ずいぶんとひねくれた考え方をするようになった。でも、昔からこんなんだったかなー
中学でサキに出会って、詩を書く女の子を知った。自分の感情を書き殴ることで整理ができることも知った。
好きだった。とても好きで、サキやツンちゃんみたいな、当たり前な生き方をしない女の子が好きだった。
自分はおっかなびっくりで周りの目ばかりを気にしていて、そういう生き方ができなかったから。いいなと思ってた。そこまで自分を信じられることとか、気持ちに正直になれるところとかがとても好きだった。
きっと、サキには自信のある女の子に見えていたと思うし、実際そうあろうと努力もしていたけど、それは本当の姿じゃなかった。周りから求められるものに対して、相応の対価を払おうと必死になっていただけで。失望されるのが怖くて。期待値に沿えないことが怖かった。
仕事だけじゃない、恋愛もそうなのかもしれない。今頃になって気づく。気を遣うのは、嫌われたくないからじゃない、自分を自分で嫌いになりたくないからだ。こんなこともできない、って目の当たりにするのが怖かったからだ。見えすぎるってゆーのも考え物。昔から、空気を読むことに必死だった。先生や教室の空気を読むのが得意とゆーか、それが自分の仕事だと思ってた。でも、疲れるだけだったな。役には立ってるけど。クレーム引かないこととか、相手が求めているものを読むちからとか。そういうのは確かについたけど。

面倒くさい女になっちゃったなあ。こりゃ結婚遠いわけだわ。