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地虫の躰

4月28日は、薬師寺天膳様(その1)、
風待将監さん、地虫十兵衛さん、鵜殿丈助の命日です。(←なんで、丈助だけ呼び捨てなんだヨッ!?)(笑)
――――――――――――――
写メの画像が読みづらいかと思うので、本文にも全文を書いておきます。↓↓

――――――――――――――
地虫…この形状でマジでいいのか!?( ̄∀ ̄;)
…と思う槍の穂を喉に収めるシーン。↓
カキン☆(地虫絵図、上・シルエットが陰茎に見える地虫)

しかも、江戸時代にタートルネック(笑)
私は地虫の性器は、蛇のように体内収納型の『ヘミ ペニス』が2本ある…と思ってます。

コレ→コレ→(蛇の図・左右の突起物)

蛇の性別を確かめるには、『セックス プローブ』という器具を使うのじゃ。これを総排泄孔から挿入して、雄ならばこの棒がズブズブと尾の先端付近まで差し込めるのじゃ。

IN

やめい(地虫絵図、下・裸地虫とセックス プローブを持つ手)

↑ベビーオイルなどぬるのじゃぞ!生まれたばかりの幼体にも、この方法で調べれるぞ!

グヒヒ…(舌の形状が正に『ヘミ ペニス』ッ!!……の将監さん)

地虫女体化モドキとしてオススメ設定!

――――――――――――――

私は漫画のバジリスクを読んでから、原作小説の『甲賀忍法帖』を読みました。

世間では、どうやら風待将監×地虫十兵衛が地虫のカプとして主流らしい。
……私は、漫画と原作の第一印象から、薬師寺天膳×地虫十兵衛が『原作推しカプ』だと思っていた。(o^∀^o)
……『描かれるべくして、描かれる、作者公認の腐要素』とでも言うべきカプの事である。
『タイガー&バニー』の虎鉄×バーナビィや、
『フェイト/ゼロ』のギルガメッシュ×言峰綺礼、言峰綺礼×衛宮切嗣とか、
『北斗の拳』のレイ×ユダ、
『結界師』の扇七郎×扇六郎、『ベルセルク』のグリフィス×ガッツ、
『うしおととら』のとら×蒼月潮、
『地獄先生ぬ〜べ〜』の玉藻×鵺野冥介、
『絶対可憐チルドレン』の兵部京介×皆本光一……

などなど〜♪(^∀^)ノ

――――――――――――――

地虫さんの下半身について、地虫さんと天膳さんに語ってもらおうと思う。(笑)

天膳さんは、原作の『破虫変』で地虫さんの着物を脱いだところを間近で見てるはずなんです。はい、そこで、天膳さんには地虫さんのあのカラダをもっとよく見てもらおうかと思います。

本編の人別帖争いをほっといて、地虫さんを天膳さんのおうちに『お持ち帰り』してみました。\(≧∇≦)/

――――――――――――――
【天膳さんちに、地虫さんが来たよっ!!】


地虫「ん…、此処は?」
地虫は辺りを見回す。見覚えの無い室内だ。
天膳「儂の屋敷じゃ」

地虫「て、天膳ッ!!?」

天膳「待て待て。今夜はもう争う気はない。」

地虫「と、言いつつ、しっかり武器も取られとる。こっちは文字通り、丸腰じゃ。
そういえば、おれを殺すのは、赤子より容易いと申しておったなぁ」(ギロッ☆)

地虫の着ていた着物は、あの時、天膳に斬られている。今、地虫が着ている物は、天膳が用意した簡素な着物であった。

天膳「儂はそう二度も三度も、胸をぶち抜かれる趣味はないからの。なぁ、十兵衛、本編の伊賀対甲賀にこだわらず……、もっと楽しもうではないか」

地虫「……」

天膳「本編は本編で、何処かの原作に忠実な読者とやらに任せて。儂らは『地虫十兵衛のカラダの秘密』を知りたいという一部、酔狂な読者の為に……、十兵衛、お前のカラダを儂が観察する事になった。まあ、表向きは『地虫がまだ武器を持ってないか身体検査する天膳』とでもしておけば、無難な状況じゃな」
天膳は地虫の帯に手をかけた。
地虫「お、おい…///」

