さて…3月前半はといいますと、
バイト→稽古→バイト→稽古
…といった感じでありました。


去年からわさわさと準備して、暖めて、動いて、形にしてきた旗揚げ公演が遂に本番を迎えたのです。


色々ない公演なんて無いと思います。
色々ありましたのです。


先ず、竹田が今回の公演から離脱しました。


キャストが全員揃ったのが本番二週間前です。


脚本のことでもめました。


主宰で役者という辛さを実感しました。


つらつらと今回個人的に感じたことを書きますね。


先ず、やはりは主催側として、他人と何かを作るということがこれだけ大変だったのか、と。


最初、たった3人しかいないメンバーの中でさえ予定が合わなかったり、意見が違っていたり。


いいのかわるいのか、3人とも頑固なんですよ。


他の劇団さんてどうやってまとまってるんだろうか?
演出家さんが絶対的な権力を持っているのかしら?


私達も折れなきゃいけないところは分かってるつもりなんだけどね。


稽古が始まって、作品全般は佐野に任せ、私は事務的なフォローとか外側を固めて…


それでうまく行くと思ってたのが間違い。


結局は外も中も知らなくちゃ一つのものなんて出来やしなかったし、お互いに理不尽だったんだ。
きっと色々。


それに、お互い自分に甘かった。


言い訳したらキリがないけれど、兎に角お互いあまりにも相手のことを考えていなかった。


考えてるのは芝居のこと。
そのこと自体は大変によろしいのだろうけれど、お互いに担当分野が違う分、お互いに背を向けて同じゴールを目指すようなものだった。


結果、佐野も精神不安定気味だったし、私も始終イライラする羽目になったのだ。


これは改善すべき点である。


2年前に企画公演をしたときよりは確実に成長している。
が、100点満点で言うとまだ40点くらいだろう。


次回までには不手際を少なくし、せめて同じ方向を向いて走り、今よりも経験値を増やすことだ。


今回は本当にキャストにもスタッフにも助けられた。
みんながいなきゃこの公演自体打てていなかったかもしれない。


頑張ろう、そう思った。


辛くも今年23になる。
もうぐだぐだやってる場合じゃないんだ。


危機感を持たなくては。


もっと貪欲に…
もっと精力的に…


私をハナヒラカセルために…


水をやろう…