2018-1-17 15:32
これから それから
寒くて、夜空の美しい日でした。
この街の冬はとても寒い。これからもっと寒くなるのかと思うと、少しだけ参ってしまいます。
先日、口数の少ない彼と思い切って、あなたがなにを考えているのかたまに分からない時がある、という話をした。会って話している分には問題はないのだけれど、ラインなどだと言葉は途端に温度が冷めてしまって。その言葉の本来持つ生温かさが消えて、無機質で、とてもさみしいものに聞こえてしまうことがあるから。
彼は困った顔をして、おれは喋るのが苦手だからメッセージを送るばかりだったね、さみしい思いをさせてごめんよ。と。
その困った顔が、私は好きだなあと思った。捻くれてるからかな。
彼は言った。
一緒に住もう、と。
うん、共に暮らそう、と伝えた。
あなたに会ってまだ一年しか過ぎていない。
でもたった一年で、あなたは私の全ての一部になった。欠けたら、私の全部の意味が成り立たないくらい最大級の大きさで。
私たちに必要なのは難解な言葉や細やかな感情の形容ではなくて、単純で安直すぎるほどの、シンプルなものなんだと思う。
複雑なことはいらない。
面倒だからこそ、きみといよう。と、私は思うのです。
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