天膳「とりわけ、……儂はおぬしの下半身に興味がある。原作では色々と立て込んでおったゆえ、チラッとしかお前の躰を見れなんだからのう。

はて、十兵衛?
おぬし……、男の一物が見当たらなんだが?貴様、雌か?」

天膳が手を止めて、その部分を凝視している。

地虫「そんなもん出しとったら、おれはこの躰で走れんじゃろうが。」

地虫は手足が無い躰に生まれついた為に、蛇のように蛇腹でほふく移動する。
躰の腹側に地面と擦れるような突起物が付いていると、その邪魔になってしまうのだ。

天膳「ああ、それで、この乳首も肌に埋没しておるのじゃな。
お、この女陰のような切り込み……。普段はこの奥に仕舞っておるのか。ちょっと、失礼するぞ」
地虫の下腹部は無毛で二枚の鱗が合わさっている。その境目には深い切り込みがあり、恥骨から縦に女性器のように隠れた孔が開いている。
天膳は、地虫のそこを指で押し広げた。
地虫「〜〜〜、あッ!!///」
しばらく刺激すると、その細長い孔から、ぴょこりと地虫の性器が飛び出した。やはり、雄だったのである。

天膳「はは、十兵衛、おぬしの一物は人のものとは随分違っておるのじゃな。
先が細くなって、淡い肉の色をしておる。
百合子の蕾に形が似ておるのう。」

地虫「ええいッ!!つつくな!!」
地虫の性器には亀頭は無く、先がスッと細くなっている。それが、百合子の蕾に似ていると天膳は言っているのだ。
小ぶりな性器が二つ並んで、地虫の躰から生えている。
蛇や鮫などの交接器、『ヘミペニス』と言われる性器を地虫は持っていたのである。

天膳「儂はてっきり『包茎』じゃと思うておったが、綺麗なもんじゃのう。おぬしのアニメや漫画版のあの鱗と肩当ての付いたコスチュームは、…『タートルネック』じゃろ?あの首元の生地の弛み具合といい、絶対地虫は包茎じゃと思うておった。おぬしが槍の穂を呑み込む顎下からのカットなど、皮から頭を覗かせた亀頭にしか見えんかった。地虫そのものが皮を被った男根に見える。」

地虫「誰が、男根じゃッ!!人を見かけで判断するでないッ!!つーか、あの服でそう判断するなッ!!」

天膳「十兵衛を剥いた後、其方のほうもゆっくりと皮を剥いて差し上げようかと思うておったのじゃ。
恥ずかしがって痛がる十兵衛をあやしながら、この手で、『脱皮』させてやりとうてな。剥いたばかりのそれを、手の無い十兵衛に代わって儂が綺麗に洗ってやってのう…、柔らかい布でくるんでやるのじゃ…。」

地虫「うう…、気色の悪い事をするな」

天膳「……十兵衛の包茎を剥いた後、より敏感になったお前は、下着がこすれる刺激にも勃ってしまい痛がるのじゃ。儂の目の前で股の男の証が痛いと、悶える甲賀の男。
それを、酒の肴にでもするつもりだった。アテが外れたわ」

地虫「酒の肴がゲテモノ過ぎるわッ!!珍味も大概にせいッ!!」(『地虫相手』ってだけでも、かなり引くのに、更に…だ、『脱皮』じゃとッ!!?)

天膳「珍味か…、まぁ、これも確かにチン味じゃな。
ほうほう、この陰茎に縦に深く刻まれた溝を精液が流れる仕組みなのか。」

地虫「あ…、擦るな」

天膳「……漏らして見せてくれ。こうして、指の腹で擦っておれば、どの道、時期に出してしまうのであろう?」

地虫「あ…ッ、天膳、零れる。いや、じゃ…、て、ンッ!!」

トロリと白濁とした液が、百合子の蕾を伝い落ち、天膳の指先を濡らした。ポタポタと溝を通って流れる。
地虫は当然の事ながら、自分で手淫をした事がなかった。

天膳「……おお、これが『甲賀の精』じゃな。
どれどれ、儂の『伊賀の精』も出してみとうなったのう。儂らは、連られ小便じゃ。
十兵衛よ、そこは儂のコレも挿れらそうな深さをしておるな。どれ、お前のモノの隙間から差し込んでみようかい」
天膳は二本の小ぶりな地虫の陰茎が飛び出している前方の孔から、その隙間に自分の陰茎の先をあてがった。此方は、太くなった先がある。

地虫「う、え゛…、」
地虫の中に、天膳の先が。丸まった先がくぷりと地虫の中に埋まってゆく。
天膳「……ふう、キツいのう。はは、お前の二本と儂の一本は同じくらいの太さか、いや、儂のほうが大きいぐらいじゃのう。擦れおうて、よい具合じゃ」

地虫「く、…ふッ、はぁッ。あ、天膳…、」

天膳「苦しげに眉を寄せるお前の顔も、よいのう。
……『優しくして』などと、十兵衛の口から甘えた声が聞きたいぞ」

地虫「…言わぬ」


天膳「……本編でも、も少し時間に余裕があれば、おぬしを手籠にできたものを。惜しいのう。あれほどの据え膳を前にして、とっとと殺し合わなければならなかった儂の気持ちがわかるか?

