スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

もののけ監房

さてさて、本日ですが…


お昼は大塚にて
【もののけがたり】
@スペースMURO


を見て参りました♪


途中、猫道兄さんと一緒になり、一緒に観劇★


雰囲気のある和空間に簡素なステージと照明。
趣のある屏風。


椅子席も若干数ありましたが、ここは座して聞き入るのが良かろうと、一列目の真ん中を陣取る。


演者さんとホント、目と鼻の先。


開演前、猫道兄さんとあれこれ喋っていたのですが、私達が口を閉ざすとほぼ無音に近い場内。


うをを!(汗)


何かぞくりときて、最後は私達も口を閉ざしてその時を待ちました。


きぃん、と静寂が支配する場内に、すっ、と鎌鼬のように始まったもののけがたり。


振り袖火事、は、若い女の無念の話。


語り部さんとちらりちらりと目が合うのがどきり、としました。


照明が素敵。


幽霊って死して尚消えない人間の【陰】の部分。
仄暗く影の差す語り部さんの顔にひっそりとそれが浮かび上がったかのような感覚でした。


手負いの蛇、は、語り部さんの得も言われぬ表情が印象的。


決して怖い話でなかったはずなのに何故かひんやり、とした空気が漂っておりました。


いいな、ああいう表情出来る人素敵。


耳なし芳一、は、ポピュラーな話なのに、しばらく振りに聞いたからか新鮮味がありました。


琵琶の弾き語りとクドヒデさんの語り。


情景がまざまざと浮かびました★


芳一が平家物語を弾き語る一説は、目を閉じて、琵琶の音色と句に魂を傾けました。


目の見えぬ芳一と、実体のない亡霊たち。
私達はきっとその狭間に座していた。


後方に存在感を放つ屏風も、その時ばかりは鬼火がほのめく墓地に見えてならなかったのです。


むん(=°ω°=)
あっと言う間の終演でした。


終わって猫道兄さんが
【これは大人の遊びだ】
と言うのに共感。


うむぅ★
素敵な大人になりたいものです〜♪


演出のこかげさんとクドヒデさんに挨拶をして会場を後にしました。


帰り道、猫道兄さんと色々話しながら駅まで。


某ツアー、私も仲間に入れてください('∇')♪


本当にパワーのある人が周りに多い。


私も自分の道をしっかり見据えなきゃな!


もののけがたりは明日のお昼もスペースMUROでやっておりますので是非に★



大塚から一時帰宅しまして衣装替え。


その後バイトがなきゃそのままでも良かったんですけどね。


神楽坂にてぐいやさんと合流しまして、


【奇讐監房】
@神楽坂die pratze
(綴り間違ってるかも)


見て参りました。


いやいや、会場は超満員!


私達は丁度良く空いていた一番後ろ中央の席へ。


私もぐいやさんも舞踏というものは未知の世界。


ドキドキしつつ開演を待つ。


そして、開演。


正直、私の稚拙な語彙力では切り取られたあの時間の説明はとてもじゃないけれど恐れ多くて出来ません。


それに、きっと会場にいた一人一人、流れ込んできた世界観は違うものだと思います。


きっと、10年後、また同じものを見ても、私の中ででさえも違う風景が見えるに違いありません。


言えるのは、私もぐいやさんも大満足だったということです。


私は横目で世界に入り込んでる兄さんを見たし(笑)


いや、本当にまばたきするのも躊躇われる空間だったんです。
かなりの集中力を要しました。
それは私がまだ未熟だから精一杯だったのかもしれませんが。


きっと感じ取ったものは近かったと思いますが、敢えてお互い内容について語りませんでした。


私も未だ整理できていません。


帰り道、ぐいやさんののろけ話が右から左でしたもの(ぇ)


未だ頭がぼんやりします。
前の記事へ 次の記事へ