないね」

そんなことを言われた

そうだね

と言った



別れるときに
メアドを
交換したかったけど
辞めた


「知らない人だからこんなに話せるんだょ」

って言っていたからだ



アタシは手を振りながら
満面の笑みで
別れた