目の前に半裸の地虫ッ!!
すでに、小四郎達は将監の待ち伏せにかこつけて人払いしたッ!!
儂とお前の二人きりッ!!
夕暮れの竹藪で、十兵衛と儂でガサゴソガサゴソやりたかったぞ!」


地虫「……それをやったら、『甲賀忍法帖』が別物になっておろうな。」

天膳「……別物。それも、よいやもな」

地虫「……、おい、天膳、一旦外せ。お前が居心地よくても、おれは…、話しづらい。」

天膳「……儂は儂で、『離しづらい』ぞ、十兵衛。お前の中が、締めつけてくるでな。」

地虫「……う、」

天膳はそうからかいながらも、地虫から引き抜いた。これ以上からかって地虫の機嫌を損ねるよりも、素直に引いたほうがよいだろうと思ったからだ。

天膳「儂は、あの結末には納得しておらんぞ。何故、原作で儂が死なねばならなかったのじゃ!?」

地虫「……敵だからじゃろ?逆に、おぬしが最後まで生きておったら読者が納得せんぐらいの、敵じゃろがッ!!
自覚は無いのかッ!!?」

天膳「……あの日、慶長19年(1614年)5月6日に儂が死ななかったら、儂は余裕で今でも生きておったのにッ!!ギネス世界記録になっておっただろう」

地虫「お前、原作の時点で百七、八十歳はいっておるくせに…まだ生きるつもりであったか。
慶長19年(1614)から2015年まで生きとったら、……五百七、八十歳になっとるぞッ!!?」

天膳「別によいだろ?一人の人間がそのぐらい生きても……」

地虫「……おぬし、おれより年上なんじゃなぁ」

天膳「年上は嫌じゃったか、十兵衛」

地虫「……」(それ以前の問題じゃ。
おぬし、伊賀じゃし、敵じゃし、ど下衆じゃし、本編でおれを真っ二つにして殺しておるのおぬしじゃし…。人別帖争いの本編はどーする気なんじゃ!?)

天膳「……十兵衛と儂では、歳の差もあるからの」

地虫「……そこは、そう問題ではない」

天膳「十兵衛、さっきから気になっておったんじゃが、…肋骨がよく動くのじゃな。儂の腹をさわさわ這うように撫でるのは、胸側の骨か」

地虫「俺は左右の肋を繋いでおる胸骨がないからの。左右の肋骨をそれぞれバラバラに動かす事も出来るぞ。
あと、肋間筋も発達しておるし…。肋骨を折りたためるので、狭い隙間に入り易い。」

天膳「十兵衛、狭い隙間というのは、『儂の腕の中』という事で間違いないな?」

地虫「……何かの間違いであって欲しいんじゃがの。今現在、おぬしの腕の中じゃしのう」(-o-;)

天膳「……そして、時には『儂の蛇』が『おぬしの狭い隙間』に潜り込む。いや、実に良くできた蛇の巣穴じゃなぁ〜、十兵衛!」

地虫「やめいッ!!」(T///T;)


――――――――――――――

天膳「儂は、あの物語の結末が変わらなくとも、………おぬしを一度抱きたかったぞ。十兵衛。」


地虫「……皆が死んでしまう結末を、どうしてそう言い切れる。俺は、…俺だけじゃない。将監や豹馬も、己が死んでも守りたいものがあったから死んでいったのじゃ。それが結局、誰一人生き残るものがおらぬとは。」

天膳「……儂は、己の代わりに誰かを生かす為に死のうなどと思うた事はないぞ。儂以外の者は、皆あっけなく死んでしまう。そんな命の代わりに、儂の命がのうなるなど、蝉や蛍にやるようなもの。」

