ふふ…、サンデーに『BIRDMEN』が掲載される週を一週間勘違いしてたせいで、今週のサンデーの予告見るの忘れてましたッ!!('□`;;)

『アーサーを誘う電話の声の主とは?謎の女が現れる』
……確か、そんな予告でした。
(はぁ…、まだ先週のサンデーが置いてある店があってギリギリ読めた!)
ピクシブにも急いで鮫洲あやめの記事載せたけど、まだ書きかけの未投稿作品あるんだよなぁ〜…。間に合いそうもないから、『謎の女の正体は〇〇』って今週の回ではっきり語られない事を願って、とりあえず、……ピクシブで語り足りない所を補足説明してみようか。(TωT)
ほんとにもう、『バードメン予想』やってんの、私を除いてほぼ一名ですよ!?誰かもっとバードメン予想独自にやってる人、潜伏してんじゃないですか!?
声、掛けて下さいよッ!!
(その一人の方、貴重過ぎて泣けます…。ありがとう。あと、ピクシブのアンケートに票入れてくれた方も!)(T▽T)

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【『謎の女』の正体は『鮫洲あやめ』だと予想する】


前回、フォックスさんが言ってた
「スパイってのは限りなく地味な奴が向いてるんだ」
ってのは、ズバリ『鮫洲あやめ』の事ではないだろうか。
鮫洲あやめは烏丸英司と鷹山崇と同じクラスなのだ。
しかも、修学旅行では烏丸英司と同じ班で、席も隣同士。
……スパイとしては、絶好の位置取りだと思いませんか?

『地味で優しい眼鏡女子が、実は組織のスパイ』
『隣の席の存在感薄いモブ女子が敵の諜報員』

………田辺イエロウ先生の好みの設定だと思う。(笑)
『結界師』で『諜報員』やってたキャラって言うと、『春日夜未』『細波慧』『波平』さん辺りがそうですね。

『氷浦蒼士』は情報を盗む役じゃなかったし、『閃』は自分の目立つルックスを生かして情報を聞き出すタイプだから、『鮫洲あやめ』とは全く違いますけど。一番似てるのは、波平さんかな?人当たりの良い地味な容姿と、穏やかそうな外面。
(…実は波平さん、口も性格も悪そうですから。あの人、多分、猫被りキャラ)(笑)

『鮫洲あやめ』はその目立たなさを生かして、側で観察して情報を収集するタイプ。もし、彼女がバードメンなら、烏丸英司達のツイートはほとんど丸聞こえだった可能性も高い。


彼女の特化能力は、フォックスさん達の会話から『素直に』推測すれば、『諜報員』(スパイ)だと予想される。

フェアリーが、(臆病だから)相手と直接接触せず、『遠隔』からの情報収集を得意とする『探索者』(シンカー)なら、
鮫洲あやめは、自ら相手に近づき、『近接』によって情報収集する。鮫洲あやめの方が大胆で、対象との距離がない分、危険度も高い。自分の日常の態度も、相手に不信をいだかれてはいけない。フェアリーより、長時間耐えうるの隠蔽やコミュニケーション能力が必要となる。
(…フィオナの場合、本人の容姿が美少女なので、そもそも『周囲に紛れる』という行為自体不得意。彼女はちょうどいい他者との距離感や、当たり障りのない友好的態度は苦手だと思われる。)

鮫洲あやめは『気にならない』。

見てよッ!!あの存在感の薄さッ!!修学旅行で烏丸に話し掛けたり、日直当番やってる場面以外でも、鮫洲あやめは烏丸英司の隣でちょくちょく画面に『見切れて』いるんですよ!?
しっかりフルネーム出てる女子キャラで、烏丸の手を握ったり、烏丸が海野つばめと量りにかけたり、烏丸の隣の席だったり、烏丸に字を誉められて赤面したり、
……そんなラブフラグ立ててる美味しいキャラなのに、画面に出てても全く気にならないんじゃないですか!?
(烏丸もドキドキしないッ!!)(笑)
(↑私は贔屓キャラなので、見切れてるコマがあると喜んでますが…こういう女子は萌ツボなんで!)

