4月27日は、甲賀弾正様とお幻様の命日です。(なのにイラストが弾×地……弾正×お幻ファンに謝れ自分ッ!!)( ̄∀ ̄*;)
二人が夕日に照らされた駿府の安倍川に、仲良くプカ―と浮いた日!!
そんな、命日記念日★401回忌〜ッ!!(笑)
今年もやって来ました!!今年はバジリスクのキャラがこぞって死亡した『慶長19年』(西暦1614年)からちょ〜〜ど『401年目』ッ!!……って、あんまり『ちょうど』じゃないよ。出来れば去年の今頃『ちょうど400年目〜〜♪』とかもっと告知して回りたかった。
口惜しや(T△T*)ウォンッ!!(´泣`。)
何はともあれ4月27日から5月7日までの、怒涛の『バジリスク命日群』ッ!!命日ラッシュッ!!(ああ…またしても、命日当日に間に合わないので、『記事、出来次第なるべく出す』事にします。適当だなぁ…。5月中にバジリスク記事を出す事にするよ)(笑)
甲賀も伊賀も、ドドッと死にすぎる忍び達〜★
あはは〜(゜∀゜;ノ)ノ
最近、パソコンで『好きな漫画のタイトル』と『サーチ』と入力して検索する方法を知った。マイナー検索にありがたい…。
私は『このカプは流石に無いよな〜』というレアカプを検索するのが好き。
カプジャンルの生物多様性を目の当たりにする!マイナーレアカプが、カンブリア大爆発を起こして欲しい(笑)
(甲賀弾正×地虫十兵衛…無い事もないカプである。私は、未だにバジリスクの王道カプが分からない。弾地は絶対違うのは分かるが。地虫受けのニーズって、一体…)(笑)
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【草片(くさびら)】
老人が晩春の月影に佇む。此処は甲賀、卍ヶ谷の甲賀弾正の屋敷である。
「幾つになっても春は良い眺めじゃな」
そう言いつつも、障子戸を締めたままである。
いや、よく見れば、障子戸は僅かに開けられていた。僅に数センチばかり細く開け、その狭い隙間から一筋の月光が室内に引き込まれていた。
その隙間から目だけ覗かせ、神々しいかぐやなる月を、姫君を見るが如く垣間見る風情なのか。
「春とは『巡り来るもの』……であるが、いやはや、これは。
春とは、このように淫らがましいものでございましょうか、弾正様?」
地虫十兵衛の白い喉がククと嘲う。敷布に長い黒髪と五体を投げ出した、やけに小柄な体躯の人物だった。
「これも春の風情よ。」
弾正は、地虫の着物の併せてを解いて帯の下を手探る。
「梅の蕾も露に濡れ…、柔らかにほころぶかな、うごめく春よ。」
その手にも深く刻まれた皺が、地虫の無毛の下腹部を撫でる。つるつるとした手触りを楽しむと、ついっと奥に降り、深き蕾を指遊ばせる。
「はぁ…、ン。指が…あ、弾正様。」
「梅の花の淡き蕾に、春待ちどおしと鶯がつつく。」
「ふふ、すでに老鶯(ろうおう)…。こうなっては、季語が夏になってしまいますなぁ…。『春待ちどおし』どころか、春を過ぎた老翁と梅も花の盛りを過ぎた古木にございますれば……アァッ!ッ!!……弾正様、」
「鶯よりも甘く香る梅のさえずり。耳に美味き声かな。…十兵衛よ、いつもより早いのう。」
地虫の孔に差し入れられた指の刺激に、声がほころぶ。酒を注がれたように色付き、柔らかな肉が吸うように誘う。
地虫はこんな時、よく饒舌である。
しかし、行為に余裕があるから喋るのかと思えば、そうではない。『気を繋ぐ為に、言葉を紡ぎ、紛らわす』……とでもいう具合である。地虫は自分がただ喘ぎと嬌声しか吐けないほど、快楽に酔う様を見られるのを嫌う。
「誰のせいで、このようになったのでしょう。
―――おれが幼き日、口に槍の穂を隠し持ち、喉奥に含ませる業を授ける傍ら、
……ァあ、此方にも、あなたは含ませて……、おれの手足無き躰に、コレを教えた。ハァ、弾正様、……ァれは、幼いおれには、少々キツき…太き剛直の槍の穂でごさいました」
「おお、愛らしいのう、……その小さきまろき童子の尻が、幼くか弱い、桃色の肉を、
