「キミに支配されたくない。寧ろボクが支配してやりたいと気が付いた時には、流石に自分がどうかしてると思ったけどね」

「……」

「キミを許してあげる。キミの為じゃなく、キミに執着するこの気持ちと向き合う為に。」


「この仕事に就いて、嫌な人間をいやと言う程見てきた…どうしようも救えない奴が居る事も良く解っている。」

淡々と話すリゼルグ。

「だから君なんて可愛いもんさ。こうして罪悪感にかられてボクの様子を伺ってる。今も」

慈しむ様に目を細めたリゼルグは「そして、昔も」と付け足した。
凝視したまま動かない…否、動けないままでいるハオを、リゼルグは「馬鹿だね」と笑う。

ボクもキミも。
憎しみか愛しさか分からない執着心を抱えて、今日も生きていく。


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書きかけ小説が、電源落ちて消えてしまった記念ΩÅΩ;←
今日の夜にはUpするはずだったリゼハオのモトネタ。
ううぅ…(悶絶)