地虫「虫の命か。」

天膳「……儂以外の者は全て死ぬ。おぬしも例外ではない。

……おぬしが死ぬ前に、一度でも抱いて、儂が死ぬまでずっとおぬしを覚えておくほうが無くならない。
……だから、おぬしを殺す前に抱きたかった」

地虫「勝手じゃなぁ〜…」(呆)


天膳「勝手に死ぬのはそっちじゃ。儂には、この世が早すぎる……人の命などあっという間じゃ」

うう・・・。バジリスク命日群、事前に準備してなかったから・・・・(-口-;;;)

今年は記事、日にち分載せられないかも。・・・でも、地虫さんとか贔屓キャラだけは、何とか出したい。
ああ、
・・・・でも、結界師の扇五郎兄さんの誕生日も、私的には5月23日と仮定しているからな〜!
・・・・ついでに、バードメンのプチ・バードメン予想として、
「鮫洲あやめの誕生日は5月5日」だと予想している!
ねえ、バードメンて、「BIRDMEN」と表記したほうがいいのかなあ。

弾正「おお、まるで儂からお前が生えたようじゃの」地虫「あふ…『中』にも生えておりまする」

4月27日は、甲賀弾正様とお幻様の命日です。(なのにイラストが弾×地……弾正×お幻ファンに謝れ自分ッ!!)( ̄∀ ̄*;)

二人が夕日に照らされた駿府の安倍川に、仲良くプカ―と浮いた日!!
そんな、命日記念日★401回忌〜ッ!!(笑)

今年もやって来ました!!今年はバジリスクのキャラがこぞって死亡した『慶長19年』(西暦1614年)からちょ〜〜ど『401年目』ッ!!……って、あんまり『ちょうど』じゃないよ。出来れば去年の今頃『ちょうど400年目〜〜♪』とかもっと告知して回りたかった。
口惜しや(T△T*)ウォンッ!!(´泣`。)

何はともあれ4月27日から5月7日までの、怒涛の『バジリスク命日群』ッ!!命日ラッシュッ!!(ああ…またしても、命日当日に間に合わないので、『記事、出来次第なるべく出す』事にします。適当だなぁ…。5月中にバジリスク記事を出す事にするよ)(笑)

甲賀も伊賀も、ドドッと死にすぎる忍び達〜★
あはは〜(゜∀゜;ノ)ノ

最近、パソコンで『好きな漫画のタイトル』と『サーチ』と入力して検索する方法を知った。マイナー検索にありがたい…。
私は『このカプは流石に無いよな〜』というレアカプを検索するのが好き。
カプジャンルの生物多様性を目の当たりにする!マイナーレアカプが、カンブリア大爆発を起こして欲しい(笑)

(甲賀弾正×地虫十兵衛…無い事もないカプである。私は、未だにバジリスクの王道カプが分からない。弾地は絶対違うのは分かるが。地虫受けのニーズって、一体…)(笑)
―――――――――――――

【草片(くさびら)】

老人が晩春の月影に佇む。此処は甲賀、卍ヶ谷の甲賀弾正の屋敷である。

「幾つになっても春は良い眺めじゃな」

そう言いつつも、障子戸を締めたままである。

いや、よく見れば、障子戸は僅かに開けられていた。僅に数センチばかり細く開け、その狭い隙間から一筋の月光が室内に引き込まれていた。
その隙間から目だけ覗かせ、神々しいかぐやなる月を、姫君を見るが如く垣間見る風情なのか。

「春とは『巡り来るもの』……であるが、いやはや、これは。
春とは、このように淫らがましいものでございましょうか、弾正様?」
地虫十兵衛の白い喉がククと嘲う。敷布に長い黒髪と五体を投げ出した、やけに小柄な体躯の人物だった。

「これも春の風情よ。」
弾正は、地虫の着物の併せてを解いて帯の下を手探る。

「梅の蕾も露に濡れ…、柔らかにほころぶかな、うごめく春よ。」
その手にも深く刻まれた皺が、地虫の無毛の下腹部を撫でる。つるつるとした手触りを楽しむと、ついっと奥に降り、深き蕾を指遊ばせる。

「はぁ…、ン。指が…あ、弾正様。」

「梅の花の淡き蕾に、春待ちどおしと鶯がつつく。」

「ふふ、すでに老鶯(ろうおう)…。こうなっては、季語が夏になってしまいますなぁ…。『春待ちどおし』どころか、春を過ぎた老翁と梅も花の盛りを過ぎた古木にございますれば……アァッ!ッ!!……弾正様、」

