寒くて、夜空の美しい日でした。
この街の冬はとても寒い。これからもっと寒くなるのかと思うと、少しだけ参ってしまいます。

先日、口数の少ない彼と思い切って、あなたがなにを考えているのかたまに分からない時がある、という話をした。会って話している分には問題はないのだけれど、ラインなどだと言葉は途端に温度が冷めてしまって。その言葉の本来持つ生温かさが消えて、無機質で、とてもさみしいものに聞こえてしまうことがあるから。

彼は困った顔をして、おれは喋るのが苦手だからメッセージを送るばかりだったね、さみしい思いをさせてごめんよ。と。

その困った顔が、私は好きだなあと思った。捻くれてるからかな。