さて。
書きたいことが溜まりに溜まっておりました。
最近気力がないと書けなくって。
先月、18日の土曜日。
水中、それは苦しい
DVDリリース記念のワンマンライブ
【なみすけ狩り】
@西荻サンジャック
に行ってきました★
ヴォーカルのジョニー大蔵大臣さんには先日のさそり監督の【男女物語】の上映会の時に初めてお会いして。
限定30人くらいのライブだったのに声をかけてくださったので行こう!と思って。
誘われた日に予約したんです。
1ヶ月以上前だったから
【綾小路さんが予約一番ですよ!】
と喜んでくれて。
私も楽しみにしていたんです★
しかし直前でバイトが入ってしまって。
会場に辿り着いたのが開演30分後くらい。
会場は当日なお客さんも沢山いたらしく、ぎゅうぎゅう。
私はもちろん一番後ろで立ち見。
水中、それは苦しい3人揃ったライブパフォーマンスを見るのは初めて。
ヴォーカル&ギターのジョニー大蔵大臣さん
ヴァイオリン&コーラスのセクシーパスタ林三さん
ドラム&コーラスのアナーキー吉田さん
私、楽器の中で一番ヴァイオリンの音色が好きなんですが、この日も林三さんの演奏に気持ちよーくなってしまいました★
というか、みんな演奏が上手い!
いや、当たり前なのかもしれないんですが…
この楽器の組み合わせで、しかも歌はパンクロックなのに、違和感とか全くないのが凄い、と思いました。
バンドってこういうことなんだと思います。
水中、それは苦しいの楽曲は曲中にアドリブを入れるものが多い。
楽曲なのに即興大喜利を見ているような気持ちになる。
ジョニーさんのキーワード連想で次から次へととんでもない単語が飛び出したりする。
どれが決まってる歌詞でどれがアドリブなのか、初めて聞いたら全くわからない。
即興で、あんな沢山、あんなに色んなキーワード、出てこないって。
ただただ感心。
ジョニーさんは子供がぐずるみたいな歌い方をするなぁ、というのが印象。
しかし嫌味がない。
それは一生懸命だからだと思う。
ステージは戦場だ。
林三さんは、マシーンみたいにクールなポーカーフェイスで美しくヴァイオリンを弾く。
姿勢とか表情が何かエロい!
ジョニーさんが無茶振りで、
【雅楽みたいなさ、ぷぁ〜ん!みたいなのが欲しいんだよ!】
みたいなこと言い出して、いやいや、ヴァイオリンで雅楽て!と、会場も苦笑していたら、くすり、と微笑した後に、林三さんがまさしくそれっぽい音楽を奏で出した…!
これには驚愕でした。
そして、優雅に演奏してる途中に突然、至極真面目な表情&イイ声で
【ぱっぱっぱらっぱ〜】
とかコーラスし出すのが面白すぎます。
コーラスはドラムのアナーキーさんもやっていて、声と楽器とみんな同時進行で、一見バラバラなのにとてもまとまってるのが凄い。
いやぁ…凄く堪能しました。
途中で
【良かったら座ってください】
と、椅子を沢山持ってきてくれたマスターのお陰で、後半快適に見れたし★
会場を出たら我々のコマツさんが目に入って。
【会える気がしてたんですよー。】
と。
他に殆ど知り合いがいなかったのもあって、コマツさんと沢山お喋りしました★
なんかできたらいいねー、が、実現出来たらいいなぁと思うので、私も邁進しなくては。
視野が広いんだか狭いんだか、何とも言い難い活動期に入ったなぁ、と思って、でも、やりたいことが出来ていて。
そういったことで我慢する必要はあまりないと思って。
ただ死ぬの待つだけなら今すぐ死んだ方がいいでしょ。
だったら満足出来ること沢山しなきゃ、と思う。
私が小劇場界(実際一纏めには出来ないんだけど)あまり好きじゃないのは、ぼやぁっとしてるのが多いからだなぁ。
芝居やれてれば幸せです、みたいなのは私は好きじゃない。
アーティストだろうが演劇人だろうが、問題は、その先になにがあるか、だよね、って話を昨日ちょこっとして。
ビジョンとアクションを成り立たせないと、口ばっかとかやっつけになっちゃうから。
むーん。
常に自身を向上させる意識が大切ですね。
水中、それは苦しい、いいライブでした。
また何かの折りに見に行こう。