深くえぐれと腰振る様は、…春の猫が尾を揺らし雄を誘うが如し。
―――十兵衛よ、忘れてはいまいか。
初めて儂を受け入れた時、儂の袖に噛み付いて、『袖を引いた』は幼き日のお前ぞ」
「……覚えてござったか。」
「忘れるわけがあるまい。…」
――――――――――――――
地虫(幼)「弾正様、ァ、地虫の…此処にも、何か仕込んで下され。おれの躰の、此処にも…『業』を、仕込んで下さいませ。」
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「………。本当に、お前は昔から…、その、なんという台詞を…。乳呑み児のように物言わぬ方が可愛いぞ?」
「…。あの、弾正様?」
「なんじゃ?」
「くく…。やはり弾正様は誤解してらしたようですな。
あのような幼子に衆道の何たるか、分かるはずもございませぬのに…。あれはただ喉に槍の穂を仕込むように、反対側の孔にも何か仕込めるように出来ないものかと、お願いしただけで」
「…なッ!!?」
「おれのような躰で、武器を隠し持つとしたら、口の孔とそこぐらいしか隠せる孔はござらぬゆえ、此方にも何か仕込めぬかと、……子供なりに考えて申したのですが。
―――なにぶん、当時はまだ分別も分からぬ子供ゆえ、
…奥方様を亡くされて、日々人知れず悶々となさっていた弾正様の男心など微塵も察しておりませなんだ」
「…じ、十兵衛」
「弾正様が『そうか、そうか仕込んでやるぞ。おお、…それ、此処にか。此処に、儂のを、含ませてやるから、じっくりと開くのじゃぞ』……と、その言葉もただ『忍術』の『暗器』の事のように思うておりました。
まさか、
同じ年頃の子らより先に、かような芋虫の如き躰のおれが『閨房』の業を頭領自ら仕込まれるとは。
しばらく後に、『あ、弾正様、何か勘違いしてらっしゃる。おれは別に、男同士で男女の如く結ばれる方法など、教えてと頼んだつもりは無かった』と、やっと気付きました。
まあ、その頃には、
弾正様の槍の穂を完全に『仕込まれ』ていたわけですが。
当初、指だけでもツラい思いをしましたが、忍術の修行とは元々つらき事は当たり前と思うておりました。
それが、指を一本二本と増やされるうち、…身の内に、何やら、むず痒いような…腰が揺れて揺れて、どうしょうもなくなるようになって。
わけも分からず弾正様に『助けて。おれの中がおかしくなってしまいます』と言うと、弾正様が『良いぞ、その調子じゃ』とおれの腰を揺すって励ましてくれました。
だから、おれは…
弾正様が『よいか、今度はこれじゃ』と、うつ伏せのおれの尻に何か堅きものを当て、
すぐさまおれが『はい』と申したは、――――やっと某かの武器を指で押し広げた此処に授けてもらえるもの……、と思うておりました。
弾正様が幼子の尻に、股間を膨らまし、
弾正様が『まことに良い鞘じゃ。小さき蕾を解したれば、具合よくぴたりとはまるわ。おうおう、よくぞ、この男児の身でしどけなき女陰を真似るわ。ここまで濡れて…可愛らしゅう、泣いて』などと、子供には聞かせられぬ誉め言葉を言い、
おれはおれで、『弾正様、アァ、そのようになさってはァ…ッ、鞘が、ぬるついて。アァ、鞘の中で鞘走ってしまいまするゥ――ッ!!』……などと、子供には聞かせられられぬ事を口走る虫になっていました」
「……」
「はは、過ぎた事ですな。あの頃があっての、今のおれがあるようなもの」
「……十兵衛、あれは知っていて儂を誘って、受け入れたのではなかったのか!?」(汗)
「弾正様、あのような子供にどれほどの、ンッ、…このような知識があったとお思いか?ンッ…」
「ッ、これ、十兵衛。そう締めるな」
「あああ…、そう仰る弾正様の茎が、おれの胎内で、また堅とうなって。地虫は、弾正様にコレで泣かされるのが、…好きにございます」
地虫は弾正の老人とは思えない塊を、しみじみと内側で味わっていた。弾正のそれを、中で愛おしむ。早くに亡くされた奥方様よりも、幾度も味わったのは間違いなく自分であろう…地虫はそう思った。
