扱う店によっては絶対に手を出したくないものもあるかもしれない「訳あり商品」ですが、通信販売で、かにの訳ありなんていかにも怪しい感じがして買う気にならないのですが、どうして定価で販売できない商品になってしまったのか、気にしなければいいというわけでもないですね。
何を訳と考えるかについては、お店、担当者によってまちまちではありますが、ほとんどは大きさが揃わず、極端に大きいものや、他と比べて、特別に小さいものも訳になってしまうそうです。
人間と同じで、「みんな違ってみんないい」はずなのにそうではなく、他とのつりあいで外れるかにもあります。
脚や甲羅に傷や藤壺がついていたって美味しさは同じだと思います。
正規品ってこうも厳格に選び抜かれていたんだと感動すると共に、贈り物にするんでもない限り気にして食べないなんて、大損です。
実家や兄弟にも送ってあげようと思います。
残念ながらご進物にはなりませんが。
蟹通販を利用する際には口コミを参考にしたいですが、蟹通販に関する口コミは溢れ返っており、困惑します。
有名なのは楽天やアマゾンなどですが、それらのECサイトでは簡単に多くの口コミが見られます。
また、それ以外にも、ブログなどでも蟹通販の口コミをまとめたところがあるようです。
これら全てに目を通すことなど出来る筈ありませんね。
そんな中で、何を参考にすればいいのでしょう?ネット上の口コミはしょせん、主観に過ぎません。
それより、客観的に表れる実績によって業者の良しあしを判断すれば信用できる業者から蟹を買うことができますね。
国内のかにの産地はどこかと考えると、北陸地方が目立ちます。
かにだけでなく、温泉にも入りたければ、石川県の粟津温泉はその代表です。
かにをふんだんに使った料理を食べるために全国からその評判を聞きつけた客が湯治などに訪れます。
粟津近辺のかには加能がにと呼ばれ、ズワイガニですが、歯応えのある甘い身が特長です。
かにのシーズンにとれたてを味わいたい方は、きっと納得できるでしょう。
松葉ガニのメスの呼び名がセコガニです。
松葉ガニと比べてみれば、おおむね小ぶりなかにですが、卵を抱えたかにで身も濃厚な味とされていて、このかににしかない味を愛する方が熱く語っています。
かにのシーズンの始め、11月から1月の間しか水揚げされることはなくその貴重さは際立っています。
加工していない冷凍かにだとかなり大きいので、外に出しておけば解凍できると思う方もいるらしいですが、かにをおいしく調理するためには焦らずゆっくり解凍しましょう。
かにをおいしく解凍するために必須なのは室内の解凍は厳禁で冷蔵庫で時間をかけて解凍することです。
これをきちんと守れば差は歴然なので、ぜひ心がけてください。