とても仲良くしていた友人がいた。
着る服も聴く音楽も今までの生き方も全然ちがう2人。
お互いとても頑固で、我が儘で、大人ぶってるくせにものすごい幼くて、でもきっと、互いに互いが大好きだった。
毎日、昼も夜もいつもほとんど一緒だった。
離れてしまったのは些細な理由の積み重ねだった。
きっと、今までが近すぎた。
なくしたくない、大切なひとなのに。
きっと、互いが互いに踏み越えてしまった。
そして、自分に思いやりが欠けていた。
そのこに子どもが生まれました。
すごく、かわいい女の子が。
会いにきてほしいと言われました。
ちゃんと、言わなくちゃ。
伝えなくちゃ。