「確かに、幼きおれには誤算でありました。
しかし、おれは手も足も無く、こんな躰では、皆が大きくなり忍びとして房中術を習ろうておっても、一人だけ、習わしてもらえぬかも知れぬ…と、思うておりました。
おれのようなものが、性の営みを、男女の契りを学んでも…、無用。ただ、何も知らぬまま、朽ちてゆくと…。
おれの血は、誰とも繋げませぬゆえ。
けれども、弾正様はおれの此処にまぐあいの快を授けてくれた。此処に女のように、男を受け入れて、この躰を、男に抱かせて…。
繋ぐことの出来ぬ身ならば、いっそ、快楽のみを…、と。」
柔らかに微笑む地虫の、汗に濡れた頬に長い黒髪が張り付いている。
「十兵衛、やはり、抱かせておるのか…」
弾正がそれを払ってやると、嬉しげに地虫はその手を舐めた。蛇のように先の割れた長い舌だ。
「この里におれのような子が何人もおります。人の姿をして生まれてこなかった者が、誰かと一度でも、つごうてみたいと…。あれは、おれと同じなのです。
この里にはおれのような子が、本当に多くおる。その子らは大きゅうなっても、子を残さぬのが掟にございます。
おれのような子が生まれぬようにと、…弾正様は、だから、弦之介様と伊賀の頭領の孫娘・朧の縁談を認めたのでござろう?」
弾正は地虫の着物の帯を解き、胸元を大きくはだけさせた。
「弾正様…」
両手足の無い地虫の躰は、女よりも軽く、弾正は自分の膝の間に地虫を座らせた。地虫の背が弾正の胸に預けられた。
「おお…、十兵衛、お前は儂から生えた茸のようじゃ」
老人の脚の間から、手足の無い妖精のような白い茸がそそり立つ。地虫自身が弾正の巨大な一物のようであった。
その繋ぎ目は深く、桃色の肉壁を楔が穿つ。地虫は目に涙を滲ませて、啼いた。
「ああ…、アァ、胎内にッ、なかにも、生えております。弾正様の、茸が、…あ、草片(くさびら)が楔のようにッ。おれが弾正様から生えてる…嬉しい」
しっかりと自重で弾正をくわえ込まされた地虫は、震えながら喘ぐ。
胸骨の無い肋を、肋隔筋で胸をかきむしるように蠢かす。前に、弾正が地虫を槍の穂の鞘に例えたが、今の地虫は弾正の前にそびえる可憐な乙女のようなペニスケースであった。
「ンッ、ふぁ!?」
「十兵衛よ、どれ、もうそろそろお前の蛇の茸が見とうなった。早く顔を出して見せよ」
弾正は地虫の前の切れ込みに指を滑らせた。
「はぁッ!!アン、だ、弾正様ァ、…あ、」
小さく見えたその切れ込みは、深く、弾正が指で探ると、滑る透明な液を滴らせていった。
「ナメコが、収穫時じゃて…おお、つるつると指の先から逃げておる」
「はぁ、ンッ!!…弾正様ァ、」地虫がもう止めてと首を振ると、ピョコリと地虫の下腹部から二股に別れた淡紅色の性器が生まれた。
これは『ヘミペニス』と言う形状のペニスで、深い溝に精液を流すような仕組みの蛇や鮫の交接器と同じである。
「お前のコレは、お前の中から蛇の子が生まれるようで可愛いげじゃ。可愛い双子が、頭を出しておるぞ」
コシコシと指の腹で頭の先を撫でてやると、地虫のそこから白い液が漏れてくる。
「あ、クゥ…。」
地虫が小さく啼いた。
弾正は満足げに地虫の躰を上下に揺すった。僅かに浮いた躰から、弾正のそれがこすられながら出て行くと、また、自分の重みで弾正が入ってくる繰り返し。地虫の中を弾正のもので、ちゅぶちゅぶと遊ぶ。
「よしよし、十兵衛、お前は此方も、此方も可愛いぞ。」
地虫のペニスを収納していた孔さえ、弾正は指で弄玩する。
弾正は前も後ろも…と、抜き差ししながら言った。
地虫はこの躰のせいで、生まれてしばらくは女だと思われていたのだ。
地虫の口にも指が差し込まれ、地虫はそれを我知らず赤子のようにちゅぶちゅぶと、吸った。
「おお、地虫よ、腹を空かせて泣いておるの。
吸いたいか。
それ今、儂の白い乳を腹いっぱいやるからの…。地虫はやはり儂の乳呑み児じゃわい」
地虫は、弾正に巡り来る春をもたらす。老人の回春の春を告げる夜鳴き鳥。
さえずる声は、―――今は、弾正によって塞がれている。