「鶯よりも甘く香る梅のさえずり。耳に美味き声かな。…十兵衛よ、いつもより早いのう。」

地虫の孔に差し入れられた指の刺激に、声がほころぶ。酒を注がれたように色付き、柔らかな肉が吸うように誘う。
地虫はこんな時、よく饒舌である。
しかし、行為に余裕があるから喋るのかと思えば、そうではない。『気を繋ぐ為に、言葉を紡ぎ、紛らわす』……とでもいう具合である。地虫は自分がただ喘ぎと嬌声しか吐けないほど、快楽に酔う様を見られるのを嫌う。

「誰のせいで、このようになったのでしょう。

―――おれが幼き日、口に槍の穂を隠し持ち、喉奥に含ませる業を授ける傍ら、
……ァあ、此方にも、あなたは含ませて……、おれの手足無き躰に、コレを教えた。ハァ、弾正様、……ァれは、幼いおれには、少々キツき…太き剛直の槍の穂でごさいました」

「おお、愛らしいのう、……その小さきまろき童子の尻が、幼くか弱い、桃色の肉を、
深くえぐれと腰振る様は、…春の猫が尾を揺らし雄を誘うが如し。

―――十兵衛よ、忘れてはいまいか。
初めて儂を受け入れた時、儂の袖に噛み付いて、『袖を引いた』は幼き日のお前ぞ」

「……覚えてござったか。」

「忘れるわけがあるまい。…」
――――――――――――――

地虫(幼)「弾正様、ァ、地虫の…此処にも、何か仕込んで下され。おれの躰の、此処にも…『業』を、仕込んで下さいませ。」

――――――――――――――

「………。本当に、お前は昔から…、その、なんという台詞を…。乳呑み児のように物言わぬ方が可愛いぞ?」

「…。あの、弾正様?」


「なんじゃ?」

「くく…。やはり弾正様は誤解してらしたようですな。

あのような幼子に衆道の何たるか、分かるはずもございませぬのに…。あれはただ喉に槍の穂を仕込むように、反対側の孔にも何か仕込めるように出来ないものかと、お願いしただけで」

「…なッ!!?」

「おれのような躰で、武器を隠し持つとしたら、口の孔とそこぐらいしか隠せる孔はござらぬゆえ、此方にも何か仕込めぬかと、……子供なりに考えて申したのですが。

―――なにぶん、当時はまだ分別も分からぬ子供ゆえ、
…奥方様を亡くされて、日々人知れず悶々となさっていた弾正様の男心など微塵も察しておりませなんだ」

「…じ、十兵衛」

「弾正様が『そうか、そうか仕込んでやるぞ。おお、…それ、此処にか。此処に、儂のを、含ませてやるから、じっくりと開くのじゃぞ』……と、その言葉もただ『忍術』の『暗器』の事のように思うておりました。

まさか、
同じ年頃の子らより先に、かような芋虫の如き躰のおれが『閨房』の業を頭領自ら仕込まれるとは。

しばらく後に、『あ、弾正様、何か勘違いしてらっしゃる。おれは別に、男同士で男女の如く結ばれる方法など、教えてと頼んだつもりは無かった』と、やっと気付きました。

まあ、その頃には、
弾正様の槍の穂を完全に『仕込まれ』ていたわけですが。

当初、指だけでもツラい思いをしましたが、忍術の修行とは元々つらき事は当たり前と思うておりました。

それが、指を一本二本と増やされるうち、…身の内に、何やら、むず痒いような…腰が揺れて揺れて、どうしょうもなくなるようになって。
わけも分からず弾正様に『助けて。おれの中がおかしくなってしまいます』と言うと、弾正様が『良いぞ、その調子じゃ』とおれの腰を揺すって励ましてくれました。
だから、おれは…

弾正様が『よいか、今度はこれじゃ』と、うつ伏せのおれの尻に何か堅きものを当て、
すぐさまおれが『はい』と申したは、――――やっと某かの武器を指で押し広げた此処に授けてもらえるもの……、と思うておりました。

弾正様が幼子の尻に、股間を膨らまし、
弾正様が『まことに良い鞘じゃ。小さき蕾を解したれば、具合よくぴたりとはまるわ。おうおう、よくぞ、この男児の身でしどけなき女陰を真似るわ。ここまで濡れて…可愛らしゅう、泣いて』などと、子供には聞かせられぬ誉め言葉を言い、

