本日、久方振りに趣味の部屋に「狂いだした物語」をアップしました。
ばさらに力を入れていたので無双政宗が疎かに・・・・!!
こんなんじゃいかん!と思い執筆。
何か幸村がしっかりと絡んできてしまったあああああ!!
三角だよ・・・またしても。
まあいいや(てめえ)
とにかく今日は一日眠くて眠くてそれ一本アップするのがやっとでした。
何故眠いかって?(聞いてねえ)
昨夜ちょっとした事件があって寝れなかったのです。
妹の話によれば。(私→妹)
夜中に、携帯小説を読んでいたんです。
轟々と吹く風の音を聞きながら読んでいたホラー小説。
その内容に酷く集中していて、恐怖も徐々に這いあがってきます。
まるで世界に一人切りのような錯覚を覚えながらも、その小説に深く入り込んでいた時の事でした。
「 」
「・・・・・・?」
何だろう?今誰かに呼ばれた気がする。
けれどその声は吹き荒れる風の音が聞かせた幻聴だろうと思いました。
「 !」
「・・・・・・・・!?」
また・・・・・。
その声は、明らかに己の名を口にしている。
私はいよいよ恐怖に身を硬くしました。
背中には嫌な寒気が走り、しかし体は恐怖によって熱い。
「 !!」
「っ!!?」
硬直したまま、微動だにしないでいると、またも己を呼ぶ声が響いてきます。
しかもその声ときたら、擦れたような、それでいて低く重い地鳴りのような声です。
心臓はドクンドクンと圧迫されたように脈を刻んでいきます。
私はその声を探る事にしました。
その声は直ぐ近くから響いているようで、酷く遠い所から聞こえているようでした。
襖で遮られている隣の部屋。
どうやらその声はそこから響いているようです。
近づくと、その声が酷く苦しげな女のものだと気付きました。
私はその襖に恐る恐る手を掛けます。
恐怖で震える手で、そっとその襖を開けていきました。
しかし中は真っ暗で、少し開けた隙間から中の様子を探ることが出来ません。
仕方が無く、汗ばむ手に力を込め、一気に襖を開きます。
廊下から差し込む僅かばかりの光が、そっとその部屋の中に差し込み、真っ暗だった部屋の中を少しだけ明るくします。
「―――っっ!!!??」
私は思わず上がりそうになった悲鳴を飲み込みます。
いや、声を出す事も出来なかったのかもしれません。
それほどにその光景は強烈にまなこに写り込んだのです。
不意に下げた視線の先。
足元の直ぐ側には、白く浮かび上がった骨ばった顔が一つありました。
暫く、私は恐怖で呼吸をする事も、ましてや動く事も出来ずその顔を凝視します。
そしてようやくその顔が誰なのか分かりました。
叔母です。
叔母は苦しそうに肩を上下させ、必死に私を見上げていました。
「どうしたの?どっか痛いの!?」
私は慌てて叔母に問いかけますが、よほど辛いのか、中々声を出してくれません。
焦った私は直ぐに下へ駆け下り、母にそのむねを伝えます。
母も慌てて二階に駆け上がり、それに続くように祖父と祖母も上がって来ました。
皆で必死に叔母に問いかけます。
やっと聞き取れた内容では、どうやら腸が痛むらしいのです。
皆は救急車を呼ぶか審議しましたが、結局連絡だけを入れ、こちらから病院に搬送する事になりました。
(私→紅雫)
私は夢の中をさ迷っています。
何故、夢と言うものは、覚めるまで夢だと気付く事が出来ないのか。
徐々に浮上していく意識の中、数人の声が聞こえてきます。
その声はボソボソと顔を寄せ合いながら交わされているような会話です。
私はようやく完全に現実に引き戻され、同時に何事かと不安になりました。
ふと時計をみやれば午前三時。
私が眠りに就いてから一時間ちょっと。
扉越しに聞こえてくる声は相変らずぼそぼそと会話をしています。
暗闇の中、私は手探りで眼鏡を探します。
暑苦しい蒲団を退かし、未だ眠りの余韻を残し揺れる視界のまま、そっと廊下に出ました。
そこには、母・妹・祖父・祖母がいます。
「・・・・何?」
一体こんな時間に何事かと、一番近くにいた妹に問いかけます。
するとどうやら叔母が痛みに苦しんでいるとの事です。
救急車は呼んだのかと尋ねれば、呼んでいないと返ってきます。
そっと叔母の様子を覗き込めば、意識ははっきりしているらしく、ゆっくりと痛みを堪えながら着替えをしていました。
そのうち、祖父と祖母は病院に付き添う為、各々準備に取り掛かります。
いつのまにか、母の姿もなく、私は妹と苦しむ叔母の三人だけになっていました。
私は祖母の様子を見ながらも、準備を手伝います。
結局、私が寝覚めてから三十分後、叔母たちは病院に向かい出しました。
その後、私が再び睡眠を取ったのは、午前五時ごろになってからでした。
もともと寝つきの悪い私は、変な時間に目を覚ましてしまった為、蒲団に入ってからも眠る事が出来ず、東の空が明るくなり、雀の鳴き声が聞こえるごろまで眠る事は出来なかったのです。
これが、今日一日睡魔に襲われていた理由です。
なげええええええ!!!!
長々とすいません。