とゆわけで、
Mrs.fictions presents
【15 MINUTES MADE vol.6】
@シアターグリーンBOX in BOX
見て参りました★
会場にて早速ミ世六メ兄さんに会って、開演まで色々お喋り★☆★
そう、先日の猫道節で、そういえば、あまりちゃんと話したりしてないよねー、ってことを言ってて。
だから何だか嬉しかったです★☆★
して、開演★
※今日開演したばっかりなので、ネタバレオッケィな人だけスクロールしてレポート見て下さいませね↓↓
先ずはロロ。
嫌な(?)予感はしたんだ、舞台上に敷かれたり吊られたりしたビニール素材の布。
先日見に行ったロロのお芝居も、水を多用していて、舞台上に水溜まりが出来るような作りで。
今回も、カラフルなアクリル絵の具みたいなのがバッシャバッシャ。
でもそれが、【大量殺人】を現すものであって、でも、それだけじゃないようで、夢みたいで、虹みたいで、とっても綺麗だった。
男が101人目に付き合った女の子。
彼女の何がそうさせたのか、今まで付き合ったどの子よりも好きになっちゃって、いや、前の彼女たちも好きなんだけどね、みたいな、そんなこと言いつつも、どうしてこんなにハマっちゃったのかなぁ…みたいな。
理不尽に殺されていく人々と、自分と彼女の世界を打ち壊してでも叫ばなければいけない、しがみつかなければいけない何かがきっとそこには確かにあって、だけど、世の中そんなに思い通りにいかないわけじゃん。
本当に手に入れたいと思うものを手に入れられる人って少ないよなって思った。
2番手は劇団掘出者。
ある日、引き篭もりの男のところに【お母さん】を名乗る女が現れる。
明らかに自分より年下で、名字も違うし、な相手に戸惑う男。
だけど、【お母さん】は【そんなの関係ない】と言う。
困惑するところへ、女の元彼みたいな男が突然現れ、女と口論を始める。
その元彼みたいなのってのが、本当にダメ男で、でも、自分がダメだってのを盾にして他人から何かをもらおうとしてる、本当にイヤな奴で、例えば叱られたり、だとか、愛されたり、というのを、求めるだけは一人前に求めるわけ。
女は女で、それにうんざりしてるわけなんだけど、自分もその男とたいして変わらないことしてるってのに気付いてなくて。
結局、引き篭もりの男にしてもそうで、全員が全員、自分勝手で我が儘で、どうしようもない。
最後、引き篭もりの男に【抱き締めてよ】と言われた女が、【ちょっと待ってよ!今、やってるとこだから!】と言うんだけど、ああ、何かそれ、分かるなぁ、とか思っちゃいました。
摺り合わせることっていうのは、本当にエネルギーを使う。
3番手は劇26.25団。
友達もいないような女が、隣人に一目惚れしちゃって、盗聴生活を始めて…
その男は高校生に勉強を教えたりしている大学生で、案外勘違い野郎で。
女子高生に手を出しちゃって…って中で、馬鹿馬鹿しくも最もらしいこと言っちゃったりして、結局男と女子高生は相思相愛で盗聴女は勝手に降られちゃうんだけど、その後も盗聴を続けてしまうという悲しさ。
要所要所でカッティングしてくる、盗聴女の両親からのビデオレターが微笑ましすぎていいスパイスであったし、劇中の場転や構成も面白かった。
若いとき、何かしらやってしまうどーしよーもない過ちも、その時は世界が終わるかも!ってくらい重要なことだったりするのに、振り返ってみるとホントにつまらないことだったり。
でも、それを大事に思えるか思えないかって、大きな違いだと思う。
4番手はバナナ学園純情乙女組。
今回もやってくれた!って感はありました(笑)
ただ、やっぱりバナナは芝居やるよりも歌って踊っていた方が輝いてると思う。
芝居は何でああいう作りなのか…いつも不思議だ。
全然親切じゃないのがあえての狙いだとしたら…
いや、うーん…
もう少し考えるべきだとは思う。
やはり、劇場が似合わない団体である。
オープニングのミ世六メ兄さんが格好良かったですよ!!
5番手はワワフラミンゴ。
雰囲気はとっても好きなのだ。前回見たときから。
女の子が色んな意味でみんな可愛いのだ。
しかして、ここも劇場が似合わない団体だと思う。
というのも、地の利を生かして二倍にも三倍にも世界観が膨らむ団体であるので、殺風景な劇場ではワワフラミンゴの紡ぐ世界が霧散してしまうと思うのだ。
羽毛布団は布団に詰まっていないとただの飛び散る羽根、だ。
うん。もっとこう、きゅっと出来る団体だと思うだけに残念であった。
6番手はMrs.fictions。
神様、と呼ばれる、多分ホントに何かしらの神様な男と、その神様が好きになってしまった女の子と、その彼氏の話。
舞台上で2つの話が平行して進められる。
神様と女の子。神様の部屋。
女の子の彼氏と友達。立ち飲み屋。
神様には立ち飲み屋での風景が見聞きできていて、その女の子のことが好きなだけに色々葛藤する。
結局振られちゃうんだけどね。
最後の山手線のくだりは好きでした。
プァーーン…ってね、何か、気持ち良くて。
全体を通しては、うん、6つの違う団体が出てて、それぞれやりたいことをやってる!っていうのは、このイベントのいいとこだと思うの。
ただ、そのために場転にかなり時間がかかってるってのがやっぱり難点だと思う。
一応、魅せるようには作ってるんだと思うんだけど、芝居をあまり見たことがない人とかにとっては裏側!みたいな感じで楽しいと思うけれど、そうでない人達にとってはちょっと疲れちゃうかもなぁって。
うん。楽しいんだけどね、確かに。
パタパタ場面が変わるのは。
終演後、ミ世六メ兄さんに挨拶!しつつ、あひるなんちゃらの方を紹介してもらい、お話したりとか、バナナ学園主宰の二階堂さんに挨拶したり、ちょっとテンションあがりました(笑)
しかして、バイト時間が迫っていたのでアフタートーク聞く前においとますることに。残念。
だけど、駅まで、会場に来ていたDULL COLORED-POPの谷さんとnatsumi*お姉と一緒でるんるん♪♪
土曜日、小櫃川桃郎太一座初稽古&顔合わせが楽しみすぎます!