おれはおれで、『弾正様、アァ、そのようになさってはァ…ッ、鞘が、ぬるついて。アァ、鞘の中で鞘走ってしまいまするゥ――ッ!!』……などと、子供には聞かせられられぬ事を口走る虫になっていました」

「……」

「はは、過ぎた事ですな。あの頃があっての、今のおれがあるようなもの」

「……十兵衛、あれは知っていて儂を誘って、受け入れたのではなかったのか!?」(汗)

「弾正様、あのような子供にどれほどの、ンッ、…このような知識があったとお思いか?ンッ…」

「ッ、これ、十兵衛。そう締めるな」

「あああ…、そう仰る弾正様の茎が、おれの胎内で、また堅とうなって。地虫は、弾正様にコレで泣かされるのが、…好きにございます」
地虫は弾正の老人とは思えない塊を、しみじみと内側で味わっていた。弾正のそれを、中で愛おしむ。早くに亡くされた奥方様よりも、幾度も味わったのは間違いなく自分であろう…地虫はそう思った。

「確かに、幼きおれには誤算でありました。
しかし、おれは手も足も無く、こんな躰では、皆が大きくなり忍びとして房中術を習ろうておっても、一人だけ、習わしてもらえぬかも知れぬ…と、思うておりました。
おれのようなものが、性の営みを、男女の契りを学んでも…、無用。ただ、何も知らぬまま、朽ちてゆくと…。
おれの血は、誰とも繋げませぬゆえ。

けれども、弾正様はおれの此処にまぐあいの快を授けてくれた。此処に女のように、男を受け入れて、この躰を、男に抱かせて…。
繋ぐことの出来ぬ身ならば、いっそ、快楽のみを…、と。」
柔らかに微笑む地虫の、汗に濡れた頬に長い黒髪が張り付いている。
「十兵衛、やはり、抱かせておるのか…」
弾正がそれを払ってやると、嬉しげに地虫はその手を舐めた。蛇のように先の割れた長い舌だ。
「この里におれのような子が何人もおります。人の姿をして生まれてこなかった者が、誰かと一度でも、つごうてみたいと…。あれは、おれと同じなのです。
この里にはおれのような子が、本当に多くおる。その子らは大きゅうなっても、子を残さぬのが掟にございます。

おれのような子が生まれぬようにと、…弾正様は、だから、弦之介様と伊賀の頭領の孫娘・朧の縁談を認めたのでござろう?」
弾正は地虫の着物の帯を解き、胸元を大きくはだけさせた。
「弾正様…」
両手足の無い地虫の躰は、女よりも軽く、弾正は自分の膝の間に地虫を座らせた。地虫の背が弾正の胸に預けられた。

「おお…、十兵衛、お前は儂から生えた茸のようじゃ」

老人の脚の間から、手足の無い妖精のような白い茸がそそり立つ。地虫自身が弾正の巨大な一物のようであった。
その繋ぎ目は深く、桃色の肉壁を楔が穿つ。地虫は目に涙を滲ませて、啼いた。
「ああ…、アァ、胎内にッ、なかにも、生えております。弾正様の、茸が、…あ、草片(くさびら)が楔のようにッ。おれが弾正様から生えてる…嬉しい」
しっかりと自重で弾正をくわえ込まされた地虫は、震えながら喘ぐ。
胸骨の無い肋を、肋隔筋で胸をかきむしるように蠢かす。前に、弾正が地虫を槍の穂の鞘に例えたが、今の地虫は弾正の前にそびえる可憐な乙女のようなペニスケースであった。

「ンッ、ふぁ!?」

「十兵衛よ、どれ、もうそろそろお前の蛇の茸が見とうなった。早く顔を出して見せよ」

弾正は地虫の前の切れ込みに指を滑らせた。

「はぁッ!!アン、だ、弾正様ァ、…あ、」
小さく見えたその切れ込みは、深く、弾正が指で探ると、滑る透明な液を滴らせていった。

「ナメコが、収穫時じゃて…おお、つるつると指の先から逃げておる」
「はぁ、ンッ!!…弾正様ァ、」地虫がもう止めてと首を振ると、ピョコリと地虫の下腹部から二股に別れた淡紅色の性器が生まれた。

これは『ヘミペニス』と言う形状のペニスで、深い溝に精液を流すような仕組みの蛇や鮫の交接器と同じである。

「お前のコレは、お前の中から蛇の子が生まれるようで可愛いげじゃ。可愛い双子が、頭を出しておるぞ」
コシコシと指の腹で頭の先を撫でてやると、地虫のそこから白い液が漏れてくる。
「あ、クゥ…。」