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鮫洲あやめは海野つばめと髪の分け目やショートカットなところが共通なのも気になります。二人とも洲や海で『さんずい』付くし、名前が平仮名だし。
……作者が意識的に対にしてる可能性もあります。

鷹山崇←海野つばめ←烏丸英司←鮫洲あやめ

……という展開を予想してる。鮫洲あやめは多分、
『結界師』の炎上寺彩子や
西尾維新の『化物語』シリーズの『猫物語』の羽川つばさや
『うしおととら』の保健室の先生、矢島恵美先生みたいなブチ切れキャラだと予想してます。↑↑作者が読んでそうなジャンルだと思う。
キャットウーマン系の豹変眼鏡女子(笑)
そう思うと、当然、フェアリーの探索者よりも攻撃的がある戦闘向け。
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『探索者』より『諜報員』より戦闘向け能力。
……と言ったら、ありそうなのが、『暗殺者』(アサシン)。
(作者は何となくフェイト/ゼロも見てそうです)
気配遮断能力で相手を仕留める。

『覗き見野郎』(ピーピング・トム)ってのもこの作者のネーミングセンスから言ってありそうです。
直訳すると『覗き屋・トム』
(確か、『犬夜叉』の高橋留美子先生の作品に『ピーピング・トム』という小鳥を偵察に使う病弱な『瞳』という超能力少年の短編があります。『瞳に翼が生えた時…』確か、そんなフレーズがある悲劇的作品。タイトルは『闇をかけるまなざし』
田辺イエロウ先生がコレ読んでるとしたら、バードメンでこのネタやってくれそうだ★)

ピーピング・トムってのは、チョコレートの『ゴディバ』の由来にもなった『ゴダイバ夫人』を覗き見した男の事です。
英国マーシア伯爵レオフリックの妻・ゴダイバ夫人は夫の課した重税を廃止させる為、夫と約束をした。彼女がコンベントリーの町中を裸で馬に乗って走る事が出来れば重税を止めるという約束だった。
そこで、夫人は裸に足首に鈴を付けて騎乗して、町の者に自分が通行中な事を音で知らせた。町中の者は家にこもって、鈴の音が遠ざかるのを待ち、夫人の裸を見ないようにした。

しかし、一人の仕立て屋の男が夫人の裸見たさに窓を開けて覗き、その為、盲目となったという。それが『ピーピング・トム』と呼ばれ、覗き見野郎の代名詞となった。
日本でいうところの『出歯亀』にあたる『伝説的・覗き見野郎』です(笑)
(因みに出歯亀の由来も確か人物名が由来です)
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鮫洲あやめがバードメンだとしたら、烏丸英司達のツイートはほとんど丸聞こえ!烏丸英司は「絶対、俺に優しくて 俺を傷つけない」とまで言った女に、ボコられてほしいです。
鮫洲は眼鏡を外してたり、フルフェイスで顔を隠したりして登場すると予想する。翼の一部で長い黒髪のようにカモフラージュして、読者に『エヴァか!?』と錯覚させるようなシルエットになる演出とかあると嬉しいです。(バストサイズも翼の装甲で増量してたら、萌えます。地味女子がノーパンで登場)(笑)さて、妄想小説でも語りましょうか?(こんな展開が来たら嬉しい)

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【】

「う…!」
鳥部の活動中、烏丸英司は突然、ツイートに割り込みをされた。それは、その場の全員と言うより、烏丸英司個人に向けてのツイートだった。

『…良い月夜ね。今夜は私と踊らない?』

振り返ると、倉庫街のコンテナの上に一羽の鳥が止まっていた。
月明かりを逆光に浴びたフルフェイスの女。長い黒髪が風になびく。…自分より、年上の女らしいバードメンの女は、烏丸に微笑んでいるようであった。

いつからそこに居たのだろう。その場の全員が、彼女に『声』をかけられる前、完全にその気配を察知する事は出来なかった。

ゆっくりと女は立ち上がる。黒々とした影が、コンクリートの地面に伸びた。

「私は誰でしょう?」

女は問う。

「私を捕まえられたら、教えてあ・げ・る。」


――――謎の女は烏丸英司に自分を捕らえてみろと言ってきた。

烏丸英司はその女の後を追った。上空で女は、烏丸を待っていた。そして、間近に迫る烏丸の追撃をひらりとかわし、鋭い蹴りを叩き込んだ。

「ごふッ!!」

腹に激痛が走る。
烏丸は自身の体が真横に吹っ飛ぶ体験をした。一瞬、呼吸さえ止まる。
慌てて、翼を広げて空気抵抗でブレーキをかける。

「烏丸英司君、気をつけて。私、攻撃もするから。」

烏丸の斜め上に女がクスクスと笑っていた。

彼女は女性とはいえ、バードメンなのだ。烏丸も翼で全身を装甲で覆い、防御力も相当強化しているはずなのだが、彼女の強化された筋力と鋭い爪は、烏丸のそれを易々と突破し、烏丸にダメージを与える威力があった。

