2014-3-11 23:59
この日が近づく度に思い出したように報道され、波が引くようにまた日常から消えていくんだろう。
毎日は続いているのにね。
でもまだ思い出そうとするだけ救いがあるのかな。
去年は東北に行けなかったから、今年は行きたいな。
まだ行っていない福島に行きたい。
想像だけど、多分沿岸部は良くて「復旧」くらいなんじゃないかな。
ほんと、オリンピックにかけるお金と材料と人手を、復興に使えたらなあと思います。
震災後、ビートたけしが
「『二万人が亡くなった一つの出来事』ではなく、『一人が亡くなった二万件の出来事』」
と言うようなことを言っていたのが本当に印象的だったんだけど、今日改めて記事を読んでしみじみ思った。
『二万人』さんが亡くなったんじゃない。
一人一人に名前のある二万人の方が亡くなったんだ。
それぞれに家族があり、友達があり、人生があった。
遺された哀しみが癒えることは絶対にありません。
忘れる必要もありません。
むしろ忘れないことが供養や、いつか救いになると思いたい。
ただ、後悔や哀しみにとらわれすぎないでと願います。
とらわれないでとは言えません。
絶対にとらわれるだろうし、生涯苦しんでしまうかもしれない。
だからこそ、とらわれすぎないで、と願います。