地虫が小さく啼いた。
弾正は満足げに地虫の躰を上下に揺すった。僅かに浮いた躰から、弾正のそれがこすられながら出て行くと、また、自分の重みで弾正が入ってくる繰り返し。地虫の中を弾正のもので、ちゅぶちゅぶと遊ぶ。

「よしよし、十兵衛、お前は此方も、此方も可愛いぞ。」
地虫のペニスを収納していた孔さえ、弾正は指で弄玩する。

弾正は前も後ろも…と、抜き差ししながら言った。
地虫はこの躰のせいで、生まれてしばらくは女だと思われていたのだ。
地虫の口にも指が差し込まれ、地虫はそれを我知らず赤子のようにちゅぶちゅぶと、吸った。
「おお、地虫よ、腹を空かせて泣いておるの。

吸いたいか。
それ今、儂の白い乳を腹いっぱいやるからの…。地虫はやはり儂の乳呑み児じゃわい」

地虫は、弾正に巡り来る春をもたらす。老人の回春の春を告げる夜鳴き鳥。

さえずる声は、―――今は、弾正によって塞がれている。

4/27は甲賀弾正・お幻の死亡日!もうすぐ、バジリスク命日!!!(笑)

・・・地虫十兵衛さんの18禁とか、みたいよね〜。てか、誰か描け!!(笑)(^口^*)
しかし、
私の本命カプは「失明バージョンの筑摩小四郎×如月左衛門(誘い受)」・・・・というマイナーカプ。
もうすぐ、命日ですよっ!(^w^)ああ、不謹慎にも楽しみである。ツイッターとかpixivとか、何か動きがあるかなぁ?////

皆さん、(^^)お忘れではないですよね…『バジリスク』の命日は4/27〜5/7に目白押し状態ですよ!

これは以前描いた『バジリスク』の『夜叉丸×地虫十兵衛』のイラストです♪
なんか気に入らなかったので、ボツ絵にしてたんだけど、手持ちの腐絵が無かったので(^。^;)/
――――――――――――――

地虫「……物好きもたいがいにしろ。」
(このッ、ド変態がぁ!!!何故わざわざ俺なんかを…)

夜叉丸「フッ、……そう言われると、胎内(なか)でしたくなるな。地虫よ、このまま、こうして致そうか?」(笑)

地虫「…馬鹿が、……あ、…。い、いいかげんにしろッ」////
(『たいがい』って、そっちの『体外』じゃないわッ!!『大概』じゃ!!)


夜叉丸「……それは今、やっている最中だろ?可愛らしい這え虫殿。それとも、それは強請っているつもりなのか?」


地虫「う………、ンッ!」///



↑↑↑
『いいかげんにしろ』……。

これは勿論、『そろそろやめろ。冗談はよせ。シャレにならん。』――――とかの意味で、

『イイ加減にしてほしい。イイ具合にしてくれ。
イイ感じにしてほしい。気持ちよくさせてくれ。』

という意味ではない。(笑)

……勿論、夜叉丸はわざとやっている。(笑)

――――――――――――――

私は去年ツイッターやってなかったけど、今年はツイッターに登録したので、バジリスク命日の関連ツイートが楽しみです。

『4月の末から5月7日』

………これが、『バジリスク』及び『甲賀忍法帖』の全日程です。

時代設定は、
『慶長十九年四月の末』とありますので、西暦1614年に当たります。
だから、今年は『バジリスクキャラの401回忌』になります♪初日は、甲賀の『弾正』爺様と伊賀の『お幻』婆様の命日にあらせられます。お忘れなく(笑)

相変わらずのマイナー推し。
■■■■■■■■■■■■■■

『筑摩小四郎(失明バージョン)×如月左衛門(誘い受)』←左衛門の女体化もアリだよなぁ。

あの左衛門の『変身』っていったい『どれくらい肉体を変化させる事が出来るのか』……その能力の制限範囲が不明だから。

そもそも、『如月左衛門は女子キャラ』って可能性だって山田風太郎の作品世界的にはアリだと思う。筑摩小四郎×如月左衛門は個人的には、イチ押しですよッ!!!( ̄∀ ̄*)

