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うっぷす

年賀状の事をすっかりぽんと忘れていたので今慌てて書いています。25日までに出せなかった…!(今さら言う)
郵便局の皆さん…すみません…!(まじ今さら言う)

てか何の確認も取らず黙々と住所書いてるんですが一年じゃそんな住所変わったり、しない、よね…?あ、でも下宿してる人は変わったりするのかな…?まあ…送り返されたら返されたでその時かな…。

ナルト47巻

なるほど!四代目が人気な理由わかった!確かにかっこいい!あとなんかちょっと軽い!カカシ先生に通ずる軽さ!(笑)

3D49

すらりと伸びた背中は少し猫背気味。傍目からでは華奢に見えるけれど実は結構がっしりしているのを知っている。

「よっ、いしょ…」

背の低い私では土台に登らなければ直せない台所上の荷物。それでも背伸びをしなくてはいけなくて腕と脚の筋をめいっぱい伸ばす。

「あっ」

不意に荷物が軽くなったと思ったら、後ろから伸びた手が簡単に直してしまった。結構な重さのある荷物だったのに。
呆気にとられていると後ろから声がかかる。

「これぐらい頼れ」

背中と彼の胸がくっ付く程の至近距離で放たれた呆れを含んだ低めの声に鼓膜と一緒に体が震える。何の反応も見せない私に、無視ですかと頭に顎を乗せてぐりぐりされれば血が沸騰したみたいに体中が熱くなった。
以前、むらおくんのスキンシップ好きに溜め息をついていたが、彼も実はスキンシップが多い。限られた人にだけだから自分では気付いていないのだろうか。そう思えば自然と胸が温かくなるのだから現金なものだ。

いつの間にかすっぽりと彼に包まれていて背中や、腕の回されたお腹が温かい。頭にあった顎はいつの間にか肩に乗せられ、鼻先でつんと頬をつつかれた。恥ずかしい。

「ちびっこは大変だな」
「だからちびっこなりに頑張ろうとして」
「その割りにぷるぷるしてましたけど」

口の端を僅かに上げて顔を覗き込まれる。だるおくんはたまにすごく意地悪だ。
だけど瞳は柔らかく細められていて、余裕たっぷりの彼とは正反対にいつでもいっぱいいっぱいなこの胸は大きな音を立てて跳ね上がるのだからどうしようもない。

垂れ目がちな瞳に捕らわれて、逸らしたいけど逸らしたくない。数センチもすれば唇が触れ合う僅かな距離の間に甘やかな空気が流れていく。

「あっ!?」
「おー軽い軽い」

急に何が起きたのか分からなかった。膝裏と背中に回された腕。爪先が平行に近い所に見える。所謂お姫さま抱っこという体勢にまた顔が熱くなった。

「よく赤くなるな」
「誰のせいよぅ…」
「はは」

重いでしょう、下ろして?と赤くなった顔で必死に伝える。無意識に掴んでいた彼の服の胸元に次第に皺が寄っていく。

「せつぐらい簡単に抱き上げられる。男の子だもん」

微笑みと共に向けられた言葉にまた私の体中は一気に熱を帯びるのだ。


***

上手く甘えられないせっちゃんと、どんな事でも甘えられたいだるさん。
クリスマスに2人はどんなデートしたのかなと考えたんですが、2人共人混み苦手そうだからお家でまったりしたんじゃないかな。

なんか見てるこっちがピャアァアア!となるような小話が書きたくなって。書いてる最中、ピャアァアア!となって仕方なかった。

とりあえず私だるさん好き過ぎるなと思った。

ぐがああああ!

よが…!よがぁぁああっち!(いつもの茶会でのノリで)(笑)

ちょあ…!だるさんが普通にイケメンでどうしようかと思った…!私だるさんまじ好きなんだけど!ありがとう!しかも妹が大好きなもっくん視点だし!ありがとう!我が姉妹得な小話ありがとーううう!

3D49

24日のもっくんち。

***

寒い寒いと言いながら、ストーブのスイッチを入れた姉を横目に手を動かす。よくこんな寒い中いられるわねとぼやく彼女に笑顔で返した。
ストーブを付けなくてもキッチンは結構暑い。熱源があるし、何より動き回るからだ。これは料理をする者にしか分からない。
姉はふうんと気のない答えを返し、いやにだぼついたセーターの首元を寄せ上げる。見覚えのあるそれに気付いて少し目を細めれば彼女はにししと笑った。

「あったかいんだもんこれ」
「もー」

昔から自分の物は自分の物、僕の物も自分の物を掲げている人だ。慣れたそのセリフに怒る気も起きない。

「別にいいけど、むーさんの前でそれ僕のだって言わないでね」
「なんで」
「マネするから」

返ってきたのは女の子らしくない爆笑。だってそうなるんだから仕方ないじゃないか。

笑い声をようやくおさめ、目尻の涙を拭いながら手元を覗いてくる。ボウルに入った滑らかな白いホイップに今度は歓喜の声が上がった。

「おっいしそー!」
「あたりまえ」
「味見は?」
「だめー」
「けち!」

ぷん!と腕組みして頬を膨らませたって知りません。この人は限度ってものを知らないから。以前、一度味見をさせたらごっそり持っていかれた事がある。同じ過ちは繰り返すまい。

未だ頬を膨らませている様子は見えない振りをして、そうだ、と声を掛けた。

「むーさんにメールしてやって」
「…なんて?」
「ケーキ作るの手伝って、って」

多分部屋で腐ってるだろうからと付け足せば、携帯をちらつかせ、了解の返事。3人で集まるパーティーは明日だけど、食べ盛りが集えば当日準備では間に合わない。猫の手だって借りたい程だ。
準備に疲れたらそのまま泊まっていけばいい。お泊まりセットも忘れずに、と言い足そうとして止めた。彼が持ってこない筈はないのだから。


***

デート中のだるせつ裏話。
そうしてその日は軽いドンチャン騒ぎ(なっつver)に続くという。
もっくん好きの妹にもっくんの話が少なすぎる!と怒られたので書いてみた。単体はちょっと無理でした。もっくん1人だとやりづらい事この上ねえ!(笑)
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