スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

おかえり


彼がアメリカから帰国しました。
これはお土産の一部。他にも宇宙博物館で宇宙食や、ホワイトハウスの置物を買ってきてくれた!(残念ながら自由の女神はNYにしかなさそう、とのこと)

駅まで車で迎えに行くと彼は二週間ぶりの私をみてなにを思ったのか、かわいいかわいいと言ってくれた。私も久しぶりに会うからお化粧もちゃんとして、髪の毛もアレンジして行ったのだけど、久しぶりだったものでなんだか気恥ずかしくて彼の目をしっかり見られなかったなあ。車に乗り込むとただいま、と私の?にキスをしてくれて、アメリカンになったなあ!と思うと笑ってしまいました。

お家に帰るときつくきつく私を抱きしめて、ただいま、ともう一度言っていた。寂しいなんて直接言わない彼の寂しさがひしひしと伝わってくるようで何も言えなかった。

おかえり、おかえり。
続きを読む

友人と帰国


先日、友人の結婚式に行ってきました。
かすみ草とマーガレットが本当に綺麗なテーブルで、小さいお花はたくさんあればあるほど美しいなあと感じました。

たくさん笑いすぎて、式から披露宴まであっという間で終わってしまいました。なんだか寂しい気もする。本当にあっという間だったから。久しぶりに高校の友人たちと会ってたくさん笑えて、楽しくて仕方がなかった。結婚式の中って、なぜか一度は感極まって泣いてしまう。楽しくて笑うはずなのに、嬉しくて泣いてしまう。

涙は不思議だなあ、嬉しくっても流れるんだもんな。

明日は彼がやっとで帰ってくる。
アメリカから帰国です。長かったような短かったような二週間。帰ってきたら、お互い抱きしめ合うんだろうな。

さ、今日はヨガに行くぞ〜〜!

海外出張


先程出先でダリアとミモザを買いました。
花は美しい。限られた時間の中で、限りあるばかりの美しさを実感させてくれるような気がします。

彼が今日から出張へと旅立って行きました。遠い遠い、異国の地です。朝、成田を発ったのできっと今も飛行機の中ではないかな、と思います。彼の旅がどうか安全なものになりますように、と願うばかり。お腹の緩い彼のことだから、異国の食事でお腹を下さないか心配。ビオフェルミンは持っていったかなとか、ストレスですぐに食欲が落ちるからちゃんと食べてるかなとか、思いつくのは彼への心配ばかり。オカンか、と思うのですが、愛しい人の安全はいつだって、誰だって、願うものでしょう?

お土産はなにがいい?と彼は聞いた。
自由の女神、と言うと彼は笑って、了解しました。と言った。あとは私に軽く触れるくらいのフレンチキスをして、キャリーをゴロゴロと引いて歩いていった。私が選んであげたナノユニバースのコートとマフラー、ビームスの革の手袋。防寒具は私が買ってあげたものばかりだなと思った。人のことをこんなに愛しく思う日が来るなんて、神様は意地悪だなと思う。

ほんと、意地悪。

続きを読む

日常



この前お花屋さんで買った桜が咲いた。
春を知らせてくれるようで、部屋の中が暖かくなった気がした。

最近、とっても悲しい、という言葉で表現するのは少し違うかもしれないが、少しショックな出来事があった。苦しくて毎夜泣いていたが、彼はその度に私の頭を撫でた。よしよし、と子どもをあやすように優しく頭を撫でて、自分の肩を貸す。私が涙で濡らしても、彼は怒ったりはしなくて、ただ優しく、私の言葉に頷いていた。

大丈夫、大丈夫だよ、と彼はいう。
大丈夫かな、ほんとかな、と私は思う。

人の心を強く引き裂くことがあるとするならば、それは誰にとっても恐ろしい事柄であるはずだ。会いたい会いたい、と思っている間に人は歳をとって、突然消えてしまう。この人こそは大切にしなければいけないと自分が実感するのなら、それはどれだけ早くたっていいはずだ。

平等に用意された生きるということを、もっと丁寧に行わなければいけない、と思った。


前の記事へ 次の記事へ