覚え書き

「一合を 亡き人と酌む 花の夜」

先月かな、多分NHKラジオの俳句番組が流れていたのを聞いたのですが、「花」というテーマで募集した回らしく、こんな感じの句が詠まれていて思わず胸がつまりました。

解説の人が
「直接的な表現は使っていないのに、情景が鮮やかに思い浮かぶ」
と言うようなことを言っていました。

何とも粋で風情があり、且つ哀愁や思慕に溢れた一句だと思いました。
どなたの作か全く覚えていないけれど、聞けて良かったです。