DULL-COLORED POP
【4.48サイコシス】
@シアターサンモール
見て参りました★
会場に着くなり、
【流騎亜さんですよね?】
と男性に声をかけられる。
見覚えのないお顔だったので【?】と思っていたら、マイミクのGetsさんで!
私のお芝居を見に来て下さったりしていたのですが、なかなか直接ご挨拶出来ていなくって!
なので、お話出来て良かったです!
して、開演。
今回は主宰の谷さんとnatsumi*お姉の2人芝居。
イギリスの劇作家で、20代後半と、若くして首吊り自殺で死んじゃったサラ・ケインの、遺作(?)を谷さんカラーにてお届け★というもの。
私はイギリス演劇を知らないし、サラ・ケインを知らないし、DULL-COLORED POPも見始めたの最近だからもしかしたらえらく検討違いな事を書くかもしれないけれど、とりあえず私なりの感想をば。
開演後3分くらいまでは、正直【今回見に来て失敗だったかなぁ】と思った。
当人(恋人)たちはああいう時、至って真面目なんだろうけれど、他人のノロケを寛容に見守る文化がそもそも日本人には慣れないんだと思いました。
別にそこは、意図であれ何であれ、そういう時間だったことがある種残念でありました。
その後から、きちんと文学的な面で引っ張ってくるのは流石で、文学的にするからこそヘビーな話を良くも悪くも有耶無耶にしている気がして、芝居なんだなぁって思わされました。
登場人物が女だけだったらきっと見ていられなかったと思う。
【人生に絶望しているから、薬を大量に飲んで、手首を切って、首吊って死にたい!】
って、本気で思ってる女と、医者・男の話で、彼女にとって信頼出来て、信頼出来ない相手が男であって、
男は彼女の心に近付きたいのだけれど彼女は近付かれたくない。…助けて欲しいとは心の隅で思ってはいるんだけど。
みたいな、分かる部分もあるから余計モヤモヤしますが、それを言葉で連ねてるだけだったら辛かっただろう。
色々遊び心のある演出がそれを助けていたと思います。
気持ちが弾け出す風船
着飾りかさばって行く洋服
紙で遣り取りされる心
が良かった。
それにしても、正直途中で意識失いました(汗)
この前テラ見に行ったときもそうだったけれど、お芝居見に行って落ちるって事があまりないはずなのにどうしてかなって、その時も今日も考えたのですが、
【ワタシクルシインデス】
って、叫ばれてるのが苦手なのかもって思いました。
他人の負のエネルギーに自分が巻き込まれるのを本能的に遮断してるのかも、と。
だって、そんなんに生命エネルギー削られてる場合じゃないもの。
リスカとかしてて、それを周りにひけらかしてる奴とか本当に嫌い。
死にたいなら死ねばいい。
【可哀想】とか言って欲しいとか、心配してほしいとか、自惚れてんじゃねーよって思います。
その点、サラ、というか、劇中の女は真面目に自殺することだけを考えてて、それで首吊って死んだんなら大したもんだと思う。
リスカしかしない奴とかマジで中途半端!
何なの!
一生懸命生きてる人たちに失礼だよ。
腹立たしい。
やるんだったら手首じゃなくて切腹でもして内臓ばらまいて果てやがれ!って思う(笑)
本当ちっちゃい。やることが。甘いしダサい。
劇中でも、リスカした女に男が、
【子供じゃないんだからさ、卑怯だよ。】
って台詞があった。
言われて当然だし、言われるべきだよねー。
巻き込まないで欲しいよ、他人を。
自分のこと棚に上げる訳じゃないけど、誰だって苦しく思う時とか辛くて悩んだりする事ってあるじゃない。
人生それぞれ色んな事あるわけだしさ。
大抵そういう甘ったれてる人には
【流騎亜さんは強いから…】
みたいな事言われるんだけど、私は何よりもその一言が一番腹立たしいわけよ!
人を立ててるようで、結局自分が可哀想って言ってるだけじゃん!
いい加減にしろよ!と思います。
とかとかなんとか、色々思ってたらすごく腹立ってきて(死)気付いたら意識失ってました(死)
でも、サラ・ケインの書いたお話を谷さんが脚色していたとはいえ、随分【男の人が書いたんだなぁ!】って作品に仕上がっていたように思う。
劇中でいうと、どちらがメイン、ってわけでもなさそうだったのに、随分男目線だったように思いました。
男が憧れてる女って、あると思う。
男の方が随分とロマンチストだし。
何かちょっと、そんな憧れ、みたいな部分も感じました。
何かを失うのは寂しい。
自分の中で何かが欠落していることに気付くのも寂しい。
サラ・ケインという人は、戦っていたんだろうなぁ。
とか、思いました。
若干酔ってていい気分なので好き放題書きましたが…。
会場では三沼さん、カナさん、小櫃川さん、奥様、masakicさん、ひさしzさんなど、知り合いが沢山いてきゃいきゃい★
DULL-COLORED POPの飲み会にちらりとお誘い頂いたのに顔出せなくて申し訳なかったです。
小櫃川夫妻と三沼さん、カナさんと飲んでました。
お酒の種類がスッゴく豊富で素敵なお店で、久々に日本酒を沢山飲みました〓
やっぱり美味しい〓
幸せ〓〓〓
ひやおろしの日本酒が格別に飲みやすく、美味しかったです★
そこに、【蒸鍋】〓〓
その名の通り、巨大な蒸籠でお野菜とかお肉・海鮮を蒸すのですが、これが…〓〓
旨味が凝縮されて美味…っ〓〓〓
あれやこれやの話もどれも面白く、本当に幸せな時間を過ごせました〓〓〓〓
黒一点の小櫃川さんがタジダジでしたが…(笑)
是非ね〓
蒸籠を購入していただいて、今度蒸鍋パーティーを〓(図々しい)
帰りは夜風を浴びながら、新宿まで歩いて帰宅!
これからまたパソコン仕事せにゃー〓〓〓
明日はまたバイトして、夕方からS.A.R見に行きますよ〓〓〓
17時までバイトだから遅刻確実だけど…(汗)