先日、買ったはいいものの読んでいない本=積読の数を数えたら180冊ほどありまして。
驚愕ですね。一番驚いたのは私です。
折角の長い夏休み(大学生にしては短い)なので積読を少しでも崩そうと思っていたのですが、気付いたら八月中旬でした。
時の流れって早いですね!!

流石に一冊も読まずにっていうのは文学専攻としてどうかと思ったので最近は読むようにしてます。
バイトも部活もしてないから時間は持て余してますし。
で、これブログのネタになるじゃん?と思ったのと記録したいなーという思いがあるので書きます。
ええ書きます。

・ピュアフルアンソロジー 片想い。
片想いを題材にした短編集。
これを買ったときの私はいったい何を思っていたのかわかりません。普段そんなに恋愛ものは読まないので。
買ったのは……二、三年前かな。
私が好きなのは最後の一編ですね。
「おまえたちが信じてる世界のライフはゼロだから」
主人公が気付かないうちに惹かれていくさまはうずうずしますね!

・探偵・花咲太郎は覆さない
『閃かない』の続編。ぜんぜん推理しないですね相変わらず。
木曽川が好きなんですよ私。前回では全然殺人鬼らしさを出してなかったけど、今作では最後に殺人鬼としての面を出してくれてちょっと怖かったりとか。
飄々としてるのは相変わらずでしたけど。
でも殺人鬼として狂気に溢れながらも不安なんかが見え隠れしてたのがやっぱり人間なんだなと思いました。

・僕は長い昼と長い夜を過ごす
一回本屋で見かけて一目惚れした本。
まずタイトルからして面白そうな感じが!!
タイトルの通り長い昼(50時間)と長い夜(20時間)を過ごさないとならない病気の青年が主人公でして。
昼は活動時間、夜は睡眠時間ね。
ミステリも恋愛もあるけど決してうるさくなくそれぞれがしっかりまとまっていてよかったです。
最後にナタネさんがだあああああああああい好きになる本。

・涼宮ハルヒの驚愕(前)(後)
前を読んだのは夏休み前ですが。
どれだけ待ったかというほど待って、いざ読もうと思ったら『分裂』の話を忘れてるっていう。
いろんな伏線回収していろんな伏線ちりばめていきましたね。
にしてものいぢさん絵が変わったなあ。

・交響詩編エウレカセブン1
友達から四年ほどまえに借りた本\(^o^)/
固有名詞が多くて頭こんがらがりました。
まだ話の続きなんだけど、友達は2以降かしてくれるのかしら。

・ボトルネック
おもしれええええええええええ!!
男子高校生が「自分が産まれなかった世界」に飛んでしまう話。
もといた世界ととんでしまった世界には様々な差異があり、それをたどりつつもとの世界に戻ろうとします。
その差がなぜ生まれてしまったのかについての主人公の考察にはどきっとさせられます。
おすすめ。

・向日葵の咲かない夏
一言でいうときもちわるい。
このミス一位のことばに釣られて読んだのがいけなかった。
この作品が一位じゃなくて、作者が一位なんですね。
ミスリードはいいんですが、事実がありえなさすぎるというか。結局先生なんやってん。
主人公は小学生、妹はまだ三歳ですが、論理的にもの考えられすぎ口達者すぎでそこも気持ち悪いです。

・難民探偵
多分夏休み中に読み終わったはず。
良くも悪くも西尾臭がしますが、戯言や化物語にくらべると薄いかな。
あっけなく終わったな、という印象。

・儚い羊たちの祝宴
ボトルネックで米澤ワールドに興味が湧いたので買いました。
大学のサークル「バベルの会」に所属する人のまわりに起きる事件を書いた短編集。
「こうじゃないかなー」と考えながら読むといいです。見事に騙されます。
作中に沢山小説の名前が出てくるので、調べながら読むと真実に近づけるかも。



久しぶりに本をこれだけ読んだ気がします。
高校の間は全然読んでなかったなあ。部活忙しかったし(言い訳)
まだ夏休みはあるので、もうちょっと積読減らしたいですね。