原作設定では、伊賀と甲賀の和睦は
『両者の里で濃すぎる血の所為で、奇形児が多く生まれている問題』の打開策として、
『伊賀と甲賀の繁殖目的の婚姻』を進める動きだったんですよ。
だから、あれが無事に『和睦ルート』に進んでいたら、『伊賀と甲賀カプ』や『伊賀と甲賀の新婚さん』が数多くできていたはずなんです。
特に、伊賀・甲賀の『十人衆』は健康で優秀な子孫を期待されてるはずだから、積極的に他の里との縁談が勧められるのも仕方ないと思う。


『筑摩小四郎×お胡夷』
↑↑これなんか、超正統派な繁殖目的のカプですよッ!!!?
しかも、童貞と処女の新婚さん。年齢的にもお似合いです。

二人とも、『任務』なら四の五の言わずにこなしてくれそうだ……(笑)
左衛門さんや地虫さんが、お胡夷ちゃんを心配して見にきてくれそうです♪
いやぁ〜、お胡夷ちゃん『裸エプロン』まじ似合うわ〜///o(`▽´)o
新妻がムチムチ…つーか、ガチムチの領域かも知れない!

――――――――――――――
その他、私が想定してるバジリスクカプ(……ええ、だいたいBLですよ。繁殖目的も大事だけど、腐も大事な萌要素です)


『筑摩小四郎(失明バージョン)×地虫十兵衛(誘い受)』
↑↑童貞の小四郎の初体験の相手が、あの地虫さん……という、いろんな意味で『ヘビー』なカプ。弾正様の稚児もやってた地虫さんが、盲目の小四郎君に性の指南をする設定を想定している。風待将監×地虫も視野に入れてる。


『甲賀弦之介×筑摩小四郎』
↑↑『まぐあい』の語源は『目と目が合う』ことです。原作でも、ばっちし目が合ってたし、その関連性でまぐあってるネタがあってもいいと思う。
眉目秀麗な弦之介様のごり押しなカプ。……小四郎がかわいそう(笑)
弦之介様が天然俺様キャラ!?年下攻めを希望します(^∀^)ノ


『薬師寺天膳×地虫十兵衛』
↑↑原作と漫画を見たかぎり、私的には天膳×地虫推しのストーリー展開に見えた。

地虫さん、……捕まえたらゲス的には陵辱したくないですか、天膳様ァッ!!?(笑)

原作である『天膳が地虫さんの着物を、肌を傷付けないように刀で縦に切り裂くシーン』は、見逃せない萌イベントです♪


『甲賀弾正×地虫十兵衛』
↑↑地虫さんが弾正様の稚児設定を推す。地虫さんの処女は弾正様かモブがいいなぁ…///
弾正×お幻前提。
地虫さんは女の『代用品』扱いで抱かれてて欲しいです。



『モブ×地虫十兵衛(誘い受)』
↑↑異形の肉体を持つ者は、それにコンプレックスを感じて異性を抱けない……そんな若い忍もいると思う。地虫さんはそんな若者の心が痛いほどわかると思う。
……なんか、危険な任務に旅立つ前に『誰でもいいから、童貞捨てさせて欲しい』『死ぬのが怖いから一晩抱かせて』とか、
そんな切羽詰まったニーズに応えて欲しいです。


『夜叉丸×地虫十兵衛』
↑↑
はい、今回のイラストのヤツです♪
夜叉丸は御前試合で、風待将監と戦っている。漫画版では夜叉丸は将監に股関を鷲掴みされたり、将監の所為で長い黒髪を自ら切ることになったのだ。
風待将監×地虫十兵衛前提。

夜叉丸が将監への報復として、彼の親友であり、密かな想い人である地虫を捕らえて陵辱する。

……恋人の蛍火には出来ないぐらいの、夜叉丸の趣味的なSMプレイ(多分、『黒縄地獄』SM版ですよ。地虫さんは座位がオススメですよ///)(笑)

……その後、夜叉丸は蛍火とイチャイチャしてる時に、地虫との楽しい一夜がチラついて困る(笑)

……なんか、その場の勢いとノリで肌を合わせてみたら、思ったよりも良かった。お互いに、まんざら嫌じゃない夜叉丸×地虫カプ。
夜叉丸は、将監は嫌いだけど地虫には直接恨みはない……、本命はあくまで蛍火……、そんな伊賀・甲賀の敵対カプ。(笑)


――――――――――――――

………だれかの、需要あんのかなぁ、コレ。毎回思う。(笑)

結構、シリアス路線のカプが好みですね。ギャグも好きです。ツッコミどころ満載です♪
同志の方、いたら遠慮なく声をかけてね☆ o(`▽´;)o

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