女の攻撃力は烏丸より、明らかに上であろう。彼女の蹴りは、烏丸の装甲に深く傷を入れていた。

「お前、ほんとに誰なんだ?エデンの奴か!?」

「ふふ、秘密。私の名前、当ててくれたら教えてあげる」


『名前を当てられたら』………とは、何だかヨーロッパの昔話の小鬼のようではないか。

確か、その鬼は『トッテントット』とか言う珍妙な名前で、ヒロインの娘の代わりに、たった一晩で大量の糸を紡ぐなど、無理難題をこなしてくれる。その代償として、娘に自分の花嫁になるよう約束させる。しかし、もし娘が3日の間に自分の名前を当てる事が出来たら、それを無しにしてやろう。
―――確か、話の結末は、小鬼は自分でその名前を歌っているのを人に聞かれてしまいそれが娘の耳に入り、娘に名前を当てられ逃げて行く話だった。

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この後、烏丸英司は女を捕まえようと挑戦するが、中々捕まらず苦戦する。
そして、ふと、何故彼女が自分の名前を知っているのか疑問に思った。確かに、エデンの使者ならば、その情報力で烏丸の本名など、すでに知っていてもおかしくはない。

だが、女の呼んだそれは、もっと身近で聞いた事のあるそれなような気がしてならない。
例えば、以前に鷹山崇が初めて声を掛けてきた時のような…以前にも、その声で自分の名前を呼ばれているような気がした。
女が書き記した文字を見て、その正体をクラスメートの鮫洲あやめだと看破する。

見破られた鮫洲あやめは、その名を呼ばれた瞬間、変身を解いて墜落する。烏丸は彼女が激突する前に、その体を受け止めて彼女を助ける。
眼鏡をかけていないが、この反応は鮫洲あやめ本人と見て間違いないだろう。
「…恥ずかしい」

「鮫洲…、お前、…そりゃそうだろ。早く翼を纏えよッ!!///」

何だか分からないまま、烏丸は鮫洲あやめの体を自分の翼で覆い隠していた。
「絶対に、分からないと思ってた。烏丸君は絶対に私の名前、呼ばないと思っていたから…」

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正体を知られたら、力を失ってしまう小鬼は、もしかしたら、自分の名前を知って欲しかったのかもしれない。

本当の自分を見て欲しい。そんな願望をかかえた小鬼は、誰も知らないはずの、誰からも呼ばれた事のない自分の名前を、人に呼んで欲しかった。
だから、わざとそんな条件を出したのだ。
誰からも呼ばれない名前。
それは必要ない名前だった。
誰からも忘れられ、必要とされない存在。
そんな『存在』として生まれてきた小鬼は、名前を呼ばれる事で消えてしまう。
『名前の分からない存在』は『トッテントット』という名前のある存在としては、その場には居れない。また、どこか別の場合で自分の名前を知らない所で、名前のない存在になるしか許されないのだ。

『鮫洲あやめ』は本当は自分の名前を烏丸英司に呼んでもらいたかった。

誰からも気付かれない存在。そんなものが、果たして、存在すると言えるのか。

自分に気付いて。誰かに自分を見てて欲しい。

……人は誰しも、そう思わないだろうか。

人は人の群れに埋没すると、今自分が存在するのか不安になる。
自分は、名前がある。それは他者との隔たり。
だが、名前というものはその他者に呼ばれる事で、最も自分を自分の存在として確認できるものではないか。
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追伸:鮫洲あやめのコードネームは、『アイリス』『イリス』『ハルピュイア』『シャーク』とかかなぁ♪
烏丸英司と戦わずに、烏丸が片思いしてる海野つばめを指名してくるパターンも面白いと思う。鮫洲あやめは口悪いといいな!彼女に罵られたい